サクラダリセット 前篇のレビュー・感想・評価
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能力活用術
原作未読、予備知識なしで鑑賞。
バンフにどこまで書かれているかわからないけれど、人物と能力の設定の知識は予め持ってみるべきかも。
能力の概要は説明してくれるけれど詳細はわからず、「多分こういうことなんだろうなあ…」で話が進んで行く部分が多く、置いてきぼりになり気味だし、こういう設定だから都合が良いのは仕方ないとしても辻褄が合っていない様に感じた。(鑑賞後にWikiで能力を読んで一応納得は出来た)
アクションではない為、こういう超能力ものにしては穏やかに話しが進み、柔らかめだけど若干陰を感じる空気感でテンポはゆったり。
一応今作でも話は通っており、能力やそれを上手く使って出来ることを楽しめるが、伏線や背景、じゃあそれは何で?の部分は投げっぱなしで、さあここからスタートという終わり方。
春埼美空のキャラが切ない
原作は未読で予備知識も無いまま鑑賞。
学園物で超能力物というので、もっと派手な感じを想像してたけど、役者の演技、特に主人公の二人は終始シリアス顔なので意外にも重くて暗い雰囲気の映画だった。
住人の半数が超能力持つ咲良田市という設定もすんなり受け入れられるかが心配だったけど、市街に出ると能力の事について忘れるという設定で割と受け入れるのは困難ではなかった。
この話の肝は超能力戦とかじゃなくて、浅井ケイと春埼美空と相馬の三角関係でしょう。相馬を生き返らせようとする浅井に黙って従い、最後にリセットを指示された時の彼女の切なさを思うと泣きそうになった。
でも浅井の考えた相馬が生き返る理屈がイマイチ理解出来なかった。村瀬の能力をよく理解出来ていないのが理由だと思う。
前編ではちょっと我が儘な女の子という印象の相馬が後編では本当の姿を見せるようです。相馬が立てた計画とは?後編、観に行きます^^
あと玉城ティナの使い方がちょっと勿体ないなと思った^^
まあまあでした。
超能力集団の話。そんなに好きと言うわけでもないけど嫌いでもない。だから観ました。(2年前のストレイヤーズ・クロニクルも観たけど。そいえばこれにも黒島結菜さん出ていたんですね。)
まあまあおもしろかったです。俳優もよかったと思います。
他の映画のレビューで、「エンドロールが終わるまで席を立たないで。」というのがあったのでこの映画でもずっと見てたら・・・。最近多いですね。楽しいけど。
「at Home」を観てから黒島結菜さんのファンだけど、全然変わらないっていうかかえって若くみえました。最近、高校生役をやる女優さん多いけど・・・。黒島さんはよかった。
個人的には面白かった
特殊能力のひとつひとつが伏線になっていてお見事です
ライトノベルにありがちな"特殊能力者"+"タイムリープ"。特殊能力者が出てくると"X-Men"パターンになりやすく、映像も派手なVFXに囚われる傾向にあるし、"タイムリープ"は言わずもがな。プロットをひっくり返す、便利な飛び道具に使われるだけ。どうせあるある話かと思いきや、これはタイプの違う、眉村卓っぽい青春ミステリー。
春埼美空の"リセット"と、浅井ケイの"記憶保持"。男女2人の能力が揃って初めて、過去の出来事を変えることができるという設定が見事だ。
特殊能力のひとつひとつが伏線となっていて、よく練られている。能力者の数だけ伏線がぎっしり詰まっていて、その組み合わせがこの作品のキモになっている。2部作とはいえ、映画という短い尺の中で、ひとりひとりの能力を説明しながら、ストーリーを進行しなければいけないのは厳しいはずだ。
詰まりすぎているので一瞬、"アレっ?"と置いてきぼりにされないように観なければいけないのだが、観終わってから、反芻してみると結構な満足感である、全7巻の小説はもっと充実しているのかもしれないが、映画としてはよくまとめられている。前篇でひとつの事案が解決するので、プロローグとして完結しているのがいい。
主演の野村周平以外は、けっしてメジャーではないキャスティングで、ヒロインの黒島結菜(ゆいな)のフツーっぽさが逆に新鮮でいい。日本映画は良くも悪くも東宝のトレンドに毒され過ぎているからね。
監督・脚本の深川栄洋が、この手の作品を撮るのは意外な感じがする。「先生と迷い猫」(2015)、「トワイライト ささらさや」(2014)、「神様のカルテ」(2011/2014)と・・・ヒューマンドラマが多いので、後篇に心情描写をキープしているのか。ヒロインの春埼美空と、主人公の浅井ケイのビミョーな関係の進展に期待したい。
(2017/3/25/ ユナイテッドシネマ豊洲 / ビスタ)
後篇も観たい。
前篇は「序章」でした
前篇だけ観ても物語として一応完結しますが、やはり「これは物語の幕開けなんだ・・・」という感じでした。
ある「計画」を成功させるため、野村周平くん演ずる浅井ケイが仲間の様々な能力を駆使する過程が、登場人物の紹介と背景の説明にもなっていて、かなりテンポ良くすすみます。
能力を最大限に活かして裏をどう出し抜くか?というのは、ちょっと「デス・ノート」を思い出し、なかなか面白かったです。
後篇がどんな展開になるのか楽しみ。
2回目も観たくなる映画
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