君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
全841件中、181~200件目を表示
5とか4とか、本気ですか
昔陰気で奥手な中学生だった内弁慶のプライドの高い男が人生経験浅く成長しないまま妄想を垂れ流してるような設定の、安い話なのですが。
美少女小悪魔にしつこく言い寄られ”俺は嫌なんだけど“アピール。こういうシチュエーションを期待してるくせに。でドキドキさせてくれて美少女は若くして死ぬ。使い古された「難病・美少女・夭折」。
寸止めで美少女は”綺麗なまま“死なないといけない。ここにキモい願望がある気がする。死んどきゃおばさんにならず綺麗なままという都合の良さ。“切ない純愛風の妄想膨らましました!でも夢なので細かいとこ覚えてません!”て感じ。
こんなに文句言いたくなる映画も久しぶり。
女子は男子よりも数年先に大人になるのだなとあらためて思った。 内容...
女子は男子よりも数年先に大人になるのだなとあらためて思った。
内容違うし、こちらは死なないが 僕らのごはんは明日で待ってるに近い余韻が残った。
ただ泣いた、ひたすらに泣いてしまった
『君の膵臓をたべたい』
この作品は、原作も読んでいて、
実写されると聞いて物凄く楽しみにしていた作品でした。
そして、主演のお二人、
同世代なのに素朴でナチュラルでとっても魅力的な
お芝居をされる方達で、、
浜辺美波さんの圧倒的ヒロイン感や儚さと
北村匠海さんのシンプルで真正面からぶつかってくる
熱量のあるお芝居が合わさって
切なさの加減が効いてなくてどこまでも押し寄せて来ていました、
ネタバレをしてしまうといけないので内容についてはあまり触れないでおこうと思います、
前半の輝き、彼女の眩しさが時間を経て行くうちに
どんどん切なくなっていって、
微笑みが哀しくてふつふつと溜まっているものが
いつ零れて、溢れてしまうのか、
その危うさが美しいなぁ、と。
でも眩しさは留まらずずっと駆け抜けて行くから
どうしようもなく苦しい気持ちになりました。
病気を題材にした作品は泣かせにかかってくる、、
と思いがちなのですが、
とってもピュアな二人でそっと置いて行くような
言葉や想いが凄く爽やかな気持ちにさせてくれてます
お二人の声がずっと聴いていたいくらい心地よくて、あったかくて、だからこそ余計に愛おしく、
ここにいる全ての方に愛を感じます
凄い熱量だなぁ、、、、
こちらに語りかけてくれるような優しさが
それを作り上げた凛としたお二方の目のお芝居が
尊い、です。。。
いろいろな選択で今がある
原作は発売当時に読み、映画化されると聞き楽しみにしていました。
原作の桜良の愛らしさと声のイメージに、浜辺美波さんが見事にピッタリで、北村匠海君もあんなにカッコ良くはないけど、思春期のピュアな感情を淡々とした演技で表現してるのが良かったです。
桜良の生き方は、あの若さではなかなかできない事だと思うし、強い人だと思います。だからと言って、決して死を美化してはいけないものだと思いますが、そこが物語なのでしょう…。
物語の中で幾つか素敵な言葉がありましたが、中でも『私と君の人生のいろいろな選択があって、今こうしている』という言葉はとても印象に残りました。
原作の良さを引き出しながら、素敵な映画だったと思います👍
最後の咲良の母親と共病文庫のシーンが大好きです。 しっかりと間を作...
最後の咲良の母親と共病文庫のシーンが大好きです。
しっかりと間を作って絞り出す声、、その後の嗚咽交じりの号泣
演出及び俳優の演技にしびれました。
原作読んでない故、忠実性等の評価はできないので他の方にお任せします。アニメを見た方もぜひ本映画も見てほしい。ほんとに
心が震える時間
恥じがいもなく話題作だから観てしまったが、いやいやこれはかなりの問題作である。最近はドラマも映画も原作が漫画ばかり。今の漫画も原作者と作画が違う事が多いけど文章だけでストーリーを紡げない時代になったのかなあ、悲しいぜ。と言うことであまり期待もせず下らないガキ向けのラブストーリーかと…すいません、なめてました反省。多くの人がそうでしょうけど、題名からしてグロテスクな物を想像してしまいましたが、これは非常に理解が難しいというより評価が難しい作品だ。まず、個人的にはラブストーリーではないと思います。最後まで好きだとか愛してるって言葉は出てこない。まだ、好きになるって自覚する寸前のモヤモヤした感じを作品の最初から最後まで感じて終わるある意味イライラする部分が前半から続きます。だけど後半は一気に話が進む。予測された死ではなく唐突の死。この流れが素晴らしい、そして死後に明かされる君からのイタズラ的な贈り物、ラストシーンまでの流れは期待を裏切り心に響きます。ピュアで繊細な十代の頃を思い出しました。前半は日本アカデミー賞も落ちたなあと思ったけど最後までみて良かった。映画としては浜辺美波の天使の演技と木訥で不器用、ネクラでネガティブな北村匠海の演技のコントラストが作品の鍵ですね。更に木訥過ぎる小栗旬とキラキラな北川景子が脇役だもんね、ある意味豪華。ま、突っ込み処はあるけれどなかなか見ていて恥ずかしくなるほどの純粋さって死を意識して生まれるものなのかなあ。最後にアニメのCMがあったけど観たいって思ってしまった。う~ん、オジサン一人で観に行くのはかなりかなり勇気がいるがここは作品の中の言葉を思い出さしてがんばってみようと思う。
大人になってしまった人にこそ観て欲しい
気にはなってましたが、タイトルの奇抜さと高校生の恋愛モノだと思い敬遠してました。
いい大人になり、もう感情は冷めきったモノだと思っておりましたが…。
想像以上に心が揺さぶられました。
心の奥にしまい込んでいましたが、私自身も過去に「僕」と似た様な経験をしておりました。
誰かと心を通い合わせる事の嬉しさ、喜び、1日1日を大切にいきる事。
忙しい日々により忘れてしまっていた、とても大切な事を思い出させてくれました。
原作もすぐ読みました。
作者の思いが強く感じられました。
終盤の描写が細かいので未読の方は是非読んでほしいです。
脱線してしまいましたが、映画は主演の2人の魅力が素晴らしかったです。他の人ではこうはならなかったと思います。
他の俳優陣も演出も素晴らしかった。
ここまで印象に残る作品は初めてでした。
この作品に出会えて本当に良かった。
アニメ版で感動して、今作でも感動した!!
