はるねこのレビュー・感想・評価
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話国
所為、前衛芸術かぶれ。
でも“前衛的”をやる気満々で、それをある程度高いクオリティで出来てるのは素直に凄い。
音楽がとても良かった。
寓話的な世界観で、暴力性を現す者は俗物であり結果的にその世界に嘲笑され取り込まれるという、日本昔話の時代からあるありきたりさ、ある意味での普遍性は垣間見えたが、まあ基本的には意味不明だったよね。
ものすごい既視感というか、一種の懐かしさを非常に強く覚えたが、途中で思い出した。
それは「お話の国」と「青春アドベンチャー不思議屋シリーズ」。
NHK好きなのかな。
10
演劇映画が目の前に
亡くなったりりィさんが出ているしと、内容を把握していないまま鑑賞。
何だこの映画は。
演劇だ。
映画だ。
複雑だ。
残酷だ。
そんな中、子供の存在に癒され、またおかしくも感じる。
平均台に乗っているような、不安定な世界観。
自分がこの森に行ってしまったらと思うと、ぞっとして仕方がない。そしてその世界を知りたいとも思う。
そして劇中・エンディング曲の甫木元空監督の歌声の繊細さと粗さが相まってとても良かった。
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