劇場公開日 2017年1月2日

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人生フルーツのレビュー・感想・評価

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3.5老いるほど豊かに実る生き方。“団地映画”の要素も

2016年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

幸せ

団地の一角、雑木林と菜園に囲まれた平屋。一見ちぐはぐな取り合わせのように思えるが、この配置には深い意味と歴史がある。

平屋の家主は、ここ名古屋近郊のニュータウンの計画に関わった建築家と、その妻。NT開発では理想がかなわず失われてしまった「里山のある暮らし」を取り戻そうと、建築家は土地を買い家を建てた。妻は多種多様な野菜と果物を手塩にかけて育て(作業は夫も本格的に手伝う)、手間を惜しまず丁寧に料理を作る。

90歳と87歳。老夫婦の素朴な人柄と、お互いを気づかいほぼ自給自足の生活を楽しむ姿が、ほほえましくうらやましい。さらに、自分の老後を思わずにいられない。こんなに豊かで実りある暮らしが果たしてできるのか、と。

昨年は「桜の樹の下」という、団地の独居老人たちを追った傑作ドキュメンタリーがあった。本作も、少し変わった切り口の団地映画として、滋味豊かな気づきと学びをもたらしてくれる。

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高森 郁哉

4.0自然循環

2020年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

名古屋のニュータウンの絵を描いた津端修一氏と、60年間連れ添った奥さんの英子さんの人生を振り返り、今のライフスタイルを紐解く。
風が吹いて葉が落ち、葉が土地を肥やし、土地は実を育てる。
この夫婦に憧れる。

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いやよセブン

3.5現代版おとぎ話

ミカさん
2019年6月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

このご夫婦の暮らしと人柄を観ていると、おとぎ話を観ている感覚に陥ってしまいました。昔からずっと続いてきた当たり前の生活、自然に合わせて手作りをする、感謝する、人との繋がりを大切にする、そんな事ですらおとぎ話に見えてしまうほど大切なことから私自身離れてしまったのかとショックを受けてしまいました。

大切なことはそう多くはない。荷物を持ちすぎて疲れてしまった日本人へのメッセージの様にとれました。

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ミカ

5.0【ある老夫婦の豊饒な日常を描いたドキュメンタリーの傑作】

NOBUさん
2019年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

 - 設計士として名古屋近郊の高蔵寺ニュータウンの設計の中心だった方が、そのニュータウンの中に建てた自宅をベースに夫婦で5割程度(観た感じである)自給自足で暮らす姿を捉えたドキュメンタリー。-

 ・自らが構想した理想通りにニュータウンは出来ず、ある信念の下その街に自宅を構えた夫婦の豊饒な日常を描いている。

 ・それにしても、東海テレビのドキュメンタリーのレベルの高さは知っていた積りだが、どうすればあのような崇高な画を撮ることを許されたのか。

 ・製作陣の熱意と努力に脱帽である。

<近年のドキュメンタリー作品の中では、特筆に値する傑作である。>

<2017年2月18日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

2.5つっぱることが人生の勲章

2019年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

 名古屋郊外の高蔵寺ニュータウンのことは、学校の地図帳や資料集に載っていたことを記憶している。そのニュータウンのグランドデザインに携わり、自らもその町に住み続けている建築家とその奥様の姿を追うドキュメンタリーである。
 建築家が当初思い描いたコンセプトとはかけ離れた姿になって出来上がったニュータウンに彼はなぜ住み続けるのか。そこにあるのは社会への強い抵抗と拒絶である。
 映画は表面上、ご夫婦のロハスな生活が映し出される。もちろん、彼らは「ロハス」を求めているわけでも「スローライフ」を楽しんでいるわけでもない。他の選択肢などあり得ない強い決意がそこにはあるのだ。
 建築家は若い頃、高座海軍工廠で台湾から来た少年工たちと働いていた過去がある。たまたまこの正月、台湾の小説「自転車泥棒」を読み少年工の話を知る機会があったので、歴史的な視点から彼の人生を見つめることができた。
 また、仲の良かった少年工の消息が分かり、墓参りをするところは、台湾映画「スーパーシチズン 超級大国民」の主人公の姿と重ねずにはいられない。
 戦争や都市計画で裏切られ続けてきたこの建築家とその奥様の生き方を、安易に賞賛したり憧れることを、我々は慎まねばならない。
 光と風が通らない町で子供を育て、添加物が大量に入った食品を家族に食べさせている者に対する、強烈なプロテストが彼らの生き方なのだ。
 大量に物質と自然を消費することで保障される便利な生活に背を向け、長い時間と手間をかけて自然を育てるご夫婦の人生を観て、居心地の悪さを感じないとしたら、自らの姿が見えてなさすぎるのだ。あの家にTVなどなかったことに気付いているだろうか。下らないメディアに費やす時間など彼らにはないのだ。
 映画を観ている間ずっと、親に小言を言われているような気持ちだった。
 ご夫妻の人生の覚悟の強さに、なんとか少しでも近づいていきたい。

