「記号に意味が含まれる言語ってこと?」メッセージ ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
記号に意味が含まれる言語ってこと?
この映画って文字の解読する過程を楽しむ映画なのだろうか?
趣味ではなかった。
ヘプタポッドは流れる時間に身を置かずきっと同時に色んな時間に要られるのだろう。
しかしよくわからないのはやはり時系列はあって3000年後に地球人に助けてもらうために
今地球にやってきてコミュニケーションをはかろうとしているわけだ。
3000年後という言葉が出てくる以上時間は流れているという認識はあるはずである。
だって時間が流れるのでなければラーメンを食ったあとにラーメンを作っているという
状況が起こるわけで知識として大混乱起こるよね?
主人公が未来を見せられてしまうシーンが出てくるので何らかの形で
未来を見たり行ったりする事はできるのであろうが、
映画を見ていて思ったのが人間の時間は流れ、
ヘプタポッドの時間は点在的な感じかと思ったんだけど。
知識がないとわかんないのだろうか?
最後この映画で言いたかったのは、生まれてきても
数年で死んでしまう命を産むか?というところなのかなと。
未来が見えるということは結果がわかっているわけだから
そりゃ、まったく不幸な選択なら別の道をたどるだろうけど
産まれてくる愛する娘が死ぬと分っていても子供を生むべきか?
たとえ短い命といえど受け入れて生まれてくるべきなのか?
非常に悩ましいところだ。
しかし未来が見えるということは、同じ道を辿らない可能性が高くなるわけだから
未来は決して見えないものなのではないかと思った。
つまり見えた未来と違う未来をたどるわけだし。
タイムパラドックスって言葉で解決だろうけど。