ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章のレビュー・感想・評価
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続きがきになる
実写化ということで気になっていましたが、前評判があまりよろしくないので、できるだけ期待値を下げて鑑賞しました。
■映像
序盤で杜王町の街並みとして映された引きの絵がどう見ても海外のそれだったので、え!違和感が…と思いましたが、最初だけでした。
場面が街中での映像になると特に違和感なく、特に屋内などは程よく杜王町の世界観に合っていました。
また、基本的にダークな感じにアレンジされていましたが(ストーリーも原作やアニメのコミカルな部分は除外されています)、ジョジョには合っていたと思います。
■ストーリー
原作の展開を知らない方でもわかるように加えられたオリジナルの脚色が良かったです。
特に東方巡査のバックグラウンドの肉付けは後々の展開に疑問を感じさせない流れになっていました。
原作で、なぜアンジェロが東方巡査の習慣まで知ってるんだ?と謎だった方は、映画版だとすんなり納得できるのではないかと思います。
終盤の展開は賛否あると思いますが、下手に大風呂敷を広げて畳めなくなるよりは、あれでも良いのではないでしょうか。
ただ、ストーリー自体は先にも述べた通り、原作を知らない方でもわかるように脚色をしつつわかりやすくまとめられていますが、それでもやはり最低限スタンドの知識くらいはないと、全く知らない人は映画の世界観に入りにくいんじゃないかと感じました。
それと、ストーリーに関係ないですが、個人的にはやりとりの合間合間でちょこちょこ入る間のようなものがすごく気になりました。なんでそこで一呼吸置くんだろう?と感じることが数回ありました。
■役者さん
レビューなどを調べていると、ちらほら不評を聞く山崎さんの仗助は、前出しのビジュアルで見たときこそ、これはどうかなぁと思いましたが、実際に鑑賞したら特に不満を感じませんでした(特に個人のファンではないので、贔屓目はありません)。
原作仗助と比べれば華奢で外見が頼りなく見えますが、原作に寄せた肉体だとそれはそれでどうだろうと思いますし、どこかで拝見した感想ではただのヤンキーに見えるというものもありましたが、一般人から見たら仗助はヤンキーにしか見えないナリをしているので、それで良いのではないかと思います。演技に関しても、そんなにひどいとは感じませんでした。特に東方巡査とのやりとりは良かったです。
伊勢谷友介さんの承太郎も原作の年齢を知っていると、若干上に見えてしまうんですが、オラオラッシュが大変素晴らしかったですし、小松菜奈さんの山岸由花子は出番こそ少ないですが妖艶で美しかったです。
特に良かったと感じたのは、新田真剣佑さんの億泰でした。
アニメ億泰の独特のトーンを上手に演じておられ、億泰ファンとしては嬉しかったです。
■総評
見て良かったです。
続きが気になる終わり方だったので、ぜひ続編も作って欲しいです。
素直に楽しめた☆
原作を上手くまとめており映画化として合格点
原作は第一部から最新まで、リアルタイムでないものもあるが、ジャンプかコミックで既読のライトなファン。
第四部はリアルタイムにジャンプで既読。
正直、映画化の話を聞いたりときは多くのファンと同様に不安しか無し。
それは、上手く映画にできるかというよりベースが第四部ということにでした。
ラスボス吉良の存在感は評価するけど、登場までのストーリー展開のもたつきや敵スタンド使いの魅力の無さがどうしても気になり…第三部と比べてですが。
なので劇場に行くことにためらいもありましたが思い切ってみてきました。
結論としては当初の期待よりははるかに良い!
序盤の展開のアンジェロと虹村兄弟に絞り込み、祖父との関係性を深掘り。
原作モノにありがちな妙なストーリーの駆け足は無く、家族に焦点を当てたのは正解です。
また、音石のくだりをバッサリきり、吉良に繋げたのも二章以降に期待が持てます。
海外ロケは当初は違和感ありでしたが、気にならなくなり、スタンドの描写も合格点。
上手くまとめており、原作ファンのおまけで0.5プラス。
実写映画版の4部を最後まで見届けたくなる
ジョジョの原作は単行本で7部まで、アニメは4部まで観賞済。
三池崇史監督作品は着信アリ、ゼブラーマン、龍が如く劇場版観賞済。
公開前に「漫画原作作品の中ではそれほど悪くない出来だった」「原作ファンは最後に驚く」と言う話を聞き、興味が湧いたので、それほど期待し過ぎない様にハードルを出来るだけ下げて観に行った。
結果、原作の頭脳戦描写や細かいディティールはともかくとして、"今日本映画で出来る『ジョジョの奇妙な冒険』"はここまで来れたか…と言う感慨深いものを感じた。
舞台をスペインのシッチェスにする事で、原作杜王町の西洋らしい建築に日本のセットを組んでいくとそれが"奇妙さ"をより引き立たせるし、仗助達の濃いキャラクターも浮いてる様に見えない演出になっていた気がする。
各々のキャラクターは原作とは異なっている部分もありながら、(後々続編が出るとしても)映画尺を考えれば上映時間内で簡潔に描けるように調整出来ている様に感じたし、マーベル世界の様に別世界の出来事(7部のアレの1つ?)だと考えれば、納得出来るキャラクターだったと思う。
山崎さんのドラララッシュ、伊勢谷さんのオラオラッシュも今後の伸びしろを期待させてくれる(ジョジョの奇妙な冒険ASBからアニメ版の小野大輔さんの様な)演技で良かったと思う。
個人的には國村さん演じる仗助のおじいちゃんの装備が巡査のそれではなく、警察署の中でも特殊部隊を率いるようなそれに見えたんだけど、アレは日本の警官に寄せ過ぎると展開に違和感が出る&街に合わないってことなのかな?
