「兄弟の不仲が生んだ奇跡の音楽ドキュメンタリー」オアシス スーパーソニック minavoさんの映画レビュー(感想・評価)
兄弟の不仲が生んだ奇跡の音楽ドキュメンタリー
まだまだ知られてないころのA24の音楽ドキュメンタリー。
ツェッペリンのドキュメンタリーを見てこの映画のことをおもいだした。
ツェッペリンのドキュメンタリーでは、亡くなったドラマー、ボンゾの生前のインタビューテープと、メンバーの現在のインタビューで構成され、観る人が自然にメンバー間の互いをどう見ていたかが伝わるような編集になっている。
一方こちらのオアシスのドキュメンタリーは、ギャラガー兄弟の仲が最悪だった時に制作されたため、兄弟揃ってのインタビューが実現せず、あの時どうでしたか?みたいな共通の質問を個別に収録せざるを得なかった。
これが映画の奇跡を生む。
なんと、あれだけ仲が悪く共通の想い出さえも否定しかねない二人が、共通の質問に別々の場所で、ほぼ同じ答えをしている。
このことが、今は仲違いしている兄弟が心の奥底ではしっかり繋がっていることがわかり、ファンにとっての未来の希望を示す。
ラストのお母さんからのメッセージが泣かせる。
「あんなバンドさえやらなかったら、家族で仲良く暮らせたのに」
ついに再結成したオアシス。
お母さんには二人の姿は届いているのか。
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