劇場公開日 2017年1月21日

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「巨匠マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」を観た。結論から言うと、映...」沈黙 サイレンス Takanoriさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5巨匠マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」を観た。結論から言うと、映...

2017年3月2日
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巨匠マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」を観た。結論から言うと、映画は観ずに遠藤周作さんの小説を速読でも良いから読んだ方が良い内容だった。

何が期待を裏切ったか?それは「徳川幕府時代に長崎を通じて入ってきたキリスト教に何故長崎の人々があれだけ心酔したのか、そこが全く無い」から。いきなりキリシタン( 切支丹 )に踏み絵をさせる場面が出て来て分かります?僕は分からないと思う。

日本という異国・異文化圏にたちまち浸透して徳川幕府もその拡大を怖れたキリスト教。これをスコセッシ監督の目から見て描いて欲しかったが全く欠落している。多分そこの史実( エピソード )が伝えられないと日本史を学習しなかった人も海外の方々も理解出来ないと思う。とても残念だった。

Takanori