君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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改めて思い知らされる1日の価値
原作未読ですが、予告を何度も見ていたので、桜良が死ぬことは予想してました。それだけに、桜良の屈託のない笑顔と前向きな生き方に触れれば触れるほど、背後に忍び寄る死を感じ、切なくなりました。「この子の時間をこのまま止めてあげたい」と何度も思いました。それなのに、予想外の突然の死。裏切られました。悲しすぎます。でも、そうなんですよね。人生にシナリオなんてないんです。余命宣告は余命保証ではないのです。「1日の価値はみんな同じ」という言葉の意味を思い知らされました。
命を大切にするって、今を大切に生きること。そんなのこれまで何度も聞いたことがあります。でも、この作品からは、今を大切に生きるって、どういうことかを教えられた気がします。それは、誰かと心通わせること、不安や恐怖や迷いと向き合って、一つ一つ自分で決断していくこと。今からでも、そんな生き方を心がけようと素直に思えました。
そんなふうに思えたのは、僕と桜良の間に恋愛感情が芽生えつつあったとは思いますが、最後まで恋人同士にならなかったおかげかもしれません。安っぽい恋愛感情からではなく、互いに敬意をもって大切な人として見ていたからこそ、生きることの重みが強く伝わってきたのだと思います。
残念ながら桜良は死んでしまいますが、「桜は散ったふりして咲き続けている」の言葉どおり、12年後の僕と恭子へのサプライズ。膵臓を食べませんでしたが、僕と恭子の中に桜良はずっと生き続けていくのでしょう。それは、この作品に出会ったすべての人の心の中にも言えることかもしれません。
それにしても主演の2人の演技は本当にすばらしかったです。とくに浜辺美波さんの透明感のある演技と声は、本作になくてはならないものでした。北村匠海くんも、人に対して少しずつ心を開く僕を熱演していたと思います。ついでに言うと、ガム君もいい味出してました。ストーリーもテンポもキャストも音楽も、すべてがうまくかみ合った、おすすめの1本です。
難病映画あるある
確実に一年後に自分が死ぬのをしっている登場人物が
今までのしがらみのある肉親や親友やソウルメイトとの魂の交流を深めずに
新たな人間関係を作って深めていこうとするのが
僕にはまったく理解できない
自分が死んで心から悲しむ人できるだけ少ない方がいいじゃない
なんで悲しむ男の子を1人増やすの??
自分が生きてきたって爪痕残したいの??
それならボランティア活動とかいっぱい選択肢あるよね??
観てる人を感動させたいがための
ペラッペラのつくもののおはなしじゃないの(実話だったらマジイヤだわ)
星マイナスがあったら喜んでマイナス100くらいつけちゃうクズ映画
あー
あと主演女優の演技もクソ
たぶん女優さんのせいではなく
観てると監督さんからの演技指導があったぽい気がするが(死を面しても明るくふるまってねー的な)
浅すぎるよーー
主演の女性が可愛い。
岩井俊二脚本原作のアニメ映画とどちらの映画を観ようかと迷って、こちらを観ることにした。前半、設定にわざとらしさやアプローチに無理があるなと感じる部分がいくつかあり、感情的に入り込むことが出来なかった。話の内容的には若い人向け。回顧場面での主人公の男性役には、もっと外見的にもっとイケてない役者さんが良いかも。岩井俊二監督のとある映画と設定段階が似てる。岩井俊二監督作品が好きな方には残念に思えるに違いない。けど、泣ける。主演の女性が終始輝き、可愛かった。だからこそ、悲しく儚い。見終わった後にあの時の笑顔が心に残る。上映を終えた後、周囲では原作との違いや比較を語ってる人がいた。そういう楽しみを持って、観るのも楽しいかなと思う。
感動した(;_;) 浜辺美波さん可愛すぎました(//∇//) 北村...
感動した(;_;)
浜辺美波さん可愛すぎました(//∇//)
北村匠海さんは歌も上手くて演技もここまでできるのはすごいと思いました!
泣かせにくる映画だと分かっていたのに感動して泣きました!
これは浜辺美波
いい話だし、小栗旬も演技うまいの。でもこの映画は浜辺美波だわ。他の女優さんがやったら作品の完成度が半分くらいになると思うもん。
現在と12年前を行ったり来たりするところの入れ替わりが工夫されてんの。「なるほどなあ」と思う。
浜辺美波は途中で死ぬのは解って観てんだけど、あの死に方はどうかなあ。
その後で、おめかしする服を選んだり、図書館で手紙を書いたりするシーンが出てくんだけど、「ここで、それをしなかったら、あの死に方はしないのに」と思って入り込めないね。
原作だと色々含みがあんのかもだけど、映画の内容だけだと、素直に進んだほうが良かったかな。
久しぶりに映画で泣いた
原作(まだ読んでないけど)のストーリー良さはもちろんだろうけど、何よりこの映画に厚みを出したのは浜辺美波の演技だと思う。
天真爛漫な性格の裏に病気への恐怖を隠し抱える微妙な演技を、細かな表情から演じきれていた。
そしてかわいすぎる!笑(顔も声も)
惚れてまうやろのツボを押さえてるねw
読書が好きということもあり、その言葉選びにも重みを感じた。
特に心に刺さったのは、「偶然や運命ではなく、みんなそれぞれの選択の結果で決まっている」や、「生きるとは、好きも嫌いも寄り添うも離れるも、誰かと心を通わせること」というシーン。
この作品を通して、「限られた命を大切に一日一日、今を全力で生きる」というテーマ。
人は誰しも死ぬし、いつ死ぬか分からない。一瞬一瞬を楽しもうと改めて思わされた。
あと、タイトルの力は素晴らしいね。考えた人。これじゃなかったらここまでヒットしなかったんじゃないかと思わせるほどハマってる。なるほどと唸らされるし、ラストは鳥肌モノだね。
こういう告白やプロポーズが増えるんじゃないかな。笑
原作にはないという大人になったパートも、映画では良いかたちでシンクロしていて、時間を行き来しながら主人公たちの感情の動きを味わうことができた。
久しぶりに映画館で泣かされた映画だった。おすすめ!