・浜辺さん演じる桜良がスゴく魅力的で終始引き込まれた。桜良はいつも明るくて強く立派な娘に見えてるが、時折見せる弱い部分にやっぱり彼女も同じ普通の娘なんだなって思い胸がキュンとなった。
・とてもとても悲しい生命の終わり方で切なくてたまらないけど、12年越しの宝探しで見つけた遺書を読んだことによって、ようやく先に進めることが出来るようになった僕を観て心打たれた。
・これからも沢山のことを選択して生きていくのですが、選択したことによって出会う人々を大切に、選択したことによって訪れていく1日1日を大切に生きて行こうと思った。
セカチュウと似てると思ったが。。
途中までセカチュウっぽい話だなー。と思いながら見てた。ただ、結末の違いにこの作品の深さを感じた。やはり最後はどうしも泣けてしまう展開に。。ずるい。
浜辺美波のわざとらしいセリフが最初違和感ありまくりだったけど、段々慣れてくると可愛く見えてくる。無理にでも元気に見せているからああいうキャラなのかもしれない。
トラウマ
★通り魔殺人で死んだ
助けることができなかった
ただ待っていた
痛たかったやろな
どのみち死ぬのか
先生になった
手紙をみつけた
自分をゆるすことができるのか
自分を好きになれるのか
そして人を好きになれるのか
◆大人になった僕は.そんな感じやった
一型糖尿病を題材にした作品だと思う
作品の中では、「ある病気」としか言われていないが、血糖測定器やインスリン注射器を持っている(僕が桜良にポーチをとってと言われたところ)事と、台詞に「治らない」や「膵臓が壊れている」と言っている所からもそうと言えます。
女性はホルモンの影響で、10~20代は高くなりやすい、(一型糖尿病でしかホルモンの影響は受けない)共感できる所もあるけれど、ケーキバイキングや自分のお弁当を食べてから、人のを欲しがるのは以上だし、コントロールが悪くてあと一年くらいと診断を受けていて改善がなければ、短命になります。(過去には一型糖尿病は短命の病気とされていました)
高血糖で食欲が無限になってしまっているのか、昔はよく長生き出来ない病と言われていたので、その事を書いているのでしょう。
友達、家族、先生、病気と新たに仲良くなった僕との関わりを描いた作品で、亡くなった後も周りの人がどう過ごして居るかを忠実に描かれており、彼女に対する周囲の思いが涙を誘う。
「一日」の大切さ
原作も未読だったが故にもちろんオチも知るはずもなく、勝手に「若者向けの映画」と決めつけて劇場はスルーしてしまった本作だが、まさかの涙で当時の自分に反省するしかない状態になった。
想いを寄せる相手が病で余命宣告をされているという設定は知っていたが、正直「病気モノ」は最近でもメジャー過ぎないか?と原作と本作のヒットに疑問を抱いていたが、これはそんな単純な感動物語ではなく、私が全く想像していなかった形で幕を下ろすのである。
深い悲しみの後に、私は半分忘れていたような、「一日一日を大切に生きる」という簡単ではあるが歳を重ねるにつれ薄れていくものを思い出した気がする。
病気だろうが健康だろうが、明日突然命を断つ可能性はほぼ皆平等である。
だからこそ日々を適当に過ごすのではなく、大切に過ごして胸に刻むべきなんだろう。そんなことに気づかされた。
主演の二人が高校生役ということもあってか、所々「胸キュン」シーンが登場する。主演の浜辺美波演じる桜良の話し方や仕草、言動などで男子の方がキュンキュンするだろう。かなりぶりっ子といえばおしまいだが、浜辺美波はそういう役でも嫌味っぽくないため、安心して見ていられる。本当にかわいい所は徹底的にかわいいので、思わず笑みがこぼれる。そうさせてからの涙はやはり卑怯だ。この構成にはやられる。
2時間で描くと展開が早すぎるように感じる箇所も出てはくるが、よくまとめてあると思う。大人になった主人公の話は映画版のオリジナルだが、それも物語を引き立てていて大変良い。久しぶりに観賞後にまた見返したくなる作品に出会った。
全841件中、181~200件目を表示