メッセージのレビュー・感想・評価
全676件中、441~460件目を表示
なかなか深い作品でした!
今年の米国アカデミー賞作品賞にノミネートされた作品だけあり、
なかなか深いストーリーでした。
当該作品は、問いかけます。
あなたは、あなたの武器(能力)により、
あなたの将来が解ってしまった時、
どういった選択をしますか?
違った道を選びますか?
私には、次の様に問いかけている様に感じました。
あなたは、あなたの正義感から取るべき行動が解った時、
勇気を持って行動できますか?
それとも、スルーしますか?
加計学園の影響かしら?
Michi
イカはイカん
「未知との遭遇」や「コンタクト」と比べても、引けを取らない秀作だと思いました。
世界の混乱ぶりもリアルでした。ひと昔前ならロシア(ソビエト)が敵国役になるのですが、今だと中国になるんですね。
最近の異星人映画は、侵略者タイプが大半です。
今回のような友好的な異星人の登場する作品を、もっと増やして欲しいものです。
それはいいとして、個人的には訪問者の姿は見せない方が良かった気がします。
イカ?以外の姿なら、見せても良かったかな。(^_^;)
意味をわかっていなかった
非常に抑制された感じがSFらしくてよかった。宇宙船の中で重力が変化するところが面白かった。結局時間の感覚を超越するというのがどういう感覚なのかさっぱりイメージできない。
主人公のトラウマが度々回想されて、それが時間を超越することの意味なのかもしれないが、だとしたら辛すぎる。楽しかった記憶も新鮮なのかな。
フォレスト・ウィティカーがちょっと紋切り型だったかなと思った。
(追記)
友達にこの映画のネタバレを聞いたところ、子どもが死んだイメージは回想ではなくこれから起こることであったことを全く理解していなかったことが分かった。最初からとても暗い顔をしていたから、てっきり子どもが死んだせいで暗いのかと思っていた。みんな理解できているのかな。自分だけ馬鹿みたいで恥ずかしい。
ルイーズ自身の選択が・・・
異星人が来て世界を救うという内容は
良かったんですが、ルイーズの最後の
未来の選択の終わり方がなんか悲しいです。
ルイーズが見ていた未来の自分は、過去でこうなると
いう未来を見て全て知った上で、エンディングでそれを打ち明ける事もなく、黙ったままイアンと結婚して子供を産み、その子が難病になりその後イアンに打ち明け怒せてしまい離婚して、その後に子供が亡くなってしまうという人生をあえて選択して生きたと
いう事になるんですよね?
過去を知っていた未来の自分を現在のルイーズが見ていたという事じゃないと、時間の流れがおかしくなってしまいます。
悲しい未来を見た上で見た物と全く同じ選択を
ルイーズがして生きていくというのは
悲しくないですか?
自分の未来を見た上で全くそれと同じ未来を
生きていくなんてそれ以外不可能だと思います。
未来の悲しい出来事を知ってしまったルイーズだけど世界を救った後、イアンに自分が見た未来を打ち明け
変わるかもしれない未来に向かって今を生きていく
みたいなエンディングにして欲しかったというのが
自分の感想です。
ちょっと位、矛盾なんかがあってもそういう
方が自分は好きです。
雰囲気は好きな映画でしたが、何故に高度な文明を持つ宇宙人がイカなの...
雰囲気は好きな映画でしたが、何故に高度な文明を持つ宇宙人がイカなのか。あの手で細かい作業出来るのかな。
重力も時間も自在に操れるのは異次元の存在?
SFだからと割り切って観れたらもっと評価高く出来るんでしょうね。
必ず一番上に出てくるPROっての消せないのかな
人間の感情についての部分はわかるけど、個人的にタイムリープとかタイムパラドックスものは嫌いです。これは日本ではウケない。
イカによる墨字の映画
<ネタバレ>
冒頭のシーンから見せるあたかも主人公ルイーズの過去の出来事であるかのような娘の映像はなんとやがて訪れる未来のビジョンでした、なんてことがラストで分かる6センスのM・ナイト・シャマラン的ともとれる構成の作品。映像美が織りなす感傷的な描写もイカ星人の登場によってトーンダウン。そのイカ星人の墨字も我々の持つの文字の概念とは違う次元のもので、時系列を含まない文字体系を表現してはいたけど、墨字が出るたびに頭の中に「イカ」と「墨」が印象に残ってしまって興醒めしてしまう。と、まあいろいろ残念に思うところはあるが、異星人、コンタクト、新しい言語、とネタ自体は興味をそそるものばかりで素晴らしい映像美によるある意味観ごこちのいい映画ではあった。
不覚にも
期待して見に行ったが、私には難解で且つ静かな話の進み方だった為
不覚にも睡魔に・・・
あまりに、起承転結がなさすぎて、私にとっては正直、久々の期待はずれ
ところで、最近気になってましたが、この映画にも中国が重要なファクターで登場、チャイナマネーがハリウッドを席巻してるんでしょうか?
それにしても露骨すぎません?
しみじみと面白い
エンディングを迎えて、しみじみと考えて、涙がでてくる映画でした。
タイムパラドックスなど、考えてしまうと話がおかしいのでは?と思ったりもしますがそこら辺はどうでもいいと思います。
未來がわかっていても愛することを忘れられない。
もう一度見たくなる映画でした。
ばかうけ?柿の種?ハッピーターン?
