メッセージのレビュー・感想・評価
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思っていたのと違っていた
勝手にイメージしていたのと内容が違い過ぎて入りこめませんでした。
この作品は中盤迄にそこに気づいて、見かたを変えないと置いて行かれます。
私は中盤で眠気に負けてすっかり置いてかれました。
リピートしようか?迷い中?
現実VS虚構
シンゴジラは「もし日本に巨大不明生物が現れたら」という話でしたが、この作品は「もし世界に、平和的にコミュニケーションをとる生物が現れたら」というコンセプトです。
情報量は案外少なめですが、非常に複雑で濃密です。
途中で主人公の意外な事実が分かり…。
不安を煽る音楽や、回想シーンの美しさ、必要最低限の説明を兼ねた会話は見事でした。
後半はもう前のめりになってスクリーンにかじりつくように観てました。
SFとは違う、何だ?そう言う事だったのか?のラスト
前評価が高いので期待して見に行った。
結果は、あのラストが…SF色と言うよりサスペンス色になっていた。
まず、別問題の異星人の存在。
過去作で襲うだけしか能が無い『エイリアン』シリーズ。
光速かそれ以上で星間飛行が出来るのも関わらず、なんであんなグロテスクな宇宙人の姿をしているのか?の疑問は共通していた。
また、その高度な技術を持ちながら我々人類の文字でも音声でもコミュニケーションする能力が無い、、これも共通している。
今回の異星人の伝達方法は、文字として円形しか描けない。
これもおかしい。我々人類は文字を発明したのは視覚で感じたことを文字で現そうしたから高度で様々な言語が出来た。
これが彼らには無いのか??と言う疑問。
あと、問題のラストに関して、、子供を持つ親の共感を呼ぶ様なものでラブロマンスになっている、、これはSFじゃないな、、と。
中盤手前でCH-47チヌークのヘリの中でルイーズとイアンが初対面した時の反応、、、これを良く見ていた人は居たのだろうか?
全くの他人に見えたはず。
あと、中国資本がどうのこうのと言われているけど、ハリウッド映画はカナダが関わることが多いとも。
最近のハリウッド映画は、エンドスクロールでカナダのロゴを良く見る。
で、『ルイーズ』とカナディアン・ロッキーにある美しい風景のレイク・ルイーズと何かクロスオーバーする。
でもレイク・ルイーズと名づけられたのは、美しい女性のルイーズの名前から付けられたんですけどね。
もう一回みたい!面白い
始まりは淡々と時系列で進んでると思いきや、やっぱり宇宙は5次元なの?と。主人公はいつこの武器を手にしたんだろう?
最初武器って言葉かなぁと思ってたし、解釈としても人類にとって言葉はあるいみ武器になるんだと思う。
どうして人は疑うことを先にするんだろうか?信頼を構築して行くことから始まるのに、理解できないと攻撃するのは何でだろう?
あとは、知識の使い方。せっかくの大きな武器をもってても幸せになるとは限らない。彼女はいつまでループの中にいるんだろう?
原作読んでみようかな。
ばかうけ!リピ確定!