涙がとまりませんでした。
元々は私が大好きで子役の頃から注目してた若手女優、浜辺美波さんがヒロイン役として出る映画として注目していました。そして原作を読みました。最初にタイトルを見たときは
意味がよく分かりませんでしたが、そのタイトルの意味は物語の序盤で明らかになります。浜辺さん演じる咲良(さくら)は末期の膵臓ガンで余命1年と宣告され、そんな時に偶然主人公にそのことを知られることになります。なんでも病気のことを知っているのは家族以外では主人公だけなんだとか。
それからというもの、咲良は主人公と一緒にいるようになります。最初は嫌がっていた主人公も徐々に心を開き、そして死が近いにも関わらず笑顔で居続ける彼女に興味、尊敬、そして知らぬ間に恋心さえ抱き始めます。そんなとき、彼女はふと言います。「昔の人は悪いところがあったら動物のその部分を食べて治していたの。だから私は君の膵臓が食べたい。」こういう意味だったのかと。なるほどと思いましたが、実はこの題名にはもう一つ意味が込められていました。
「死んだ人の一部を食べると魂がその人の中で生き続ける。」それを聞いた主人公は後に彼女の膵臓をいっそ食べてしまいたいと思う場面もあります。こうして残り少ない咲良の生活を共に過ごしていく主人公。2週間の検査入院もあり、いよいよ死が近づいているのかと恐怖を隠しきれない咲良に主人公も想いを寄せるのです。退院したら、2人で桜を見に行こう。そう約束をしました。そして咲良は無事退院。主人公は以前彼女がしてくれた様に、今度は自ら旅行の計画を立てます。幸せな瞬間が訪れるはずだったその時、悲劇は起こりました。最近巷で出没情報が出ていた通り魔に刺され、咲良は死にます。突然過ぎる別れに涙も出なかった主人公。その1ヶ月後に主人公は生前咲良が書き続けていた共病文庫を読みます。そこには初めて彼女と話した日から事件にあうその日の朝までの彼女の想いが書かれていました。そこが1番泣きました。涙がもうとまりませんでした。主人公を演じる北村匠海くんの演技も素晴らしかった。いまいる大切な人はいつまで一緒にいられるか分からない。この瞬間がずっと続く訳ではない。例え余命を宣告されたってそれよりもっと前に死ぬかもしれない。その人ではない人が死ぬかもしれない。何があるか分からないからこそ、毎日を、特別なことをしなくてもいいこの幸せな日常を大切に生きなければならない。そのような想いにさせてくれる映画でした。原作の内容を変な風に省かずに見事に映像化もされたおり、好きな女優、そして大好きなミスチルの主題歌と個人的には本当に見てよかった映画だした。間違いなく今までで5指には入る作品でした。
原作をうまく映像化できてる!
住野よるさんの小説ではひとつひとつの言葉がとても重要な役割を果たしていて、それがうまく映像化されていたように思う。
失礼かもしれないけれど、キャストがあまり有名すぎないというところがよかったし、それぞれイメージにぴったりだった!
最後の結末が突然すぎるのでもう少し予感させる工夫があってもよかったと思う。
命の大切さを考える話
膵臓の病気のクラスメイト、偶然彼女の共病日記を拾って彼女の病気を知る。
出会いは偶然じゃなく、必然だと言う事。
主人公の僕は、人を信じる事、人を愛する事が出来る人になっていく。
久しぶりに感動して涙しました。
やっぱり、映画って良いなぁ、と思いました。
ボロ泣き
観たい、観たいと思いつつ、この日まで観れずにいました。
彼女が観たいと言っていて一緒に行かないとということで観るのが遅くなったのですが、観れてよかった。
必ずレビューを見てから映画鑑賞をするのですが、今回は珍しく予告編以外何の情報も入れずフラットな状態で観ましたが、結果隣に彼女がいるのにボロ泣きしてしまいました。
浜辺美波さんの声と笑顔がとても印象に残り、きれいな映像でした。
DVDが出たらまた観たいと思います。
人生でNo.1の映画になりました。
星はもちろん満点です。
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