君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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ぐぅ
29:30の「うん」がベストオブべーやんです。
二回ハグするシーンがあるけど全く違う意味だしそれが演技で表現されてるのが凄い。
住野よる先生の言葉の取捨選択が本当に細部に渡って冴えてていくら尊敬してもしたりない。
命の重みは皆、平等。
いつ誰が死ぬかなんてわからない。1日1日を大切に生きなければならない。
ヒロインが余命わずかという設定はよくある。 しかし、最後の旅行にも...
ヒロインが余命わずかという設定はよくある。
しかし、最後の旅行にも行けずに通り魔に襲われて亡くなるというのは、設定自体が無意味になってつら過ぎる。
ヒロインの死後、彼女の家を訪問した際、クールな彼が号泣した時はもらい泣きしてしまった。
いい映画じゃん。
浜辺美波の死に方に「えっ、そんなんでいいのかよ!」という虚無感と無常観は感じつつも、浜辺がグイグイと(ほれ、ほれっ、ワシを抱いてみろ!みたいに)迫ってくる肉食ぶりに圧倒された。死は等しくやってくる、ただそれが遅いか早いかだけという仏教的無常観すら感じた。
センセイ君主(割とつまらん作品)→本作の順に観たが、全然比べるまでもなくこちらのほうがいい。やはり、人の生き死にとはかなさを描く映画はいいものだ。
【月川翔という、様々な青春を見事に描き出す監督を知った作品。切なく涙する時空を超えた恋愛映画】
過去パートと現代パートに分けて、一人の少女の遺された想いを切なくも希望を持って描き出した秀作。
現在と過去の僕、”小栗旬”と”北村匠海”の抑制した演技が、遺された者の哀しみを良く表している。
が、矢張り今作は、過去パートで主人公山内桜良を演じた”渡辺美波”さんの不治の病を抱えながらも、気丈に生きる姿に尽きるだろう。
この女優さんは、今作後喜劇も見事に演じるし、お若いが、ちょっと驚くほどの演者である。
切ない物語だが、現代パートで恭子を演じた”北川景子”さんの姿に救われる、印象的な作品。
<凡百の青春映画とは明らかに一線を画する力作>
<2017年7月28日 劇場にて鑑賞>
作画の美しさ
鑑賞日2019/11/18
命の美しさと儚さをとても深く描けてました。
光の演出とか、音響とか、構成に関しても素晴らしいです。
「君は月夜に光輝く」の後に鑑賞したのですが、断然こちらが好きです。
明日の命の保証がないからこそ、愛していることは今の今に伝えないとだなと感じました。
人生を生きる上で大切なことを教えてもらえた作品でした。
生きるって素晴らしいです。
大好きな作品
2019年16作目
とても良かったです。
こんなに泣けるとは思いませんでした。
最初はヒロインの役柄に何だこれという感じでしたが、
ストーリーのテンポ感が素敵
幸せなシーンがどこか切ない
そしてラスト、衝撃的でした
近年の映画は展開が読めてしまうものですが、
いい意味で裏切られめちゃくちゃ泣けました
そう来たかと、
伏線回収が素晴らしかったですね
日常の何気ない事を考えさせられるとてもよい作品でした
淡々とそして力強く
淡々とそして力強く
こういう落ち着いていて過不足ない演出、脚本、とても好みです。日々を大切に生き抜こうという想いも再確認出来ました。数少ない伏線の回収、驚きと喜びと素晴らしい。良い作品と出会えて幸せです。\(^o^)/
感情移入しづらかった……かな
本作は高校生のプリミティブな恋愛を扱った作品です。
主人公を演じた北村さんの内気で不器用な高校生の演技が光っており、本作品でそこが一番好感を持てました。
ヒロインも浜辺さんが可愛らしく演じているのですが、セリフがセリフじみているというか演出上の「あざとさ」を感じ好きになれませんでした(演技ではなく脚本・演出の問題)。
ストーリー展開としては中高生の男子が期待しそうな恋愛話かなと。これ自体は全く悪い意味ではなく上手く描けている作品なら汚れてしまった(笑)大人でもノスタルジーとともに感動できるのですが、本作品は残念ながらそこまでは至らなかったというのが正直な感想です。
これは先述のとおりヒロイン像の作為が前面に出過ぎて感情移入しづらかったのが原因だろうなあと思います。
北村さんの好演もあり終盤はぐっとくるシーンもあります。なので楽しくない、駄作とはおもいませんがあと一歩惜しい作品、というのが私の総評になります。
キモスイとは具にウナギの内臓を入れたお吸い物。シビレとはホルモン焼きの膵臓のこと
ロケ地はどこなんだろうと考えていたら、ほぼ滋賀県。12年後(現在)に登場する【僕】を演ずる小栗旬は『信長協奏曲』で彦根城をバックに大活躍していましたが、これもまた彦根市だったようだ。映画を観ただけではなぜだか理解できなかったのですが(原作に忠実らしい)、公式サイト等で主人公は【僕】という呼称が用いられている。まさか志賀春樹という名前だから滋賀県を選んだのではないかと疑ってもみましたが、【君】、【秘密を知ってるクラスメート】くん、【仲良し】くん、などと変化する過程が重要だったのですね・・・
登場人物は少ないながらも妙があって、ヒロインの山内咲良(浜辺美波:石川県出身)の親友・恭子(大友花恋、12年後北川景子)の心情の変化や、委員長(桜田通)がいい人からストーカーに変貌するところとか、必ず「ガム、いる?」と言うガムくんも重要な役割を果たしていて、彼の優しさにも驚かされます。
12年という時を超えて・・・と、感動する仕掛けはあるのですが、それよりも咲良が『死ぬまでにしたい10のこと』のようにリストアップするものだから、あの映画もたしか12年ほど前のことだったと考えると、映画に集中できなくなりました。イマアイ、セカチュー、キミヨムなどと当時の映画の略称を思い出してしまうのです。そして今作はキミスイ。浜辺美波はTVドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』にも出演しているようですが、ここまで長いタイトルだと何と略するかもわかりません・・・
ストーリーには触れませんが、予告編を何度も見せられているので、もう映画が始まると同時にウルウルさせられちゃいました。満面の笑顔で「死ぬよ」と答える咲良のセリフだけで泣けるはずです。ヒロインが死ぬことはわかっているので、必ず泣けるベタな作品なのですが、意外と死んだというニュースが流れた時には何故か泣けません。2段階の仕掛けがあるので涙が乾いて安心していたら、最後にまた・・・という感じです。ふふふ。北川景子にも要注意です。
浜辺美波
起伏のない、つまらない原作重視の作品化と思ったら…。
浜辺美波という女優に敬服。辛い心を隠しながら明るく振る舞うその演技に脱帽した。
何も期待していなかった映画だけに、途中から過去と現在がつながる瞬間、ぞくぞくした。共病日記を読んでいる瞬間、涙腺が緩んだ。
人とのつながりって何だろう。そんな思いを馳せる、後味のよい作品だった。
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