劇場公開日 2017年7月28日

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君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価

全664件中、1~20件目を表示

3.5有限の時

2025年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

【75点】
時間は有限だから、1日1日を大切にしたいと思った。
そして、大切な人の時間も有限だから、いっぱい思い出を作りたいと思った。

少し無理やりな設定だと感じるところがあったが、ほっこりする気分になった。

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めだーか

5.0満開の桜

2025年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

数多ある物語の型の隙間にわずかに残されたスペースを、この作品が取った。
そんな感覚を覚えてしまうほど、この物語に心を掴まれてしまった。
いったい何回見ただろう。
未だ見飽きることのないのは、この物語と私との間に感じる真実の様な何かがあるように思えてならないからだろう。
だから小説も読んだのだが、この作品は映画の方がずっとよかった。
さて、
思春期になれば誰もが異性を気にしてしまうもの。
どんなに自分の世界に閉じこもっていても、クラスでの些細な出来事につい注目してしまう。
最近では草食男子という言葉があったように、女性の方がリードするというのが、女性にリードされるというのが、男子諸君の夢なのだろうか?
奥手とか、消極的とか、基本的にそんな男子の方が格段に増えているようだ。
山内桜良
この物語の原動力のすべてが彼女によって行われている。
その彼女との出来事を思い出すのが、志賀春樹の役割となっている。
桜良が春樹に興味を持ったのは、病院で置き忘れた「共病文庫」を志賀が拾い読みしたことだった。
その彼がそのことを隠し持つように黙っていることが、彼女には信じられず彼に興味を持ったという設定になっている。
しかし、同じシチュエーションが起きたとしても、果たしてそんなことはあり得るだろうかという疑問は残る。
また、彼女は以前委員長と付き合っていた。
しつこい彼が好きではなくなり、その後別れた。
時を同じくして彼女は自身の病気のことを知ったのだろう。
すい臓がんという病気は、発見されればすでに手遅れとイコールだ。
調子が悪くなって入院してしまえば、1ヶ月程度で亡くなってしまう。
調子が悪くならない限り、本人がそれを聞かされても実感がないというのが通常だ。
つまり
この物語そのものは、意外に矛盾があるのだ。
ではなぜこの作品にこれほど引き寄せられるのだろうか?
まずは、女子に言い寄られるという男子の夢がある。
知らない街へ遊びに出掛けるのも夢だし、まさかそこで一泊するというのもまた夢。
そうしていつの間にかペースを握られたころでにわかに実感する「死」というもの。
彼女にとっても、自分が認めた誰かを好きになるというか、少しでも想ってもらえるという感覚が欲しかったという点は納得できる。
具合の悪さと入院は、死というものの存在をダイレクトに実感させるのだろう。
その恐怖と戦っている彼女の存在は、彼にとっても次第に現実のこととして共有されていくことになる。
さて、、
作家は桜良の死を病気で終わらせなかった。
もっと残酷に、通り魔に命を奪わせた。
覚悟する間もなかった。
あのビルのTVモニターですべてのことを知る。
春樹にとって、彼女の死に対するショックは井上尚弥チャンプのカウンターのように炸裂したのだろう。
このKOされたショックはしばらく続く。
共病文庫を読みに行ったのも、葬儀からずっと後になってのことだった。
しかし彼はそれで立ち直ったわけではなかった。
そのままの状態で大人になって、ボーっとしたまま教師になって、やがて母校へと異動になった。
この作品は、そんな彼の再生の物語になっている。
ここが原作との違い。
図書館の改築と図書委員の補助
もう教師なんて辞めてしまえと思っていたところに起きた過去を思い出す旅。
聞きそびれた桜良の言葉
そしてその手紙を見つけた時、悶々としていた気持ちにケリをつけることができた。
死別では誰もが似たように、思いを伝えることができなかったという経験があると思う。
純粋であればそれだけ、その思いをいつまでも引きずってしまうのかもしれない。
そしてまた、最後の「僕と友達になってください」という一風変わった着地点。
パートパートをチェックすると、この物語のプロットには多少歪さが伺える。
でもなぜか、その不完全さと主人公の不完全さ、そして純粋な当時の想いが、まるで灰の中に隠れていた宝石のように浮かび上がってくる。
登場人物も、視聴者も、みんな不完全だ。
その不完全さを知り、自分の不完全さと重ね合わせて、そしてそれを赦すように涙があふれてくる。
いつか気が付くときがある。
それだけで十分なのだろう。
そんなことが人生に起きれば、それだけで勝利したことになるはずだ。
だから、どんな時も、いつでも桜は満開なのだろう。
その満開さに気づけばいいだけだ。

