At the terrace テラスにて

劇場公開日:

At the terrace テラスにて

解説

「友だちのパパが好き」の山内ケンジ監督が、第59回岸田國士戯曲賞を受賞した自身の戯曲「トロワグロ」を映画化。緑に囲まれた豪邸で開かれたホームパーティ。宴が終りを迎えようとする頃、帰ろうとしたデザイナーの斉藤と妻はる子を、屋敷の主人である専務夫妻が引き止める。ほかに残ったのは、痩せた中年男と童貞っぽい会社員。さらに、専務の大学生の息子が帰宅してくる。他愛のない会話が交わされる中、誰かがはる子の腕の白さを褒めたことをきっかけに、会話は思いも寄らぬ方向へと転がっていく。はる子の「白い腕」をめぐってそれぞれが胸に秘めていた欲望や嫉妬、秘密が明らかになり、事態はやがて思わぬ展開を迎える。「女優霊」の石橋けい、「ハッピーフライト」の平岩紙ら、キャストには舞台版のメンバーが再結集した。

2016年製作/95分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2016年11月5日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
山内ケンジ
エグゼクティブプロデューサー
小佐野保
プロデューサー
石塚正悟
野上信子
ラインプロデューサー
中野有香
撮影
橋本清明
照明
清水健一
録音
渡辺丈彦
スタイリスト
加藤和恵
平野里子
ヘアメイク
たなかあきら
編集
河野斉彦
音響効果
森木由美
キャスティング
山内雅子
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(C)2016 GEEK PICTURES

映画レビュー

3.5社会性と理性の狭間

2024年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2024
34本目

予測不能の一幕劇。
深夜に見るのをオススメします。

このテラスを90分間、覗き見する映画です。
なので唐突に始まります。
これがなかなか面白く、飽きない。

映画の題名の通りテラスを舞台に関係性を保ちながら、理性が少しづつ壊れていく。
お開きにしたいのに、したくない。

何かを期待しているのか、欲望を隠しながら少しづつ漏れていく…。

人間模様が面白い。

心がそこにあるのか、無いのか。

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M.T

5.0オリーブつまみにグラッパ飲みたい

2022年5月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

もう最高。一軒家のテラスという非常に狭い空間の中で、繋がりの希薄な人間らが複雑に絡み合う。二重三重四重に、蜘蛛の巣のように整然としたものではない、その景色は美しきカオスだ。

日本人にしか解らないであろう、あの微妙な空気。あの不思議な関係性。生々しすぎて、思わず眉をひそめたくなる会話と空間。そして緻密に描かれた(笑)恋愛感情。もうたまらないエンターテイメント。スタンディングオベーション級の名作。

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LADA

3.0舞台のような

2021年2月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

深夜に見ましたが、眠くなることなく最後まで楽しめました。ところどころ、舞台だと想像の中で勝手に修正して違和感にならないようなところが、映画だと人との距離感や場面がはっきりしすぎて違和感になる場面がいくつかありましたが、それはそれでドキッとして面白く。例えば、専務が春子の腕を触るとこは近くに旦那や自分の妻がいるのにやるかな?とか。

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しんのす☆

2.0サスペンス皆無

2020年4月16日
スマートフォンから投稿

登場人物の事がだんだん分かっていく楽しさ、ミステリー的な要素ばかりが際立って、駒が揃ってからの緊張感が全くない。
ハルコ役はもう少し綺麗な女優なら物語に入りやすいかなーという気がした。あそこまでさっと剥き出しの専務の嫁とか、一目惚れ(?)する青年の心情に乗っていけない。神輿になれる女優ってそんなにいないよねと。

それにしても嫌な人たちしか出てこない笑
引用してるのは団地の一室に戦後の退廃のなか暮らす家族のあの映画だよなと思うのだけど、どうもワンセットじゃ映画ってラストまで行けない所があるようだ。

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