光をくれた人のレビュー・感想・評価
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赦すと言うこと
なんか犯罪を正当化してるけど…。
心を偽っては生きていけない
道を間違えた灯台守の悲しい物語
切なかった
家族愛、夫婦愛、親子愛、それぞれの深い愛
そして罪と赦し
とても重いテーマに胸が苦しくて切ないのに
美しい風景や風の音、海と波、光、雨、土
全てが心情とリンクしていて否応なしに
映像に引き込まれてしまいました
子を持つ母として二人の母の気持ちが
理解出来るので余計に心が苦しくなりました
愛とは何か・・・
抗うことが出来なかった犯した罪
夫の深い愛
そして赦しとは・・・
泣かずにはいられませんでした
とても切ない物語の中で最後に邦題である
「光をくれた人」この題名に納得
最後に救われました
今ある幸せを噛みしめながら
人生について愛について真剣に考える
いい機会を与えて頂きました
とても重いテーマではありましたが
観て良かったと思っています
原作を読みたいと思います
*
子役が凄く可愛いそして主役のお二人アリシア・ヴィキャンデルと
マイケル・ファスベンダーは実際に交際されているそうで
二人のラブシーンはとても美しくて髭を剃るシーンは
とても微笑ましかったです
静かで美しい物語
展開は大体予想がついてしまう系統の映画であることは否めない。ただ、それでも面白い。
子供の親権を争う物語ではない。夫婦の愛の物語でもあれば、それぞれの辛い葛藤の物語でもある。とても繊細な映画。
誰も悪くない状態で、それぞれが思ってることはどれも正しい。そんな状況下でのトムの決断はみていてとても辛い…
子供にとっては何が大切なのか?残された人々にとっては?過酷な選択を強いられる登場人物たち一人一人の心情を考えるだけでも、こみあげてくるものがある。
そのようなものを全て繊細に描かれているため、心に染みるものがあるのは間違いない。キャストもそれぞれ、繊細で素晴らしい演技をして観客を世界観に引き込む。
とてもクオリティの高い映画だった。
欲を言えば、想像通りであったのも確かではある。
高倉健風なファスベンダー
ラブストーリーというより、愛の話。恋人、夫婦、親子、母子、父子のそれぞれの愛。悪人がいない、だから泣ける。話としては角田光代さんの「八日目の蝉」を思い出したが、あちらはサスペンス、こちらはドラマ。高倉健さんを彷彿とさせるキャラクターで父親役を演じるファスには、ズッキュンズッキュンやられました。アリシアちゃんとのラブシーンはもはや演技の域ではないことがスクリーンからダダ漏れ。
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