ドント・ブリーズのレビュー・感想・評価
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面白い恐怖映画
ドント・ブリーズ(息を殺せ!)の題字通り、息をすることができないほどの怖さを味わえる映画です。
映画を見る前は88分のこの作品はちょっと短いかなぁって思っておりましたが、映画の導入部分が終わったところから、映画の最後までずっとドキドキされられっぱなしだったので、映画が終わるころにはヘトヘトになっていました。こんなのが120分とか無理だわ。88分でもおおいに満足いたしました。
主人公側(強盗側)の気持ちになって息を止めながら見るとより恐怖感が味わえて楽しいです。
恐怖映画として斬新なものではないのですが、上質の恐怖を味わえるということで怖い映画が好きな人は是非見てほしいと思います。
万人受けはしないので星を減らしましたが、エンタメとして上質であり、恐怖映画が好物の人には勧められるということで星4つです。
日本の失敗<(`^´)>
88分間の作品だけど、継続する緊迫感がエンディングまで途切れず楽しめた。
単なるパニック・ホラー映画の枠に留まらないカメラワーク。
映画の見どころである地下室からの脱出時に真っ暗な中で手探りの攻防が繰り広げられるシーンは、
暗くなった後の瞳孔の変化がしっかりと見られてゾクゾクした。
老人も強盗もしぶとくて、形勢逆転の繰り返しが非常にスリリング。
『息も出来ない』タイトルの通り、叫び声が殆どないホラー映画、というところも凄く凄く印象強かった。
しかし、最終的には日本の配給会社による宣伝がこの映画の見どころを狂わせ、
ツッコミどころをわざと生み出してしまっているとしか言いようがない と感じた。
交通事故で愛娘を失い、多額の示談金を受け取り単身暮らす盲目の退役軍人の家に強盗に入る3人組。
しかし強盗は上手くいかず、脱出も不可の状況に。
そしてたどり着いた地下室で、家主の異常性を目にする事になる。
果たしてこの老人の家から無事に脱出する事は出来るのか--
…というストーリーだが、宣伝では「家主は聴力ぱねぇ。スピードぱねぇ。しかも異常者!」というポイントが強く推されている。
実際に観てみると、ここは非常に大袈裟で、話の筋すら曲げてしまっている。
金を盗もうとし銃を向けた人間を抵抗して殺すのは当然。
金を持ったままの強盗を、家から出すまいとするのも当然。
盲目の人間が耳を頼りに聴力が集中するのも至極普通の事であるが、宣伝程突出した聴力は無いように見える。
聴力を頼りにした行動でもミスを犯すシーンも見られるし、何度か「別に異常レベルじゃなくね?」と疑問を抱かされた。
速度については「超早い!!さすが軍人!!」みたいな場面は無かったし、
どちらかといえば銃を持って押し入った強盗から金を取り返そうとする盲目のマッチョ老人vs浅はかな子供達 という映画。
地下室の異常性については、子を持つ親の気持ちとして一切理解に及ばないとは言い切れないような…。
どちらかと言えば、感情移入は逃げる強盗よりも老人寄りw
日本の宣伝広告を見ず、作品から入った方が恐らく数倍も楽しく観られますよ。
なかなか良い
ん~っ⁈ こういうのもアリじゃん⁉︎
まいった。オモロイ。
宇水
脱出
タイトルなし(ネタバレ)
ドントブリーズ見てきた。
お金を溜め込んでる退役軍人の家に若者3人が強盗に入って返り討ちになる話。
最初は軽率に強盗に入りやがって、クズどもに目にもの見せてやれ!と思ってたけど、老人がなかなかヤバくて家から出られない感すごい。あと途中の展開もほんとデメント。
ホームアローンってあったけど、ああいうピタゴラ仕掛け的なものはなく、ただひたすら老人が銃と体力で追ってくるのが怖すぎ。サプライズの方が近い。
途中**になる展開はなるほどうまいなーと。
ラストも嫌な感じに終わってなかなか満足。
ホラーとしてはびっくり系。ゾンビモノにも近い。
老人宅に忍び込んだときに、カメラワークがこれまでの定点から一転して常に動いてて、そしてたまに人物が画面から外れるようなのが、POVぽくて、あれこれどっかで実はもう1人カメラ役とかいたりするのか?と思ったけどそんなことはなかったw
そして老人登場でそんな予測する余裕は吹っ飛んだw
サプライズみたいな強盗返り討ちものが好きな人にはオススメ。ゾンビ好きな人にもあってる。
あとは女性の方がおぞましさ感じやすいかな?
