「日本人カトリック信者」沈黙 サイレンス Raphaelさんの映画レビュー(感想・評価)
日本人カトリック信者
大変期待していた映画だけに残念な映画でした。こんなカトリック信者もいるんだと、聞き流して下さい。
まず映像が日本ではなく、アジアのどこですか?と言いたくなるほどだらしない映像。ただ汚く貧しいだけの農民。日本には古来より侘び寂びの美学有りますよ。日本人は昔から、辛く厳しい生活の中にも美を追求してきました。この映画では農民の姿、生活に生と死を感じられない。ただの役でしか無い。汚い農民。役者に演技力が有るのは当たり前。プロの歌手に歌が上手いですねと言ったら失礼でしょ。
風が吹いていても、日向で扇子を扇ぐ侍。侍ってアホ?私は真田と祖先が共通ですが、侍をバカにしているとしか思えない。
原作も読みましたが、終始一人の頭の中での葛藤だと、随所に感じました。
あの時代と場所は、個人主義と全体主義が衝突した所だと思います。
水と油が混じり合う、それが愛では?
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