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佐分 利信

4.5共存

2019年1月4日
iPhoneアプリから投稿

樹木希林さんのナレーションでゆっくりと映画は進みま

ゆっくりゆっくり 少しずつ少しずつ 田畑を耕し果物を作るように
観ている私も映画の中に入り込み
土を感じ 風を感じ 修一さんの作った家と英子さんの御飯やお菓子に舌鼓をうち

笑い 泣き 優しさをもらう

映画から受けた感動はたくさんあったのにどうしても言葉にできないこともあるのですね
もしも誰かがこのレビューを見てくれるのならこの映画はレンタルでもいいので観てほしいです
人が生きる上で必要なものはそんなにはいらない、少しの畑と少しのお金があれば

人生はとても豊かになるのだと思います。

以前から老後は土を触り自然を感じながら生活したいと思うようになり田舎暮らしに憧れるようになったのですがこの作品を見て思うのは
住宅街でも似たような生活は出来るのだとそう感じるようになりました
選択肢が格段に増えて嬉しさもあるのですが困ってもいます
何でってマトが一気に広がっちゃったからね〜
でも夢は大きくなり時間をかけて夢を育てたくなりました
何だかとても楽しみです。

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カルヴェロ1952ll

4.0生き方

syさん
2018年10月6日
iPhoneアプリから投稿

すごく良かった。
生き方自分の人生の見直し。

どう生きるべきか、生きてきたか。
人生は長いようで短い。
短いようで長い。

初めてのドキュメント。
いい意味で思っていたストーリー展開とは違った。

パンフレットを久しぶりに買うくらい良かった。

常はない。でも時々修復してもいいよね。

小鳥さん。

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sy

4.0アントニン・レーモンドの系譜

そんぼさん
2018年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

知的

都会での生活がどこか好きになれなくて去った。
田舎で仕事をさがして、古き家を改築し太い柱を見上げ、草刈り機で夏に草を刈る生活になった。
幸いに、果樹が何本か植えられた土地もついている。
一時期、なん苗もの花を買い植えた。
イングリッシュガーデンがすきで、英国のバラを取り寄せて作ったこともあった。
建築家のアントニン・レーモンドを知ったのは、そのころだったと思う。
軽井沢の夏の家が有名。ぼくが見たのは六角形のホールみたいなスタジオの設計。
いい家だなと思った。でも、どこへ行ったら見られるのか知らない(笑)
いまは、放ったらかし。そんな草地を週末ひとまわり歩くのが、息をするようなたのしみのひとつになっている。
密をさしに蜂がたくさんやってくる木の下に早春に福寿草の花がたくさん咲くのが、冬の終えた土地に住む楽しみになった。

いまは会社が忙しい。いつかぼくが会社を退職したら彼らの雑木林の生活をしたいと思っている。
幸い、畑の広さもあるし広い家もある。
それに自慢の不満の多い妻もいる(笑)

やすらかに。

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そんぼ

5.0二人の実り。

ハチコさん
2018年9月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

ご夫婦の生き方が素晴らしくて何も言えない。やり遂げた満足に溢れている。

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ハチコ

4.0素敵だな

mimiccuさん
2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

幸せ

萌える

・かつてニュータウンを設計した土地に住む90歳の建築家とその妻87歳
・天井の高い一階のみの平屋に外は雑木林と畑で野菜や果物を育てる
・人生、コツコツ
・日々の生活を豊かに過ごす極意が詰まってて見てるだけで心が潤いで満たされる気分になった
・突然夫の死が訪れる、それはほんと抗いのない程に突然に
・ひとりでもいいが、好きな人とも見たいし、できれば家族で見たい作品