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R41

4.0令和のセカチュー

2025年1月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

萌える

大変素晴らしい映画だった。
「令和版セカチュー」と言っていいだろう。現在と回想を絡めた構成や不死の病といったテーマは、セカチューで一度やってる。時代が一回り回ったこの作品は、それでもセカチューには無かった良さもある。
泣きどころがほとんど無い。セカチューは後半、涙が止まらないけど、この作品は終始、桜良の明るさに支えられていて、春樹が泣くときようやく一緒に泣ける(号泣)。
二人だけの話じゃないところが良い。セカチューでも友達は描かれてるけど、本作の方が関わりが深いのは良い。
明るく可愛い浜辺美波ちゃんももちろん良かったが、抑えめ演技の北村匠海小栗旬、ツンデレな大友花恋北川景子、ガム君矢本悠馬上地雄輔も良い。委員長が犯人かと思ったがただの通り魔か。

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あらP★

5.0浜辺美波と北村匠海 永遠なり

2024年12月25日
iPhoneアプリから投稿

遅まきながら2人はやはり素晴らしい

小栗旬も流石

何度見ても良い

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haitanio

1.0原作の勝ち

2024年12月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作を読んでいるので、駄作。
原作は星5つやけど、映画は最低。
内容を変えすぎ、なぜここまで原作を変えてしまったのか理解に苦しむ。
原作は読んで泣いたけど、これは泣けない。

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パンダ笹山

2.5さっぱり

2024年9月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

なにがいいのか全くわからなかった。

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ムーン

4.5切なくて、愛おしくて、何度見ても泣いてしまうだろう

2024年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

自他共に認める地味な男の子とクラスで人気者の女の子の恋物語。 女の子は膵臓の病気であと一年も生きられない。 男の子は、彼女に好意を持ち始めるが、自分が恋愛の対象だと信じられない。 それでも、誠実な態度で女の子に接し、彼女の願いを叶えようとする。 ときに振り回されろうばいする。

彼女も恋に臆病で、自分の思いをストレートに伝えることができない。 かみ合わずすれ違う感情と行動。 その一つひとつのエピソードが切なくて、愛おしくて、悲しい。 彼女が自分に寄せる思いに気づいた男の子が、最後に号泣するシーンは何度見ても泣いてしまう。

一日いちにちをだいじに生きよう、大切な人といる時間をたいせつにしよう、素直にそんなことを考えることができる。 日常生活に汚れた感覚の洗濯のできる映画。

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Awokera

4.5月川監督作品、浜辺美波がキラキラすぎる

2024年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

萌える

ディアファミリーの月川監督つながりでVODで観ました。

映画館で見たらやはり号泣だったかもしれませんが、パソコン画面ではそこまで感情移入ができなかったです。
とはいえ、ストーリーはまさかの展開で、人はいつまで生きるなんて、誰にもわからない。分からないから今を悔いなく生きるというベタなメッセージですが、王道です。
それでもいいんです。

浜辺美波のあのキラキラ感は、そりゃ男子はハートをつかまれますね。

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かずじー

4.0今この瞬間を最大限に活用!

2024年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

最期の時間が迫っている時、あなたは何を考え、どのような行動をするのでしょうか。

この映画は、主人公の山内桜良と【僕】が共に過ごす最後の数ヶ月を描いています。

【僕】が偶然、膵臓の病を患っている彼女が書いていた
「共病文庫」(=闘病日記)を見つけたことから、
【僕】と桜良は一緒に過ごすことに。
桜良は膵臓の病気で余命わずかであり、【僕】は彼女の秘密を守る約束をします。

【僕】の存在が咲良にとって、2人がこれまでに心を寄せ合い、本音で語り合えたことから誰よりも心強い存在であったのかもしれません。

主人公に名前が無いところもこの作品の魅力の1つだと思います。

病気でもそうでなかろうと「今日を精一杯生きる」というメッセージはとても素敵で、時間の価値は皆んな平等であることを再認識しました。

いつどんな時でも目標や期限を決めて、その到達に向けて行動を伴わせていこうと思います。

「終活」のように自分の最期が来るとわかってから行動にされる方も多いですが、時間はみんな平等に持っているものだということを改めて考えさせられた映画でした。

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中野祐治

2.0あんな文章残されたら

2024年5月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

真っ先に彼が疑われないか?

