咲 Sakiのレビュー・感想・評価
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昭和っぽい劇画
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高校の女子麻雀の大会で各チーム5人が2半荘ずつで争う。
新鋭の主人公の高校が圧倒的強豪校を撃破。
敵大将は必ずハイテイでツモる能力、主人公は必ず嶺上でツモる能力がある。
そういうオバケ同士やが、主人公は純粋に麻雀が好き。
敵ボスは麻雀をしない自分は無価値だと思い込んでる。
その差が出るような、ありがちなパターンで主人公勝利。
敵ボスにも麻雀を楽しもうという気持ちが生まれたのだった。
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内容は正直安っぽい。昭和の劇画を思い出した。
あと登場人物が多過ぎて、名前も難しく誰が誰かよう分からんw
試合の合間に過去の対人関係のドラマが紹介される構成。
最終戦のオーラスは主人公が敵ボスの捨て牌を大明槓、からの嶺上ツモ。
責任払いで逆転となるが、今時それが責任払いになるルールなんてあるの?
どっかのチームのボスが片目で、めっちゃ性格良かった。
最終的に豹変して悪魔になるパターンかと思ったら最後までいいやつだった。
しかも途中からは普通に目あけてた。何でやねんw
浜辺美波
映画はほぼ決勝戦を描いている。『阿知賀編』を先に観ていたので、構成や展開はほぼ同じ雰囲気だ。個々の参加女子高生たちも個性的で、面白い。
特に笑ってしまったのは、目立たない存在なので気配を消すことができるステルス桃。リーチを発声しているのに、誰も気づかないほどだ(笑)
大将戦に出場した清澄高校の宮永咲(浜辺)はカンが得意で嶺上開花を何度も上がる。対する龍門渕高校の天江衣(菊地麻衣)は小学生並みの体格で、海底撈月が得意技。風越高校を集中攻撃して、ぶっ飛び寸前にロンして態勢を自分のものにしてしまう。うかつに上がれない状況の後半オーラス。役満直撃じゃないと逆転勝利できない状況で、咲はカンを連発して衣から責任払いで数え役満を上がり大逆転を収めるのだった。
衣がガキっぽさのコンプレックスを隠しつつも、ガキっぽさをウリにしてるのが面白く、それが見ていて楽しい。浜辺美波が優しさとともに大人っぽい対処する。積もるときにハイが光ったり、桜吹雪が舞う最後の自摸シーンが素敵だ。
マンガよりアニメよりダメ
CSとかの一部しか見ていなかったが、やっぱり、アニメとかマンガの方が全然良い。
例に上げると、天江の縮尺が違いすぎる。全体的に棒読みのような気がする。何故、マンガ作品なのに実写を先にする。
牌とパイ
ロン!ツモ!カン!
麻雀まったく興味ないけど、こうやって勝つ!とか駆け引きは何となく解ったので見てて面白かったです。普通にやったら地味になる麻雀にバッと手を広げ見たり、スカーン!と音をたてながら端?に牌を置く?のも見てて格好良かった
色々詰め込んでる感はありましたが原作知らないので普通に人間関係楽しめました。知ってるとどうしても【あれが違う、これが違う】になりますし…
ドラマで全然麻雀打たなかった清澄の部長の活躍、風越の片目部長の目が開いたときテンション上がりました。ベタですけど、そして風越の鬼監督こと佐野ひなこの演技が地獄!素人でも解るくらい地獄!(笑)
咲を楽しめたのは原作を知らないってのも良かったのかなと、2017年に見た映画ぶっちぎり最下位だったあさひなぐが猛烈につまらかなったのは原作を知ってるせいかな…と言うことにしておきます。
それにしても和の制服だけなんか質感が違うというか凄いことになっている!!
阿知賀編も楽しみにしてます。
観て良かった!
