「信仰を知らないと」沈黙 サイレンス きこさんの映画レビュー(感想・評価)
信仰を知らないと
信仰をもたない自分には、なぜ利益にならない信仰をもつのかが分からなくて、なぜこんな風に見えないもののために自分をかけられるんだろうと思った。
自分が人生で行動してきた理由は、目に見える、自分や家族のための利益のためでしかないし、信仰というものが分からない。
キリスト教の教えでなければ、救われない人たちがいるなら、踏み絵なんて迷いなく踏んで、その教えを支えにしながら、日本のルールにうまくのってもいいのでは、と思った。
人生の意味は、よりよく生きることで。
頑なに信仰にこだわって神様に義理立てすることになんの意味があるのか分からない。
そう思いながら、同じようにホロコーストで死んでいった人たちの信仰が分からなかったことと同じなのかと思った。
なんのために生きるんだろう、信仰ってなんだろう?と何度も思わせられた。
クリスチャンの人にどう思うのか聞きたい。
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きこさんのコメント
2017年2月7日
コメントありがとうございます。
本当にそうですね。信仰のよい部分とそうでない部分を意識していられたら、いいのに。でも、それは信仰とは呼ばないんでしょうか。
信仰を知らない人間にはなにも言えないんでしょうね。
FM横須賀さんのコメント
2017年2月6日
私はクリスチャンですが、あなたと同じように感じます。日本人だからそう感じるのかもしれません。クリスマスを祝い、初詣にいき、イースターを楽しみ、お彼岸にお墓参りする。そういうことができるのはタテマエ上の信仰の自由からではなく、精神的に信仰の自由を得ているからだと感じます。そしてもし世界中の人々がそう感じられれば、戦争の原因の1つがなくなるかも。などと思います。