真っ二つに割れた皆さんのレビューを読んで、自分はちゃんと理解できる側にいるぞ!という意気込みの元、睡眠を充分にとり、1時間マッサージを受け、真昼間の回を選び、寝ずに済むかと思いきや、何度睡魔に襲われたことか(笑)。
私は映画鑑賞にある程度慣れてると思ったけど、今日はっきりわかりました。静かな、わかりにくい演出は合わないのだと!
英語を使う仕事もしているし、言語間のギャップなんて、イヤっつーほど経験してきたし、それでも入り込めませんでした。
原作を読んで、もう一度映画を見ようという気にもならなかった作品です。ファンの方、すみません。単に好みの問題です。あんまり星の数に惑わされないようにしようと、初めて思えました(笑)。
惜しい、大傑作になれたのに
映画メッセージ観てきました
じつは今年一番の期待作だったのですが、結論からいうと残念でした。
中盤まではなかなか良かったのですが、結末はそれはそれで良いのですが、えーこの程度で小さくまとめてしまうの?で落胆
作りようによっては21世紀の2001年宇宙の旅になれた筈なのにと思いもったい限りでした。
それでも観る値うちはあります。
音響を映画館で
静かなSF。
主人公の視点でゆっくりと地球外生命体に近づいていく。物理的にも精神的にも。
観客は主人公とともに、彼らと意思疎通を図ろうとする。
そして観終わった後、新たな価値観を受け取っているのだ。
この映画はコミュニケーションがテーマだ。観客に、第三者の視点で物語を眺めるだけではなく、未知の存在に出会う体験をさせてくれる。
映画館の大画面と大音量は、宇宙船の中と同じだ。機械なのか生物のものなのか、はっきりとわからない重厚な音と、エイリアンが発する声なのか判別できない奇怪な音。
この不思議な音に包まれ、画面ではこれまた不思議な光景が広がる。
これらの音楽と映像は、観客を物語に一層と引き込んでいく。
この音響で、この作品はアカデミー賞音響編集賞を受賞している。
もし家のDVDで見るなら、魅力半減だろう。
SF好きなら間違いなく映画館で観るべき映画である。
もう一度見たい
確かにメッセージ性の高い作品だった、どこから未来でどこが現実で 何故?彼女の思考の中でストーリーを進めているのか? よく解らなかった、これまで観たSF映画の中で宇宙人の登場する映画にはなかったストーリー展開。
じわっときた…
映像の合間に、子どもとのやりとり。その意味がわかったとき、すべての謎がとける。切ないが、愛することとは何か、人生とは何かを考えさせられる。そして、武器とは何か。
SF好きの人は、ぜひ。小学生には、理解できないと思う。
音響が素晴らしかった
と思ったらオスカーとってたんですね。
「殻」が現れた序盤は、ずっと鳥肌がたっていました。
複雑でとっつきにくく、観終わった直後は頭の中がハテナだらけ。いろんな方の解説をきいてやっと筋を理解しました。
知的好奇心を揺すぶられるSFです。
意外と政治的
小3と鑑賞。
字幕の漢字は読めなかったが、
おおよその筋は把握できたので最後までハラハラして楽しめた模様。
「君の名は。」の時と同様、時間のからくりは理解できなかった。
人間は時間を線形で把握するのがデフォなんだな。
テーマ的にも登場人物的にも、
ジョディ・フォスター主演の「コンタクト」に酷似していた。
そしてあの恐怖の宇宙人の造形や質感、霧がかった演出は
「ミスト」のモンスターではないか?
墨で書かれた表意文字、それって漢字のことですか。
人類の他の言語のどれよりも高度な文明の、優位性のある言語扱いでしたが
ひょっとして暗に中国語を世界の統一言語とすべきって言いたい?中華思想ってやつ?
などつい穿ってしまう。
原作者は中国系でも米国で生まれ育ったようだし
監督もカナダ人なので直接的な意図はないかも知れないけど。
結局あのイカ星人の来球の目的は、
高度なイカスミ語を伝授することによって人類の統一を図り、
それによって人類を団結させる手助けをしに来た、
将来自分たちが助けてもらうこともまた定説ですとなるのだろうが、
その定められた未来に争うのが生命、じゃなかったっけ。
意外と政治的、思想的な思惑が漂ってくる作品だった。
ちなみに最後にポッド攻撃を中止させる中国の軍司令官へのルイーズの電話、夫人の遺言ですが
敢えて字幕を付けない意図があるのだろうけどあんまり考えたくない。
調べたら、女優さんの発音のせいか中国人にも何を言っているかほとんど聞き取れなかったらしい。
英語版でも字幕はついていない様子。
聞き取った人づての内容を私なりに適当に訳せば
まず主人公が自分が今アメリカの設営地にいることを伝えた後
将軍の奥さんが夢に立ち言伝を残した、
あなたは勇気をもって、世界を救う手助けをするべきだ
戦争は英雄を作らない、ただ孤児と寡婦を生み出すだけ、
後は後半を繰り返すというような感じだったらしい。
映画と原作とは完全に別作品と考えていますが、
原作はまた全然違った雰囲気のようで、作者も当代一のSF作家の呼び声も高いので、機会があれば読んでみたい。
全676件中、441~460件目を表示