アニメやマンガの実写化は駄作が多く、個人的にも興味は無かったのですが、予告編をみて妙なオーラに惹かれ鑑賞。
咲オンリーコスプレイベント若しくは娘の学園祭の演劇を見に行く程度の心構えだったのに、思ったより面白くてのめり込んでしまいました。(ハードルを低くしておいたのでより良く感じたのも否めませんが・・)
和のリボンやすばらの髪型など見た目キツいキャラもいたけど、みんなそれっぽい良い味出していて微笑ましいです。
単調になりそうな麻雀シーンも端折るとことは端折り、見せるところはじっくりと飽きない流れ。能力の見せ方も自然で楽しめました。とにかく個性的なキャラが沢山いるので、もっと観たかったキャラもいたけど、あの尺の中では精一杯だと思います。
前半の宮永照の圧倒的怪物感、中盤から後半にかけて他校選手のがんばり(それも各々のドラマをひっさげて)、大将戦の息詰まる駆け引きと劇的な結末・・。もちろん原作を知っていれば読める展開ですが、劇中の観客と一緒に拍手したくなりました。
新潟ではガラガラでしたが、咲ファンなら観て損はないと思います。
それにしても生死の境をさまよって得た能力が一巡先を見ること・・ってリアルに聞くと吹き出してしまいそうですね。
跳躍
『咲-Saki-』の実写化計画が発表されたのが2016年の9月ごろ。『咲 実写』という見慣れぬタグがトレンド入りしていたのを思い出します。
私と咲-Saki-の出会いをイチから書くと時間もかかるし、レビューとしてグダグダになると思うので割愛しますが、実写化発表の数ヶ月前に、なぜか、私のなかで咲熱が再燃していました。ですから、実写化の発表は、けして他人事ではなく、「あっ、進撃の巨人実写化するんだ」とか「黒執事ってそういや実写化してたね」とか、そういうふうにかるく受け止められるものではありませんでした。「え!? マジ?」という感じでした。
ときは流れて10月28日。この日は本作の主人公である宮永咲の誕生日でした。各所で例年通り咲の誕生日を祝う動きが見られる中、実写公式は動きます。
11時ちょうどに、ツイッターに一枚の画像をアップロードします。宮永咲を演じる、浜辺美波さんの画像でした。このとき、私のなかでは、(これはイケるのでは?)とかすかに光が見えてきました。ビジュアルが重要視される漫画であり、実写化もそれを気にする声が多かったものですから、浜辺さんの白さ(語彙不足)はじゅうぶんその不安を払拭できるものでした。
その後17時に一気に残りのキャラクター(龍門渕・風越・鶴賀・清澄)を公開していきます。浜辺さんに光を見ても、やっぱり気になるところはあるもので、清澄以外の三校は特別編まで出番がないだけに3ヶ月くらい落ち着きませんでした。特に龍門渕。もとからクセの強い学校ですから、実写化したら「そうなるわな」と思っちゃう。みんなばらばらの衣装(改造制服なのだ)で統一感がなく、髪の色も金だったり銀っぽかったりでカラフル。そして龍門渕の大将をつとめる天江衣を演じるのはなんと(撮影時)10歳の子役! 最近の子役は凄いですからなんとかしてくれるかなあ、と思いつつ、それでもやっぱり不安になりつつ……。(ケド、『衣演じるなら子役連れてこいよ。連れてこれるのかよ』というただ文句をぶつけるだけのツイートをはねのけることはできたのでちょっとすっきりしたり)
そして12月、TVドラマが始まります。
放送ギリギリまで懸念されていた須賀京太郎はオミットされ、咲が麻雀部に足を運ぶのは、同級生である原村和の学生証を届けるためということになりました。(※原作、アニメ1期では京太郎が咲を麻雀部に誘う)
基本的な流れは変わらず、咲は麻雀部の染谷まこ、片岡優希、そして原村和と対局し、毎回プラマイゼロという驚異的な打ち方をみせます。このへんは原作コミックス、またはアニメ、もしくはドラマを見てください。オリジナル回であるドラマ4話を除いて、県大会までの大まかな流れならほぼ総ての媒体で確認することはできると思います。