スタンドのCGについて、Twitterで流れてきたものによれば「ジョジョ好きのスタッフが上から『これで良い』と言われてもモデリングに時間をかけ、細部まで作り込んだCG」の話を聞く通り、一体一体細部まで見るのが楽しい(バッドカンパニーは原作ではアーミー兵だった覚えがあったのでもうちょっと装備が前の時代のものを使ってる印象があったけど)素晴らしい出来だった。
終盤の、原作ではレッドホットチリペッパーが襲撃してくるシーンがシアーハートアタックに変わっている所は、仗助のおじいちゃんが吉良の事件を調べていたシーンで、なんとなく映画尺の都合上そうなるんじゃないかと思ってた。
でも、そうなることで今後ストーリーの都合上どこの話を使ってどこの話を省くかを予想するのも楽しい。
ストーリーとしては4部序盤が基礎にありながらも、今回は"人と人との出会い"や"親子"、"受け継がれるもの"ってのがテーマとして描かれていたけど全体として原作と同じく"人間讃歌"がテーマとしてありつつも、各々の章のテーマが異なるのか、今回のテーマで最後まで描くのか気になるので、第二章以降も公開して欲しいな。
康一君の再現度が高かった
原作の康一君は、可愛いけれどどこか男らしい所もある愛されキャラですが、映画でもまんまでびっくりしました。再現度高い。ちょっと頭身は伸びてますけどね。仗助も怒っている時はキリッとして見えるけど、普段は頬の丸さが可愛い高校生にしか見えない。役者さんってすごいですね。ストーリーは原作通りで、特に不満はありません。スペインのおしゃれな家に帰る國村さんや、素敵なパブの入り口に立ち飲みの看板がある事も、違和感よりも笑えるポイントとして楽しめました。面白かったです。
ネットで叩かれるほど悪くはないっっっ!
原作は全巻、超像可動も全種類、アニメも過去のOVA、映画等、全て視聴。結構ジョジョ好きな方かと思う。
興業的に低迷しているようだが、決して悪くないと感じた。
【良い点】
・スタンドのCG
・世界観を反映したロケーション(スペイン良い)
・真剣佑=億泰。台詞まわしのイメージがぴったり。よく役作りされてます。所作も億泰っぽさ全開。ファンになりました。
【イマイチポイント】
・仗助登場シーンのカメとの絡み、C.D.で治療するシーンは欲しかった。気は優しいが、頭のことを触れられるとプッツンするという対比は、仗助のキャラクターを説明する良いシーンだと思うので。
・康一を転校生にする必要があっただろうか?原作では家族や杜王町を守る想いが康一の戦いの原動力になっているが、その後の説得力にかけることに懸念。由花子とのからみのためなら転校生以外の設定でもいけたのでは?
・クライマックス(形兆とのバトル)の間延び感。ジョジョは心理戦が多いので、どうしてもそのような演出になってしまうのかもしれないが…今一つ緊迫感がない。役者の技量だけの問題ではないと思う。もう少しテンポ良くしても良かったかも。
・祖父の死後、杜王町を守るという遺志を引き継ぐという気持ちが仗助に強く芽生えるという流れから、アンジェロのエピソードははずせないのは良くわかるが、ここに時間をかけすぎてる感は否めない。もっと先のエピソードに進んで欲しかった。予算の問題か?
めっちゃ興奮しました!!