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mimiccu

5.0人生の道しるべになった

あみゅさん
2018年5月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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あみゅ

5.0穏やかな時の流れの中で、人生を実らせていくこと

yasupppさん
2018年5月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前情報なく鑑賞。
穏やかに、じっくりと人生を深めていく中で、
静かに実っていく。
歳を重ねることの尊さ、美しさを感じることができた。
高齢化の中で、希望を与えてくれる作品。

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yasuppp

4.5夫婦の形ってそれぞれ

のんさん
2018年3月4日
スマートフォンから投稿

泣ける

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
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のん

5.0最初から最後まで号泣

engoさん
2018年2月1日
iPhoneアプリから投稿

旦那さまを呼ぶとき お父さん、おじいちゃん、しゅうさん(しゅうたん、とも聞こえた)と色々な呼び方をしていて2人の長い人生の歩みを感じました。
「風が吹けば、枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば、土が肥える。土が肥えれば、果実が実る。こつこつ、ゆっくり。人生フルーツ」
「自分1人でやれることを見つけてそれをコツコツやれば、時間はかかるけれども何か見えてくるから、とにかく自分でやること」
親や周りから早く、早くといつも急かされてきた私にとって心に染みる映画でした。
Life is fruit ♡

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engo

3.5可愛い過ぎるイラスト

なおさん
2018年1月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

上司が津端先生をちょっと知っているというので、気になり鑑賞。仲良しほのぼの夫婦には憧れます。そして先生のイラストの破壊力! 和みます。

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なお

4.0円やかな夫婦のあり方

saitallさん
2018年1月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

山下達郎氏のラジオ番組で、
奥様のまりやさんが
最近見たオススメの映画として
本作を紹介していたのを聴いて
視聴しました。

映画に登場する老夫婦の
生活スタイルを
真似することは難しい。
けれど、
夫婦のあり方というか、
老後の生き方というか、
これからの自分たちを考える
時間となりました。

津端夫婦や山下夫婦の様な
円やかな間柄になっていけたら。

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saitall

4.0伊集院がオススメてたので。

2017年12月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

ラジオで紹介していたので観たら地元の話だった。
故郷がこうして作られた土地だったのだと思わぬところで知りました。

おじいさんの描く絵がかわいい。
子供の頃近所でどんぐりをよく拾っていました。自分があそこで育ったことが誇らしくなりました。

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スベスベマンジュウガニ

5.0劇場で観たかった!

fukui42さん
2017年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

まあドキュメンタリーだしなあ、と思っていた自分にげんこつ!
90才と87才のスローライフが、いかにしいて始まったかは描かれていますが、修一さんが会社を辞めた理由は間接的にしか描かれていないところが、この生活の壮大さを感じます。

「私ももう90才ですから、自分の時間を大切にしたいんです」そう電話で受け答えしていたのにそうだと納得し。
「旦那さんを大事にすることは、まわりまわって自分が良くなる」英子さんの言葉が、心に刺さったなあ。

それとすべての物音が消えた場面は、一瞬TV壊れた?と思ったけど。違いましたね、ソウダッタノネ。涙。

造り物ではない実話だから、胸に沁みました。
これはぜひ、一度見て欲しいです。

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fukui42

4.0全ての答えは偉大なる自然の中にある

2017年11月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いいモノを見せていただきました。

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さばとら

4.5お金が中心の多忙な生き方に、息苦しさを感じているすべての方に観てほしい作品。

2017年11月10日
iPhoneアプリから投稿

ドキュメンタリー映画はエンターテインメント性を求めるものではく、自分の価値観を広げるための教養として観るものなんだと改めて感じた。

都会に暮らすぼくたちは、自分の手で作らないことが当たり前になっているが、この夫妻はすべてできることはすべて自分たちでつくる。

そうすることで見えてくるものがあると言う。

豊かさとは、お金で手に入るものと、手に入らないものの2種類あると思うが、人生フルーツな生き方は、お金では決して手に入らない豊かさに溢れた生き方だと思う。

時間効率、利便性、手軽さをお金で代替することは忙しすぎる現代人にとっては必要なもの。

しかし、その代償として、見えない豊かさを失ってしまっている。。。

そんなことに気づかされる素晴らしい作品だった。

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