さて、こっからが映画の感想です。すみません、前置きが長くて。
全国高等学校麻雀選手権大会(インターハイ)長野県予選を映画では撮っています。今宮女子、千曲東、東福寺のちょっとしたキャラクターのちょっとした出番のためのすごい気合の入れ方はファン必見。演者の方々もお疲れ様でした。
カツ丼さんもとい藤田靖子プロ(演:夏菜)の「This Is 麻雀」、和の抱いているぬいぐるみ「エトペン」の盗難カット(その代わり眠っている咲が抱いて離さないので、会場にもっていけない)などオリジナル要素も光り、実写化に否定的な意見でよく見かける「原作にオリジナルを付け足す」もちょっと考えようかなあと思ったり。(まぁ、そういう場合はあれです。「要らない」オリジナルを付け足すってやつだと思います)
そして一番の変更点、天江衣の完全なる邪悪化(という言い方は失礼か)。両親を事故で亡くした衣は龍門渕の家にあずけられるが、衣の恐ろしさに怯えた龍門渕当主によって離れに幽閉されてしまう。学校にも通うが友だちができない。見かねた龍門渕の娘、龍門渕透華は各地から衣の遊び相手を見つける。(これがのちの龍門渕高校のメンバー)
つまり閉じこもってしまった子なんです。あとマスコミも嫌い。外界を拒絶しているかのような、うちに篭っているような子。
最後まで、龍門渕のメンバーを本当の友達だとは思ってはいません。(というかどこか懐疑的になっている)
原作では天真爛漫なこどものようなふるまいからとんでもない攻撃を仕掛けてくる、Sweet lil Devilとでもいいましょうか、いうならロリキャラです。
が、映画の衣、そうはいきません。完全に世界を恨んでます、あれは。
「死ぬときは一人だ」(うろ覚え)は多分映画オリジナルの台詞ですが、一気に天江衣、いや咲-Saki-全体の雰囲気を重くしました。喋り方もアニメとは違い、低く、ゆっくりと、一音一音に思いをのせるような、明るく振る舞う素振りをみせない。天江衣を演じた菊地麻衣さんのご両親。これを見たらどう思うんでしょうか。見終わったあとはぜひ菊地さんの好きなものをプレゼントしてあげてください。
ファンから長野編と呼ばれている部分を今回実写化しましたが、あらためて長野編は衣の解放をテーマにしてるような気がします。
「一緒に楽しもうよ」は原作、アニメ両方ネタにされつつあり、いまさら真面目に語るひとも少ないと思いますが、実写化という新たな、異質な媒体で見ると、やはりこうだよなあと思いました。咲も事情があって家族が分裂し、家にある雀卓を父親が売っちまうかと提案したときに「まだお母さんたち帰ってくるかも」と言って止めています。衣の両親はもう生き返ることはないですが、龍門渕という新しい家族があって、それを受け入れるまでの話。咲は、世界を拒む(または疑っている)衣に、「一緒に楽しもうよ」と提案をする。とてもいいシーンじゃないですか。実写だと衣が本当に恨んでる感もあって、一層それが強く見えました。また、最後の龍門渕の集合シーン。メンバーに囲まれ仲良く歩きだす衣を見送る透華。ここもオリジナルです。素晴らしい。あと、エスコートをアドリブでやるハギヨシ役の玉城さんもさすが。
そして最後、エンドロール。ここで流れる演者さんたちの笑顔。もちろんその中には衣を演じた菊地さんも。みなさん役の格好をしているので、衣がやっと解放されたという嬉しさがこみ上げてきます。しっかりエンドロールまで魅せる系の映画でした。
もちろん様々な不安不満はあります。が、ここで書くほどのものでもないし、それをじゅうぶんに補えるほどの力をこの映画は秘めていました。
ドラマ版が3.0だとしたらこの映画は4.0くらいあります。ドラマ版でちょっと手応え感じなかったひとは、ぜひ映画のほうもご覧になってください。
以上で感想終わります。ありがとうございました。(追伸:映画のディスクを予約しましたので、再度見直して手直しする場合がございますご了承ください)
リーチせずにはいられないな!
