君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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美しき記憶を埋めることは全身全霊の言霊
本を読む。難しい言葉が出てきたら流し読んだりしたりする。たまに調べたりする。調べても調べても頭に入ってこない単語や言葉があったりする。かといって文字を嫌いになったりしない、本を読むのもやめたりしない。最近はまた本もまた人気が出てきてる気がする。漫画そう漫画はまさに日本の文化の一つではないだろうか?俳優、夏目雅子さん樹木希林さん松田優作さん緒形拳さんなどなど病気を患いながらギリギリまで仕事をして天にあがった人は本当にすごいし生きた感満載だと思う。この作品の登場人物、山内桜良さんが僕に当て放つ言葉が
グイグイ胸に突き刺さる。僕は本を読む人。真面目な好青年。高校生。僕の頭の中が見えないわからない、そんな気持ちでずっと見てた。表の部分は見える、なんとなく想像もつく。でもでも、チョットチョットと大人目線で見てる自分を忘れギリギリ歯がゆさを感じながらジッと見る。余命一年の宣告。想像することは出来てもそれは全くのマガイモノと認識しながら想像するしかないだろう。一生僕は幸せに生きると思う。長々と生きてても
こんなやりとり味わえることなどないのだから。宝物箱
を胸に脳裏に心に持ち続けれる。こんな幸せなことはない。余命一年の宣告私がもし受けたとしたら、こんなに美しく人を愛し綺麗な生き様を見せることは出来ないだろう。でも人はいずれ同じ道を歩む、最後がわかればそれに越したことはない。準備が出来て、少しでも周りの人に優しい言葉をかけ人になにかしてあげられるのだから。突然死・災害・事故・その他様々な形で最愛の人が急にいなくなった方々も数数えれないぐらいにいると思う。悲しい悲しい打ちひしがれる孤独な気持ちをポジティブに変えていく力を身につける事は並大抵ではないと思う。私も実際間違いなく無理で偉そうなことは言えないのだが時間の解決はないと思う。考えることはただ一つ人に優しく、どれだけ人に寄り添えるかではないかと思う。いきなり一瞬で人が消えて全くどうしたら、何を考えて生きて行ったらいいかと思い考えてる人は無数にいるのだから人に優しく人に寄り添い生きることが桜を待ち望み桜散っても桜は胸にありまた桜を待ち暖かく生きて行ける。難しいむずかしいけど、このような美しく純粋な作品を見たらついつい長々と書き綴ってしまった。私の感情論。(笑)
つまらない。原作と違う
原作よりよかったです
タイトルが話題にもなり、映画化もされ気にもなっていたので文庫化された際、早速読んでみました。正直な感想として悪くはないけれど映画の宣伝文句『ラスト、きっとこのタイトルに涙する。』に違和感を感じてました。あくまでも原作読後の感想としてですが。
ちょっとまどろっこしい言い回しやヒロインの明るすぎるところがちょっと不思議な感じでした。映画の方はタイミングを逸して観てなかったので、テレビ放送を機に録画してあったものを改めて観てみました。現在の主人公と回想シーンと交互に進められるストーリー展開はよくある手法ではありますが、原作での不満(違和感?)を払拭できていい脚本になっていたと思います。人の運命なんて、明日のことさえ誰にもわからないんだ、っていう無情さを感じるとともに原作以上に考えさせられるいい仕上がりでした。若かりし頃友人と「小説と映画とどちらが偉いか?」という今思えばバカらしい議論をした際、映画好きの友人が「いい映画は原作を超えて活かすことができる!」と力説していたこと、今更ながら思い出しました。回想の主人公たちが可愛く、カッコよすぎること。そのまま大人になっても小栗、北川、上地じゃないよな〜の違和感だけは残りましたが。東出昌大、(年代が違うけど)常盤貴子、山崎樹範だったらよかったかな?!
感動した
5とか4とか、本気ですか
昔陰気で奥手な中学生だった内弁慶のプライドの高い男が人生経験浅く成長しないまま妄想を垂れ流してるような設定の、安い話なのですが。
美少女小悪魔にしつこく言い寄られ”俺は嫌なんだけど“アピール。こういうシチュエーションを期待してるくせに。でドキドキさせてくれて美少女は若くして死ぬ。使い古された「難病・美少女・夭折」。
寸止めで美少女は”綺麗なまま“死なないといけない。ここにキモい願望がある気がする。死んどきゃおばさんにならず綺麗なままという都合の良さ。“切ない純愛風の妄想膨らましました!でも夢なので細かいとこ覚えてません!”て感じ。
こんなに文句言いたくなる映画も久しぶり。
ただ泣いた、ひたすらに泣いてしまった
『君の膵臓をたべたい』
この作品は、原作も読んでいて、
実写されると聞いて物凄く楽しみにしていた作品でした。
そして、主演のお二人、
同世代なのに素朴でナチュラルでとっても魅力的な
お芝居をされる方達で、、
浜辺美波さんの圧倒的ヒロイン感や儚さと
北村匠海さんのシンプルで真正面からぶつかってくる
熱量のあるお芝居が合わさって
切なさの加減が効いてなくてどこまでも押し寄せて来ていました、
ネタバレをしてしまうといけないので内容についてはあまり触れないでおこうと思います、
前半の輝き、彼女の眩しさが時間を経て行くうちに
どんどん切なくなっていって、
微笑みが哀しくてふつふつと溜まっているものが
いつ零れて、溢れてしまうのか、
その危うさが美しいなぁ、と。
でも眩しさは留まらずずっと駆け抜けて行くから
どうしようもなく苦しい気持ちになりました。
病気を題材にした作品は泣かせにかかってくる、、
と思いがちなのですが、
とってもピュアな二人でそっと置いて行くような
言葉や想いが凄く爽やかな気持ちにさせてくれてます
お二人の声がずっと聴いていたいくらい心地よくて、あったかくて、だからこそ余計に愛おしく、
ここにいる全ての方に愛を感じます
凄い熱量だなぁ、、、、
こちらに語りかけてくれるような優しさが
それを作り上げた凛としたお二方の目のお芝居が
尊い、です。。。
いろいろな選択で今がある
原作は発売当時に読み、映画化されると聞き楽しみにしていました。
原作の桜良の愛らしさと声のイメージに、浜辺美波さんが見事にピッタリで、北村匠海君もあんなにカッコ良くはないけど、思春期のピュアな感情を淡々とした演技で表現してるのが良かったです。
桜良の生き方は、あの若さではなかなかできない事だと思うし、強い人だと思います。だからと言って、決して死を美化してはいけないものだと思いますが、そこが物語なのでしょう…。
物語の中で幾つか素敵な言葉がありましたが、中でも『私と君の人生のいろいろな選択があって、今こうしている』という言葉はとても印象に残りました。
原作の良さを引き出しながら、素敵な映画だったと思います👍
最後の咲良の母親と共病文庫のシーンが大好きです。 しっかりと間を作...