原作は1~3部、ジョジョリオン最新巻読了、アニメは4部のみ鑑賞済みの者です。
一部の原作ファンからネットで酷く叩かれていたけれど、やはり自分は気になったので劇場に足を運びました。
鑑賞前主人公役に山崎賢人さん、億泰役に真剣祐さんはちょっと違うのでは(顔が)…と思っておりましたが、実際鑑賞してみるとかなりアニメに寄せてくれていて、何の違和感もなく鑑賞することができました。やっぱり山崎さんも真剣祐さんも演技力ありますよね。
スペインの町並みはやはり外国感が半端なく、最初は違和感がありましたが、見ている内に全然気にならなくなりました。自分は逆に日本でジョジョの撮影をする方がよっぽど違和感しかないだろうなと思うので、監督の判断は素晴らしかったと思います。
内容はほぼ原作に忠実で、どんどん引き込まれました。笑える所も随所にあり、原作よりシリアスな空気が漂う時もあり、原作の良さが昇華されていた印象です。
スタンドの表現も素晴らしかったです!バッドカンパニーは特にリアルでした。あの感じは少年には堪らないのではないかと思います。
家族揃って楽しめるエンターテイメント大作だと思います!第2章が見たくなりました!
変な偏見さえ持っていなければ、原作ファンにも納得のできだったと思います。
家族みんなで鑑賞しました☆
魂が原作に合致
思ってたよりは、
贔屓目なしに
良く出来ていたと思います。
セリフやストーリーもほぼ原作に忠実で、一部違う部分はあったけど、映画という時間制約がある中では仕方ないのかな。スタンドのCG再現も素晴らしかった。
今までの実写はを遥かに凌ぐデキだと思います。
しかしジョジョを知らない人が観ても面白いと思えるのかなあと思いましたが、他のレビューを見る限りでは楽しめるみたいですね。
キャスティングも抜群だったかと。
岡田くんの形兆が一番かな。
意外と観月ありさもハマり役だと思います。
たしかに街並みが綺麗で良かったですが、わざわざ海外でやる必要はあったのかなとちょっと思ってしまいました。あまりにも日本では見ない景観だったので。
↓ここからガッツリネタバレ↓
仗助が杉本家の事件の内容をたまたま見た体の時点で続くんだなと確信しましたが、形兆がレッチリではなくシアーハートにやられるのは意外な展開でした。ついでに弓と矢も壊したのはなんで?とか思ったけど。
細かい点ですが、倫子が既に「トラサルディ」に通ってるのもツボです。次出てくるのかな?
吉良の配役が誰になるのか。第2章はそこが注目ポイントになりそうですね。玉木宏あたりか?重ちーも出てくるのかな?由花子はスタンド能力発揮するタイミングなさそうだけど...康一が覚醒する時かな?
既に妄想が止まらないぐらい続編楽しみにしてます♪
思ったよりは‥
とは、あまり言うのは好きではないですが、当にその通りなので。
ハードルを思いっきり下げた結果、思ったより良かったよ、て意味ではなく、予想を軽々と越えて来たよって割と肯定的な意味で思ったより良かった。
言い出せば言いたい事は山ほどあるんだけど、面白いか面白く無いかと問われれば面白かったしキャストもハマってた。
特に億泰!イケメンの真剣佑が本当に勉強して億泰になりきってるのが解るしあれはリアルに億泰だった。後ろ姿なんか当に(笑)
それに比べて山崎くんの仗助はもう一頑張りってところでしょうか。
本人のせいだけではなく、脚本や演出の影響もあるのでしょうが、ちょっとツッパリ過ぎて原作の超フレンドリーな仗助とはイメージ合わないし、周りとの関係(特に康一との)が少し変になってるのも残念。
一点だけ原作と違う展開になって残念なシーンがあったが、(あのクオリティのCGであのスタンドが見たかったので)それ以外は上手くまとまってたと思う
意外といけます!悪くない!
酷評が多いのは承知の上で覚悟して見てきましたが、そんなに悪くなかったです。むしろよく実写化できていて、おもしろかったです。原作は何年も前に読んだきりで、内容をほぼ覚えていなかったのがよかったのかもしれません。というのも、ジョジョの家系やスタンド能力といった基礎知識があったおかげで、作品世界にすんなり入ることができ、展開を忘れていたおかげで、ストーリー改変に不満を抱かず、本作の脚本を素直に受け入れることができたからです。
また、キャスティングもうまくはまっていたと思います。神木くんも岡田くんもよく演じていましたし、中でも山田孝之さんのアンジェロはまさに怪演でした!さすがすぎます。加えて、スタンドもCGでうまく描かれ、違和感なく溶け込んでいました。ジョジョの世界を実写化できるところに、ようやく技術が追いついたんだなとうれしく思いました。
そんな中、唯一もの足りなかったのは、山崎賢人くんの仗助です。がんばっていたとは思いますが、やはりイメージというかオーラというか、仗助のそれとは違う気がしてしまいました。演技力がないわけではないので、第二章以降で山崎流仗助を完成させて、最後にはハマリ役だったなと思わせてくれることを期待しています。
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