「評価が難しい。」沈黙 サイレンス キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
評価が難しい。
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司祭として師匠の司祭を探すために日本にやってきたが、キリスト教禁止令のもと、過酷な生活を強いられる。
探し求めていた師匠は改宗していて、改宗を勧めてくる。
そこの葛藤が丁寧に描かれている。
改宗したらキリスト教徒は殺されず解放されるが、司祭ほどの立場で自分の宗旨を否定するのことができるのだろうか、と。
助ける代わりに改宗。布教もできない、罪を聞くこともできない、それを求められても断らなければならない。それを表面上でも仏教徒として生きていけるのか。
踏み絵は教科書で見たが、踏めばいいじゃん!と軽く考えていたのが恥ずかしくなった。それほどの強固な信仰を持って生きる=生き様そのものがキリスト教徒なんだろうね。
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