君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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切なくて、愛おしくて、何度見ても泣いてしまうだろう
自他共に認める地味な男の子とクラスで人気者の女の子の恋物語。 女の子は膵臓の病気であと一年も生きられない。 男の子は、彼女に好意を持ち始めるが、自分が恋愛の対象だと信じられない。 それでも、誠実な態度で女の子に接し、彼女の願いを叶えようとする。 ときに振り回されろうばいする。 彼女も恋に臆病で、自分の思いをストレートに伝えることができない。 かみ合わずすれ違う感情と行動。 その一つひとつのエピソードが切なくて、愛おしくて、悲しい。 彼女が自分に寄せる思いに気づいた男の子が、最後に号泣するシーンは何度見ても泣いてしまう。 一日いちにちをだいじに生きよう、大切な人といる時間をたいせつにしよう、素直にそんなことを考えることができる。 日常生活に汚れた感覚の洗濯のできる映画。
月川監督作品、浜辺美波がキラキラすぎる
ディアファミリーの月川監督つながりでVODで観ました。 映画館で見たらやはり号泣だったかもしれませんが、パソコン画面ではそこまで感情移入ができなかったです。 とはいえ、ストーリーはまさかの展開で、人はいつまで生きるなんて、誰にもわからない。分からないから今を悔いなく生きるというベタなメッセージですが、王道です。 それでもいいんです。 浜辺美波のあのキラキラ感は、そりゃ男子はハートをつかまれますね。
今この瞬間を最大限に活用!
最期の時間が迫っている時、あなたは何を考え、どのような行動をするのでしょうか。 この映画は、主人公の山内桜良と【僕】が共に過ごす最後の数ヶ月を描いています。 【僕】が偶然、膵臓の病を患っている彼女が書いていた 「共病文庫」(=闘病日記)を見つけたことから、 【僕】と桜良は一緒に過ごすことに。 桜良は膵臓の病気で余命わずかであり、【僕】は彼女の秘密を守る約束をします。 【僕】の存在が咲良にとって、2人がこれまでに心を寄せ合い、本音で語り合えたことから誰よりも心強い存在であったのかもしれません。 主人公に名前が無いところもこの作品の魅力の1つだと思います。 病気でもそうでなかろうと「今日を精一杯生きる」というメッセージはとても素敵で、時間の価値は皆んな平等であることを再認識しました。 いつどんな時でも目標や期限を決めて、その到達に向けて行動を伴わせていこうと思います。 「終活」のように自分の最期が来るとわかってから行動にされる方も多いですが、時間はみんな平等に持っているものだということを改めて考えさせられた映画でした。
君になりたい
12年も時間がたてば人は変わる。 恭子の結婚式をきっかけに真相が明らかになる。 友達を必要とせず一人で読書をするタイプの主人公、僕。 主人公に具体的な名前が無いところが珍しい設定だと思う。 教師の小栗旬さんと高校生の北村匠海さんが、無口で素朴なキャラクターで珍しい。 演技がすばらしくて、トランプゲーム”真実か挑戦か”をする二人が印象的だった。 お互いに「君になりたい」と思っているところが素敵。 明るく健気で可愛らしい山内桜良を演じた浜辺美波さんが最高に良かった。 桜良にはもっと生きていて欲しかった。
生きるを考えさせられた
公開当時、なんだよこれ!とタイトルで拒絶してました。 結局見なかった。 見たらみんないい演技でストーリーが二重丸。 公開当時に見ればよかった。 珍しく泣いたし。 生きること、残される者の心の持ちよう、相手の気持ちをわかることの難しさなどなど色々な事を考えてしまいました。いい映画!
生涯で一番の映画
もう10回以上みた。 これからも見るだろう。 出会いは偶然ではない。お互いの選択が出合わせた‥‥を聞いて我が妻、我が子が一層愛おしく、また全てをかけて慈しまないといけないと改めて思わせる。 監督の力だろうか?ストーリーと配役と音楽の絶妙な組み合わせには感謝しかないが、これもまた『必然』なのかもしれない。
浜辺美波さんが可愛い
台詞とか展開が、漫画(少女漫画)っぽくて 現実的ではなく、観ていて少し「う~ん...」と思ってしまいましたが、 (有り得ない台詞回しがどうも... こんなに都合良く行かないよと思ってしまい) やはり浜辺美波さんが余りに可愛すぎて目を追ってしまいます。 段々進んで行くに連れて、引き込まれて行く感じ。 青春映画というものはいくつかあるけど、在り来たりのものではなくて オリジナリティのあるものでした。 見て良かった。そう思えるものなので、迷っている方は是非。 最初の方は少し、人によっては合わないな~と思うものかもしれないけど、 それを何とか我慢して、中盤まで頑張って観て欲しいです。
主人公の言動に共感出来なかったから
高評価の映画みたいだけど、私には全く響かなかった。 ホロっとも来ず仕舞い。 ツボって人それぞれなんだなぁと再認識。 主人公の女の子は君、君って偉そうに勝手に何でも決めていく。真実か挑戦かのゲーム始めたり、「死にかけの少女が…」とか言い出したりイライラしてきました。あの若さで病気があって可哀想だとは思うけど、男の子の気持ちももっと考えて欲しいと思ってしまった。男の子達は逆に皆優しくて性格が良かったですね。
キレイに作りすぎてるかな?
今回2回目の鑑賞です。 5年ぶりに見ました。 原作未読です。 クラスメイトが膵臓病ということを知ってしまい、どんどんペースに巻き込まれていくなかで主人公の考え方が変わっていく、そして、、という流れで進みます。 病気であろうとそうでなかろうと、時間の価値は同じで、今を大切に生きなければいけない、というメッセージはとても良く、感化されました。 ただ個人的には、さくらが発する言葉が毎回詩のように綺麗すぎるし、強すぎて、ちょっと怠く感じてしまいました。 さくらの人間らしい描写がもう少し織り交ぜてあると良かったかな?と。 (これは個人的な好みもあります。) 浜辺美波の天真爛漫さには終始癒やされます。
今と昔が交錯する構成が巧みだなと感じます。 桜良のワードが毎回良く...
今と昔が交錯する構成が巧みだなと感じます。 桜良のワードが毎回良くて何度も見てしまう作品です
小説をまず読んでから観てみた
有名な映画と聞いていたが、まず小説を読んでから観ようと思っていて、昨日、小説を読み終わり、すごく感動してよかったので、観てみた。 桜良役の浜辺美波さんは実際17歳で高校生の年代と聞いて、あの瑞々さは納得。また明るく、笑顔が素敵で、キャスティング素晴らしいと思った。 原作とは少し変えている部分があったのが少し気にはなった。原作通りの脚本でもよかったのではないかと思うのは、原作を読んでから観たひとだからと思う。図書館の淡い光の色等、ソフトフォーカスっぽく撮っていてよかった。エンドロールで知ったけど、滋賀県のロケだったようで、滋賀県長浜市出身の自分としては少し親近感が湧いた。 主人公の志賀春樹は喜怒哀楽をあまり出さないので、演じる方としては、明るさを出すよりはまだ演じやすいのではと思いつつも、日記を読んで泣くシーンは思いっきり感情を吐き出すところで、感情移入できてよかった。 今度はアニメも観ようと思う。
小栗旬はいらない
大人になった主人公が小栗旬でがっかりした。 なぜなら北村匠海で完結しているからだ、北村匠海に大人になった主人公を演じてもらうのに違和感があったなら、他の俳優を後ろ姿だけを撮影する感じの方が良かった。 小栗旬は絶対にいらない
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