はじめから張り巡らされる伏線の数々、すべて拾いながらもう一度観直してみたい。
娘の存在や旦那の消息、観終わった後のゾワゾワ感をまた味わいたい。
概念が理解出来ないと、全く面白くない映画だと思うけどそれを理解しろと言うのもまた酷な話。
世の中、目の前で起きた事だけが事実じゃないんだよ。
それにしても日本の描かれ方がヤバかったな。
もはや先進国ではない。
宇宙戦争系のSFを期待してる人へはオススメしない
前半の20分くらいの盛り上がりから一転して言語を解読する過程が長く、ダレた印象だった。
言語解読以外の部分では全くストーリー性がなく(例えば宇宙への知識ゼロの言語学者をいきなり宇宙船内に送り込んだり、またその学者が1人で船内に入った時も周りの焦りや緊張感を感じ取れない、理論物理学者の活躍がほぼゼロ!等)ツッコミ所満載だった。
またオチも深さを感じさせようとしているのは分かるがあまりインパクトがなくへ〜そうか〜という感じで終わってしまった。
宇宙人とのドンパチは一切なく、宇宙戦争のような映画を期待する人にはオススメできない。
この映画を高く評価してる人はよっぽどの映画好きか周りの評価に合わせている自称映画通のオ◯ニー野郎だと思われる。
あなたの人生の物語
原作短篇の骨子に忠実でありつつ、小説と映画というメディアの違いに応じたアレンジが見事にキマっている。宇宙船の巨大感や異星人の文字の映像化、音響は鳥肌もの。観了後は原作の「あなたの人生の物語」というタイトルをしみじみと噛み締めさせられる。いや〜面白かった♪
いろいろなメッセージが込められているのではてんてん
多分いろいろな解釈の仕方あるんやないかと思う。
いやぁー深い深すぎです。
ラスト10分ほどはもう鳥肌鳥肌で進んでいった
伏線をバンバン序盤に落としていってそれが最後に全部繋がるしで監督に脱帽
多分いろいろな解釈の仕方あるんやないかと思う。
これが言いたかったんかね
言葉は1番の武器になる。非ゼロ和
これです。
言葉っていうのは奥が深い!
人類にとっての「武器」とは何か? 世界友好のメッセージ。
最近は、SF映画も人間ドラマに重厚感があって面白い作品が多い。現実がかつて映画で描いた「近未来」に接近しつつあるから、サイエンス・フィクションの世界にもリアリズムが成立するし、必ずしも別世界の話ではないような感覚になる。地球の各国に未確認物体が突如現れたことから起こるSFのストーリーも、物語の静謐さとリアリズムから、SFというよりも重厚な人間ドラマを見ているような気分だった。もちろん、ヴィジュアルの美しさにも魅了されながら。
言語学者エイミー・アダムスらチームが、謎の生命体と意志疎通を図るため、お互いの言語をすり合わせてコミュニケーションを取ろうとしていく物語の中で、回想だと思われた断片的な娘とのシーンの真相が明らかになり、映画が多面的になる。(ネタバレだが)「未来が見える」という設定を用いることはSFにおいて若干反則技というか禁じ手のような気がしないでもないが、この映画の場合はその設定をラブストーリーに効果的に活かして物語をエモーショナルにする。結末の見えた愛のページを捲るのか否かのドラマに、あぁやっぱりこの映画は紛れもなく「人間」の物語だと感じられて嬉しかった。
この映画は世界平和、ないし、反戦のメッセージを訴えかけている。我々人間には「言語」という優れたコミュニケーションツールがある。「言語」によって理解し合い、お互いを知ることが出来る。それが我々人間にとっての大いなる「武器」なのだということを、映画の最後に気づかされる。
この映画のストーリーは、クライマックスで「武力行使を止め、世界で協力し合う」という結論を下す。「人類を救いに来た」というその謎の生命体が何を言わんとしているか、この映画が何を言わんとしているか、克明にされる瞬間だった。アメリカと北朝鮮の間の緊張状態の狭間に置かれた日本という国で、憲法第9条の改正案について論じられている日本という国で、今、この映画を観た。
日本語で「武器」という言葉には、「Weapon」の意味の他に、「他より優れた特性」という意味もある。我々人間にとっての一番の武器(優れた特性)は「武力」ではなく、「言語」と「コミュニケーション」だというメッセージが、自然と腑に落ちる映画だった。
テレンス・マリックが嫉妬する映画。
最近、方向性を見失っているテレンス・マリック。そんなマリックが観たら、必ずや、嫉妬するであろう映画です。 色々な示唆に富んだ作品です。主人公が映画が始まって早々に娘を難病で失くしてしまうという伏線もなかなか効いています。疑問に思ったのは、字幕に、聞きなれないことばが散見されたことです。「上将」、「諸国」など、普通の会話ではまず、使われないことばです。字数の関係で使ったのでしょうか。よく、判りません。
とにかく、あれこれ云っても今年、観た映画の中で最高の出来の作品であることに間違いはありません。
考える余白をたっぷり残している作品でもあります。それだけに余りに素っ気ない邦題が残念でなりません。
過去と未来が交錯する物語
結局、エイリアンがきた目的が3000年後の地球人の破滅を阻止するため、主人公の未来を見る力を使い、分岐点となった事象を阻止したということかな?