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ムーラン

3.5君になりたい

2024年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

12年も時間がたてば人は変わる。
恭子の結婚式をきっかけに真相が明らかになる。

友達を必要とせず一人で読書をするタイプの主人公、僕。
主人公に具体的な名前が無いところが珍しい設定だと思う。
教師の小栗旬さんと高校生の北村匠海さんが、無口で素朴なキャラクターで珍しい。

演技がすばらしくて、トランプゲーム”真実か挑戦か”をする二人が印象的だった。
お互いに「君になりたい」と思っているところが素敵。

明るく健気で可愛らしい山内桜良を演じた浜辺美波さんが最高に良かった。
桜良にはもっと生きていて欲しかった。

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Don-chan

2.0レビューは高評価ばかりだけれど、自分はあんまり楽しめなかった。あり...

2024年3月10日
スマートフォンから投稿

レビューは高評価ばかりだけれど、自分はあんまり楽しめなかった。あり得ない展開が多いからかなあ?

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ぬおーん

4.5生きるを考えさせられた

2024年1月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

公開当時、なんだよこれ!とタイトルで拒絶してました。
結局見なかった。

見たらみんないい演技でストーリーが二重丸。
公開当時に見ればよかった。
珍しく泣いたし。

生きること、残される者の心の持ちよう、相手の気持ちをわかることの難しさなどなど色々な事を考えてしまいました。いい映画!

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たつじん

5.0生涯で一番の映画

2023年9月11日
スマートフォンから投稿

泣ける

幸せ

もう10回以上みた。
これからも見るだろう。
出会いは偶然ではない。お互いの選択が出合わせた‥‥を聞いて我が妻、我が子が一層愛おしく、また全てをかけて慈しまないといけないと改めて思わせる。
監督の力だろうか?ストーリーと配役と音楽の絶妙な組み合わせには感謝しかないが、これもまた『必然』なのかもしれない。

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ぶき

4.5天才の集い

2023年9月7日
iPhoneアプリから投稿

そんな笑い方されたらよぉ泣けるじゃんよぉ

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浅井成実

4.0浜辺美波さんが可愛い

2023年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

萌える

台詞とか展開が、漫画(少女漫画)っぽくて
現実的ではなく、観ていて少し「う~ん...」と思ってしまいましたが、
(有り得ない台詞回しがどうも...
こんなに都合良く行かないよと思ってしまい)
やはり浜辺美波さんが余りに可愛すぎて目を追ってしまいます。
段々進んで行くに連れて、引き込まれて行く感じ。

青春映画というものはいくつかあるけど、在り来たりのものではなくて
オリジナリティのあるものでした。

見て良かった。そう思えるものなので、迷っている方は是非。

最初の方は少し、人によっては合わないな~と思うものかもしれないけど、
それを何とか我慢して、中盤まで頑張って観て欲しいです。

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ひぃちゃん

1.0主人公の言動に共感出来なかったから

2023年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

高評価の映画みたいだけど、私には全く響かなかった。
ホロっとも来ず仕舞い。
ツボって人それぞれなんだなぁと再認識。

主人公の女の子は君、君って偉そうに勝手に何でも決めていく。真実か挑戦かのゲーム始めたり、「死にかけの少女が…」とか言い出したりイライラしてきました。あの若さで病気があって可哀想だとは思うけど、男の子の気持ちももっと考えて欲しいと思ってしまった。男の子達は逆に皆優しくて性格が良かったですね。

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見聞

3.0キレイに作りすぎてるかな?

2023年2月26日
スマートフォンから投稿

泣ける

今回2回目の鑑賞です。
5年ぶりに見ました。
原作未読です。

クラスメイトが膵臓病ということを知ってしまい、どんどんペースに巻き込まれていくなかで主人公の考え方が変わっていく、そして、、という流れで進みます。

病気であろうとそうでなかろうと、時間の価値は同じで、今を大切に生きなければいけない、というメッセージはとても良く、感化されました。

ただ個人的には、さくらが発する言葉が毎回詩のように綺麗すぎるし、強すぎて、ちょっと怠く感じてしまいました。

さくらの人間らしい描写がもう少し織り交ぜてあると良かったかな?と。
(これは個人的な好みもあります。)

浜辺美波の天真爛漫さには終始癒やされます。

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りりか

4.5今と昔が交錯する構成が巧みだなと感じます。 桜良のワードが毎回良く...

2023年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

今と昔が交錯する構成が巧みだなと感じます。
桜良のワードが毎回良くて何度も見てしまう作品です

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Kana