トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡
劇場公開日:2017年5月20日
解説
1923年から走り続ける千葉県のローカル線・銚子電鉄にまつわる人々のエピソードを綴った吉野翠の短編小説集「トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟」を映画化。高校生・椎名杏子が企画した、銚子電鉄を盛り上げるためのイベント「銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負」開催に盛り上がる銚子の町。しかし、杏子は最後のランナーがなかなか決まらず焦っていた。撮り鉄青年の熊神は、人生に疲れ果て、たまたま銚子の地を訪れた美しいキミエと出会い、2人は距離を縮めていく。銚子電鉄の運転士・磯崎はレースの日に向けて万全の準備を進めるが、部品故障が発生というまさかのアクシデントに見舞われる。さまざまな人たちの思いを受け、やがてレース当日がやってくる。松風理咲が主人公の杏子を演じ、富田靖子、植田真梨恵、前野朋哉、有野晋哉、井上順らが出演。監督は「の・ようなもの のようなもの」の杉山泰一。
2016年製作/96分/G/日本
配給:アーク・フィルムズ
スタッフ・キャスト
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2017年12月5日
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鑑賞方法:映画館
2017年9月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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やっぱり邦画はいいなーと思える作品でした。
なんせ皆さん愛おしい人々ばかりで、見ていて心地好かったです。銚子の風景も素敵で森の中を走る鉄道や海など美しく描かれていました。
特に前野さんですねー、魅力全開ではまり役でした。今回は胡子さん感が更に増してました笑。きみえ役の植田さん、ずっと真野ちゃんだと思ってました。醸し出されるS気が前野さんを更に輝かしてました。この2人が最高だったので、個人的にはラストのベンチで横になってる前野さんに、ほっぺでいいのでキスして欲しかった笑。
有野さんは硬いなーと思ってましたが、なんか逆に良く思えるので不思議です笑。
2017年6月25日
Androidアプリから投稿
今日は「トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡」という映画を観た。
”銚電”のようにチャーミングで、”銚電”愛に溢れた映画だった。
実はずっとず~っと昔、銚子電鉄に乗ったことがあった。
どんな車両だったかは忘れてしまったが
車窓の風景や、古めかしくも愛おしい駅舎の姿は
その時も今も大差がないように思える。
また乗りに行こうかなあ。
ちょっとしたキッカケから原作を読む機会がありました(^_^;)
ファンタジーな要素とちょっと泥臭さを感じながら、久しぶりに一気読みした本でした本でした。
文面から感じられる『景色』が映画ではリアルに見え『こんな電車に乗ってみたい』と思えました。
ストーリーは特出するようなドラマチックなモノではないし、話題のタレントさんが多く出ている訳でも、派手な演出やCGがある訳でも無いし…^^;
でも、見終わった後に残る『暖かい気持ち』エンドロールで流れる主題歌がさらに心にしみました。
多額な予算をかけた『大作』ではありませんが、こういった映画が好きです。
最後にいろいろな伏線が一つにまとまるところは、小説版と同じ『スッキリ』した気持ちになりました。
上映館は少なそうですが…^^;
機会があればもう一度観てみたい映画ですね。