それにしても、冒頭の娘の話がすべて未来の出来事だとは・・・・。
上手い❗
楽しむには原作の読了が不可欠
面白かったです。思考実験とかが好きな人は確実に楽しめます。
ただ、原作(あなたの人生の物語/テッド・チャン著)を読んでから行くことを薦めたい。(映画二回観る余裕のある人は除く。そういう人は、まず映画見て、原作読んで、そしてもう一度映画、というのが一番幸せになれそう)
原作はちょっと「風変わりな仕掛け」があって、短編のわりには読みづらいかもしれないし、この「風変わりな仕掛け」を通してかなり強烈な思考実験(=認知方法の組み換え)が要求されるので疲れます。白状すると私は少し苦労しました。
でも、原作を先に読むべき理由はまさにそこ。なぜなら、その思考実験こそこの作品の最大の醍醐味なのに、映画館で予備知識無しにそれを十分に味わうことはかなり難しい気がするから。・・・その先の理由まで書くとネタバレに近づいてしまうのでここらでやめておきますが・・・
映画と原作の関係は様々ですが、この場合はうまくお互いを補っているなという印象でした。両方それぞれに楽しめます。
星5つ付けたい気持ちですが、原作を先に読んでおくべき映画に対して満点をつけるには忍びないので4.5
チャレンジ精神溢れる映画。この監督がブレードランナーの続編任される...
チャレンジ精神溢れる映画。この監督がブレードランナーの続編任されるのもよくわかる。大作になればなるほどI.Qを下げなくてはならないところのギリギリをよく攻めてる。
けど、個人的には「コンタクト」の方が好きだし、チャーリーシーンの「アライバル」のほうがもっと好き
私的な映画
美しく、静かで、詩的で、私的なSF映画。
一般的にはなかなか難しいが、SF映画としては必見。
『インターステラー」がゴリゴリに理系なSFだったとするならば、こちらは徹底的に文系のSF。
コレが私的な映画であることは原作のタイトル(「あなたの人生の物語」)からも分かるんだが、映画では最後に明らかにされて、それが分かると今までの場面の意味がまるで変わってくる。出来れば2回観て、その味わいを確認すべき。
以下ネタバレ。
言語学を専攻した立場から言えば、身につける言語によって世界認識が変わってくるのは当然だし。場合によっては能力が変わるということもありうると考えられる。
雪を表す言葉が20種類以上あるエスキモーには、それらが区別できるだけでなく、異なって見えるのだと言われる。また、主語の省略を許さない言語圏で唯一神の宗教が圧倒的なのは、その語法がなんらかの神の存在を想定させるから、とも考えられる。
この映画のように時制を持たない言語を身につけることで時間を超えた認識力を身につけるというのは、論理的にはあり得る。
映画に登場する彼らの文字を円環で表したのはそこをとても良く表現している。
だから、彼らの宇宙船は黒いばかうけなんかではない。あれは円環をなすモノリスなんだ。
この映画はそういうところがとても良く考えられていて、ヘプタポッドというイカ型宇宙人は完全に『宇宙戦争』(トライポッド・イカ型宇宙人)へのオマージュだよね。
深い内容でした。
ネタバレになるか分からないのですが、変えられる未来もあれば、変えられない未来もある。
だとしても、より良く生きようとする意思の大切さに気付かせて貰えた作品です。
ネタバレしないように魅力を説明するのがちょっと難しい名作
ジャンルを説明しただけでネタバレになるヤツがあるじゃないですか。たとえば「実は地球だったモノ」とか。この映画はとあるジャンルのとある手法を採用していてそれがそれなのでおもしろさを語るのがやや難しい。
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