原作は読んだ事がなくアニメシリーズとドラマ4話と特別編しか観た事ないのですがとても楽しめました!役者の子とアイドルの子の演技の差はあれどほとんど気になりません、衣役の菊池麻衣さんは11歳ながら貞子3Dや貞子VS伽椰子で培った物が役だっているのかなと思いました、今回は衣をラスボスとして恐い部分を出そうという事だったので衣の恐さを良く演じれています。
話は変わって髪についてですがほぼ全員が地毛で足りない部分はエクステでちょっと足す程度だったらしいのですがかなりの完成度!上手くニ次元から三次元へのシフトが出来ています。
物語の内容はアニメと同じですがいくつか改変されている部分があり、田中舞と門松葉子がエトペンに酷い事する話がありましたがあれが良い感じに改変されていてとても良かったです、他の改変部分も良改変でとても満足でした!
ひとことReview
原作未読。アニメ・シリーズは全話観賞。ドラマは未観。
なんだかなぁ...内容そっちのけでアイドル達の魅力ばっかり魅せているんだよね。どっかのグラビア映像作品みたいな感触じゃわ。
原作を忠実に描いていたみたいなんだけど、アニメ・シリーズを意識しすぎた映像効果や演出で、なんか萎える。
それ以上にダメなのは、衣役のアノ娘の演技が全然ダメじゃわ。
コレじゃ続編は無理じゃ。っつーか、アニメの続きはぁ?
知らなくても楽しめる
少し麻雀のルールが解る程の私
ロボコンや学校の階段など ちょっと変わった青春映画っぽいのがたまに観たくなりました。
申し訳ありませんが原作 ドラマ 出演者すら何も情報を得ずに、青春麻雀映画だと思い鑑賞。
開始のナレーションがあって
これがどのような状況でどこが描かれているのかが明確 すんなり世界に引き込まれます。
ビッチリと地方予選の決勝戦だけが描かれていて
4高の5人が順番に対局、所々で過去のインサートやバトンタッチなどが入りそれぞれの個性を引き出してます 映画の7~8割が4人麻雀
出演者を最小限にして見せるのはキサラギのようなそれぞれの心理戦を描いております
ただ、やっぱり麻雀のルール
リンシャンカイホウ
ハイテイ
サンアンコウ スーアンコウ
単騎待ち などが解っていれば麻雀映画として
いやー無い無いって思うけど
そう思うのが映画だから 知ってるとクスッとツボると思います。
キャストは予習無しでもそれぞれ特長があり皆、魅力的でした。
TVドラマも同時進行しているみたいで、そちらを見てたり漫画を観てたらもっと楽しめるはずです
予習無しの場合 2 3よくわからない所があったので-0.5点って感じです。
観るかどうか迷っている方にはススメたい映画です。
麻雀が上手くなったと勘違いする
劇場公開前に深夜のテレビで映画に繋がる放送をしていて、それを見てからだと一層楽しめる作品。
麻雀好きなのですが、アニメをたまたま見てから気にしていたら実写でTVドラマから映画にと言うことで今回も見てきました。
漫画は詳しくないのであの役が誰とか全く気にしていませんが、薄っすら見た記憶でなんとなくですが、役に合っているのではないかと思うような配役だったと思う。
映画前半はドラマのおさらいなのでドラマを見てからの方が入り込めると思いますが、見ていなくても面白いと思います。
美しい若い女優さんをたくさん見れるだけでもいいですけどね。
麻雀シーンは実際そんなうまいことおこんねーよ!と突っ込みたくなるとは思いますが、そこはフィクション。
単純に楽しみましょう。
観覧翌日、いつもの仲間と麻雀したら負けました。
映画のようにうまくは行きませんね。
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