「オン・ザ・ミルキー・ロード」オン・ザ・ミルキー・ロード しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
オン・ザ・ミルキー・ロード
2017年88本目の劇場鑑賞。
エミール・クストリッツァ監督が自ら主演し、
ヒロインにモニカ・ベルッチを迎えて贈るコメディ・ドラマ。
戦争が終わることなく続く国を舞台に、
前線にミルクを届ける配達人の男と村にやってきた美しい花嫁が繰り広げる愛の逃避行を、
エネルギッシュかつファンタジックに描き出す。
エミール・クストリッツァ監督9年ぶりの最新作。
描かれているのは、
王道とも言っていいメロドラマで戦火の中の恋である。
過去の作品でもおなじみでもある動物たちが、
本作でもたくさん出てきます。
特にハヤブサは奇跡のような“演技”を披露してくれます。
コスタが演奏するツィンバロムのリズムに合わせてひょこひょこ動く姿がめっちゃ可愛いかった。
あるシーンのCGが露骨だったのは笑えます。
ヒロインのモニカ・ベルッチはイタリアの宝石と称されただけあって52歳になってもまだ奇麗。
クストリッツァ監督のエネルギッシュな演出は健在でした。
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