「【溢れる生命力 バルカンミュージックの強烈なインパクトに引き込まれた作品。】」オン・ザ・ミルキー・ロード NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【溢れる生命力 バルカンミュージックの強烈なインパクトに引き込まれた作品。】
ー 恥ずかしながら、エミール・クストリッツァ監督の作品を観たことが無かったのですが、映画冒頭から圧倒されました。ー
◆感想
・人・動物達の生命力・愚かな戦争・豊かな自然が、大画面で炸裂する。
・そして絶世の美女の花嫁(モニカ・ベルッチ!)の愚かしき英国将校からの逃避行の面白さ。
・エミール・クストリッツァ監督自身も、毎日傘!で、銃弾をかわしながら、前線で兵士たちにミリクを届けているコスタを演じているし・・。
時には、村の宴で楽しそうに楽器を鳴らす。
・村の英雄ジャガ(ブレドラグ・”ミキ”・マノイロヴィッチ:常連です・・。)と美しきミレナ(スロボダ・ミチャロヴィッチ)の兄妹と、村人たちの関係性。
ー ミレナはコスタが好きなのに・・。ー
<天上天下唯我独尊エミール・クストリッツァワールド全開の、オカシナラヴストーリー。
一気に引き込まれる、ジェットコースタームービーでもあります。
上映館は少ないですが、足を運んで観る価値はある(在り過ぎる)映画だと思います。>
<2017年9月16日 ユナイテッドシネマ豊橋18にて鑑賞>
■その後、エミール・クストリッツァ監督の大作「アンダー・グラウンド」やホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領のドキュメンタリー映画を、映画館にて観賞。
でも、未鑑賞作がマダマダあるなあ・・。
未鑑賞の作品のことまで考え出すと、元気で長生きを100歳までできたとしてもとても足りませんね😂
あの世まで配信できる規格は100Gまでいってもきっと難しいのではないかと。
ストーリーテリングの才能があれば、そんなコメディ映画の脚本でも書きたいところです。
『イエスタデイ』を作ったスタッフあたりなら、いい作品が出来そうな気もするのですが。