心が震える時間
恥じがいもなく話題作だから観てしまったが、いやいやこれはかなりの問題作である。最近はドラマも映画も原作が漫画ばかり。今の漫画も原作者と作画が違う事が多いけど文章だけでストーリーを紡げない時代になったのかなあ、悲しいぜ。と言うことであまり期待もせず下らないガキ向けのラブストーリーかと…すいません、なめてました反省。多くの人がそうでしょうけど、題名からしてグロテスクな物を想像してしまいましたが、これは非常に理解が難しいというより評価が難しい作品だ。まず、個人的にはラブストーリーではないと思います。最後まで好きだとか愛してるって言葉は出てこない。まだ、好きになるって自覚する寸前のモヤモヤした感じを作品の最初から最後まで感じて終わるある意味イライラする部分が前半から続きます。だけど後半は一気に話が進む。予測された死ではなく唐突の死。この流れが素晴らしい、そして死後に明かされる君からのイタズラ的な贈り物、ラストシーンまでの流れは期待を裏切り心に響きます。ピュアで繊細な十代の頃を思い出しました。前半は日本アカデミー賞も落ちたなあと思ったけど最後までみて良かった。映画としては浜辺美波の天使の演技と木訥で不器用、ネクラでネガティブな北村匠海の演技のコントラストが作品の鍵ですね。更に木訥過ぎる小栗旬とキラキラな北川景子が脇役だもんね、ある意味豪華。ま、突っ込み処はあるけれどなかなか見ていて恥ずかしくなるほどの純粋さって死を意識して生まれるものなのかなあ。最後にアニメのCMがあったけど観たいって思ってしまった。う~ん、オジサン一人で観に行くのはかなりかなり勇気がいるがここは作品の中の言葉を思い出さしてがんばってみようと思う。
大人になってしまった人にこそ観て欲しい
気にはなってましたが、タイトルの奇抜さと高校生の恋愛モノだと思い敬遠してました。
いい大人になり、もう感情は冷めきったモノだと思っておりましたが…。
想像以上に心が揺さぶられました。
心の奥にしまい込んでいましたが、私自身も過去に「僕」と似た様な経験をしておりました。
誰かと心を通い合わせる事の嬉しさ、喜び、1日1日を大切にいきる事。
忙しい日々により忘れてしまっていた、とても大切な事を思い出させてくれました。
原作もすぐ読みました。
作者の思いが強く感じられました。
終盤の描写が細かいので未読の方は是非読んでほしいです。
脱線してしまいましたが、映画は主演の2人の魅力が素晴らしかったです。他の人ではこうはならなかったと思います。
他の俳優陣も演出も素晴らしかった。
ここまで印象に残る作品は初めてでした。
この作品に出会えて本当に良かった。
アニメ版で感動して、今作でも感動した!!
・浜辺さん演じる桜良がスゴく魅力的で終始引き込まれた。桜良はいつも明るくて強く立派な娘に見えてるが、時折見せる弱い部分にやっぱり彼女も同じ普通の娘なんだなって思い胸がキュンとなった。
・とてもとても悲しい生命の終わり方で切なくてたまらないけど、12年越しの宝探しで見つけた遺書を読んだことによって、ようやく先に進めることが出来るようになった僕を観て心打たれた。
・これからも沢山のことを選択して生きていくのですが、選択したことによって出会う人々を大切に、選択したことによって訪れていく1日1日を大切に生きて行こうと思った。
セカチュウと似てると思ったが。。
途中までセカチュウっぽい話だなー。と思いながら見てた。ただ、結末の違いにこの作品の深さを感じた。やはり最後はどうしも泣けてしまう展開に。。ずるい。
浜辺美波のわざとらしいセリフが最初違和感ありまくりだったけど、段々慣れてくると可愛く見えてくる。無理にでも元気に見せているからああいうキャラなのかもしれない。
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