人生フルーツのレビュー・感想・評価
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円やかな夫婦のあり方
山下達郎氏のラジオ番組で、
奥様のまりやさんが
最近見たオススメの映画として
本作を紹介していたのを聴いて
視聴しました。
映画に登場する老夫婦の
生活スタイルを
真似することは難しい。
けれど、
夫婦のあり方というか、
老後の生き方というか、
これからの自分たちを考える
時間となりました。
津端夫婦や山下夫婦の様な
円やかな間柄になっていけたら。
伊集院がオススメてたので。
ラジオで紹介していたので観たら地元の話だった。
故郷がこうして作られた土地だったのだと思わぬところで知りました。
おじいさんの描く絵がかわいい。
子供の頃近所でどんぐりをよく拾っていました。自分があそこで育ったことが誇らしくなりました。
劇場で観たかった!
お金が中心の多忙な生き方に、息苦しさを感じているすべての方に観てほしい作品。
ドキュメンタリー映画はエンターテインメント性を求めるものではく、自分の価値観を広げるための教養として観るものなんだと改めて感じた。
都会に暮らすぼくたちは、自分の手で作らないことが当たり前になっているが、この夫妻はすべてできることはすべて自分たちでつくる。
そうすることで見えてくるものがあると言う。
豊かさとは、お金で手に入るものと、手に入らないものの2種類あると思うが、人生フルーツな生き方は、お金では決して手に入らない豊かさに溢れた生き方だと思う。
時間効率、利便性、手軽さをお金で代替することは忙しすぎる現代人にとっては必要なもの。
しかし、その代償として、見えない豊かさを失ってしまっている。。。
そんなことに気づかされる素晴らしい作品だった。
こんな暮らしがしたい
コツコツ
人生 、こつこつ 。
祖母にとても勧められ観ました。
正直始めはあまり興味がなく、予告編やポスターさえ見ずに「人生フルーツ」という名前だけで映画館に入りました。
わたしはまだ結婚なんて未知の領域でさらにそこから何十年も連れ添う相手なんて想像もつかない歳です。
ただ2人の生活はこの映画を勧められた祖母の生活にとても似ていて自分の祖父母を見ているようなそんな親近感がありました。
何と言っても「僕はなにを植えたかなんて分からないからプレートを作るんだ」といって真っ黄色に塗ったプレートを1つ1つコメントをつけて作るその姿と、「わたしじゃがいも苦手なのよ。すぐお腹いっぱいになるでしょ、じゃがいもってだけだやなの。」っていいながらも嬉しそうにコロッケを作り続けるその姿。
穏やかなこの流れで終わるのかと思ったら、戦争での出来事、さらには修一さんの死 。
その姿は数年前亡くなったわたしの祖父を思い出しました。
英子さんが「待っててね、わたしも行くから待ってて」という言葉に映画館内の人のすすり泣きがあちらこちらから聞こえてきました。
この映画で面白いなと思ったのは、亡くなったその後のシーンに新たなプロジェクトに取り掛かっていたというストーリーを持ってくるところ。修一さんは亡くなったけれど、その心は次の世代へと引き継がれていって行くその流れがすごく素敵だと思いました。
音楽もうきうきしたりする雰囲気にとてもぴったりで、なんといっても樹木希林さんのナレーションも絶妙なマッチングです。
私たちの前ではあまり涙を見せなかった祖母も涙を流したのでしょうか。なにを思ってこの映画を観てたのでしょうか。
分からないけど、伝いたい想いがこの映画に詰まっていたのかなと思います。
●究極の贅沢。
古くて新しい。何歩も先を行っている生き方だ。土作り。人間力。ふたつとも歳を重ねるごとに厚みを増す。
タイトルが素晴らしい。恐るべし東海テレビ。
自分で丹精込めて作った作物はホントに美味しい。そして愛おしい。土と触れ、太陽の恵みに感謝して、季節の移ろいを愛でる。家族と笑う。足りないものは信用できる人から買う。美味しかったらお礼を言う。
PCは便利だけれど、手書きもいいよね。あの文字、あの絵。建築家の修一さんは、会社を引退してからも構想し続けた。あれは、修一さんの夢の続きだったんじゃないかな。
それが形になるって、震えたわ。なんか未来を感じた。企業の看板がなくても、縁が取り持つ技術の継承に。
世の中は便利になったけれど、現代人はムダに忙しい。けれど、私たちはもう少し自分の価値観に素直になっていいのかもしれない。修一さんと英子さんの暮らしは、そんな私たちに未来を生きるヒントをくれる。
見てよかった!一言につきます。他人の人生を映画という形で覗かせてい...
人生、コツコツ
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