ホームアローン好きな人は要注意wハングオーバー!のがいいかと。
目の前を「恐怖」が通り過ぎる感覚
盲目の退役軍人、しかも話の中盤でとんでもないサイコパス行為をはたらいていることが判明するというやつの家に強盗なんかしてしまった若者がえらい目に合う話。相手は目が見えない代わりに超人的な聴覚と嗅覚を持ち主人公たちを追い詰める。「息をするな」というタイトルの通りの緊迫感があり、多分ポスターの女と同じように手で口を覆って映画を見ていたと思うw 老人の設定が絶妙で、元軍人だけあって侵入者を仕留めるための技術と判断力を持ち合わせているし、暗闇でも戦闘力を落とすこともない一方、盲目なので以外と近くに敵がいても正確に位置が特定でいなかったり目の前を素通りしてしまったりする。逆に侵入者たる主人公達からしたら目の前をキラーマシンが通り過ぎることになる。逃げるチャンスは意外と転がっているようだが、迂闊な行動はとれない。その絶妙なバランス感が、一戸建ての家の中という狭い空間での恐怖を引き立たせていた。凶暴な番犬が終始主人公達を追い詰めるのも妙にリアルで怖い。この話のポイントは老人が単に侵入者を撃退しようとしているのではなく、事故死した娘の代わりを加害者の女に生ませようとしており、その加害者の女が死んでしまったので今度は主人公の女に産ませようとしているというとんでもないサイコパス行為をしている点なのだが、ラストに流れるニュースで「侵入者は二人」「老人は無事」「強盗の被害はなし」と語られる底知れぬおぞましさに、いかにもハリウッドにありそうな絶叫系スリラーとは違う悪寒を感じて終わるのもまた強烈。主人公の女の金に対する執着心も凄いが。助けに来た男がいうようにさっさと警察に通報してまずは身の安全を図れよと言いたくはなる。
質が高いスリラー
怖面白い
ホラーじゃ無いけど間違い無く怖い。
舐めてた相手がとんでもない殺し屋ジャンルの逆バージョン。
舞台は、ロボコップでお馴染みデトロイト車産業低迷でゴーストタウン。
空き巣3人組が全盲の老人の家に盗みに入るのだが、老人がとてつもない殺しのスキルの持ち主!まるでデアデビルが迫って来る。
家の作りや、ペットが計算された見事な演出、声が出せない状況に約90分緊張の連続、それなのに星3.5もっと星あってもいいのにそれ以上あげたくないなにかが?
この手が好きな人には間違え無く面白いので
最近で1番ゾクゾクしたホラー
個人的には終わり方に納得いかなかった
予告動画を見て期待したのちの視聴
強盗に入った場所がとんでもないところだった…という前情報を知ってはいたが、主人公が酷すぎると感じた。
まず簡単に主人公達の冒頭の動きからまず感じたことは、
ロッキー 強盗の主犯格 マニーの恋人 典型的チンピラ
マニー 毒親持ち 妹を連れて街から出たい 金に執着
アレックス マニーに惚れてる 親の会社のセキュリティシステムの信用をなくすクソ
娘が事故死した盲目の老人がいて、金を持っている。それを盗み出す畜生共が、家の中に入ったら殺されそうになりました。その老人の異常性をもっと出せばこの映画は良かったと思う。
まず、家に忍び込んでロッキーが殺されるシーンまでは良かった。その後、金を盗むのはあかん。盗んでなくてもあの老人なら全力で殺しにきそうだけど、それでも映画的には急いで家から脱出するという動きをして欲しかった。金が無いと妹が助けられないとしても、あの場面で金に執着するのはクソすぎる。
で、富豪の娘は子供産んだら逃してやるとか老人優しすぎるでしょ。逃げたら通報されて終わりとか考えなかったの?子供産んだら用済みで殺すとかのほうが異常性が見えてよかったのではなかろうか。というより娘どうやって連れてきた。適当な理由つけて呼ぶにせよ、娘の親は行方不明になってから何もしてないの?子供を産ませるために監禁しているよりも、死んだ娘の代わりとして一緒に住んでいるという精神イッてる設定にした方が更にホラー増したような気もしないでもない。
この映画で老人がしたこととされたことを羅列すると、
したこと
・ 富豪の娘監禁・子供を産ませようとする(その後開放するつもりだった?)
・ 強盗を殺そうとした
・ 強盗の一人を監禁し、子供を産ませようとした(その後開放するつもりだった?)
されたこと
・ 監禁していた富豪の娘(腹の中の子供)を殺された(殺してしまった)
・ 100万ドル盗まれた
・ ボコボコの重体にされた(殺されかけた)
その一方でマニーは
したこと
・ 100万ドル盗んだ
・ 老人に悪態をつきボコボコにした(殺そうとした)
されたこと
・ 監禁(子作り)されそうになった
・ ボコボコにされた
マニーがボコボコにされたといっても、アレックスの顔の傷に比べて全然軽い。捕まったときに老人は(嘘か真かはわからないが)子供を産んだら開放すると言っていたので殺されることもない。マニーはアレックスが助けに来た後に老人に対して随分と悪態つけて蹴りつけていたが、監禁後にされそうになったことを考慮に入れたとしても、全体を通してマニーが受けた被害は軽いような気がしてならない。被害担当アレックスは本当にお疲れ様といえる。
ホラー映画は、主人公たちが冒頭ではどれだけ胸糞でも、それ以上の異常さや異様さで覆い被してしまえば、助かったときによかったねと主人公たちを思えるわけだ。そうでないなら主人公たちは助からず、何かしらの罰を受けるべきである。この映画は強盗で押し入ったとするならば老人はもっと異常であるべきで、強盗でなくて空き家を探索しようと思った若者という設定であったとすれば、今回の設定でも老人の異常さが際立つ。今回は罪と罰がどっこいどっこいじゃなかろうか。なのに助かってしまった。
妹を助けるという大義名分があったにせよ、マニーを助けるべきではなかった。3人の中では比較的ましであったアレックスが助かるべきだったのではないだろうか。アレックスがマニーの妹と面識があって、アレックスが生き残って終わりという物語のが胸糞感がなかったのでは?と超個人的には感じる。
少しでも設定を変えるだけでも、マニー助かってよかったねで終わるのに本当に惜しいなと思った。
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