ドント・ブリーズのレビュー・感想・評価
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まさに息もつかせぬ迫力だが…
ほぼ密室と化した家(厳重な戸締り)で鬼気迫った人間の怖さを体感するハメになった強盗集団の若者たちが描かれた作品。
タイトル通り息をつかせぬ展開で見ているこちらも食い入るように
画面を見つめてしまう面白さはある。
また「いくら大金を持っていてもここまで家を守るかね?」
という疑問は自分の娘を死なせた娘の監禁で納得できるし、
基本的には強盗に入る若者3人組が悪いと思いつつ「いくらなんでも強盗犯に制裁を加え過ぎでは?」と思わせる盲目老人の狂気が監禁した娘への仕打ちで裏打ちされているのも陰湿的な作品づくりに大きく貢献している。
ただ、いまひとつ作品に乗り切れないの理由が娘を監禁している行為とその娘への仕打ちであるのも事実。
やはり作品に見入ってしまう以上、
「どうやって盲目の元兵士が人を誘拐できたんだろうか?」とか
「盲目の人間がどうやって精子の凍結を行ったんだろうか?」
とふと気になってしまう。
ホラー映画において細かい点を気にするのはあまり得策ではないのし意味もないのだが、元兵士の狂気を支えるポイントなだけに個人的には残念だった。
それにラストにかけての怒涛のラッシュは、少し長すぎてせっかくの迫力が薄まってしまった印象。
ただ呪怨のような呪われた家でなくても、
「入ったヤツは生きて出られない」的な空気感は素晴らしい。
幽霊やモンスターを出さない系ホラーとしては
かなりの力作だった。
ホラー映画の美徳をひっくり返した意欲作
後ろの席の人の話し声、隣の席の人のポップコーンの食べる音、そんな劇場内が物語の進行とともに、息をする音さえ聞こえなくなった。やはり、こういう雰囲気があるからこそ、劇場で映画を見る楽しみがあるというもの。
いや、しかしながら、この作品に漂う緊張感は半端なものではない。楽勝と思って強盗に入った家の主が、実はトンデモない強者だったという単純明快なプロットながら、巧みな設定と演出で一級のホラーへと昇華させていく。これは“怖いものは、見えないからこそ怖い”というホラー映画の美徳概念を根底からひっくり返したと言っても良い。
とにかくこの映画、良い意味で虚仮威しの作り込みに余念がない。ちょっとした物音も命取りになる怖さ、恐怖の対象がどこにいるのかわからない怖さ、見えないではなく、“見えていない”怖さを使い、我々の行動というのが如何に視覚に頼っているのかということを教えてくれる。
物語のテンポも良く、上映時間も88分とコンパクトにまとめているように思えるが、これは観客に窒息死する人が出てしまわないようにするための作り手たちの最大の気遣いであろう(笑)
シチュエーションがgood
盲目の老人vs荒れた若者だけど、それぞれに理由があるがこれがより閉塞感を際立たせる。
この設定だからできるアナログな演出でこれだけの緊張感は秀逸だなと。
劇場観賞が絶対におすすめです。
ある意味ゲーム感覚
設定が新鮮で、序盤〜中盤の緊迫感の演出がとても良い。敵を躱して進むアクションゲーム的な要素もあり、面白い。観客としては、逃げる方法をいくつか思い付くけど、本人達にはそんな余裕はないんだろうという説得力がある。人物描写も程良く丁寧であり、その結果、どっち側にも肩入れできない絶妙な感じ。犬がパワフル過ぎw
CG特殊効果も無い自然体でアナログ的なところが現実感あり
被害者と加害者が逆転する様な話だが大金を手にしたい前歴のあるプロの窃盗団として捕まればムショ行きと言うことで安易に警察は呼べないしかし盲目のハンディかあるので常に間一髪で逃れ互いにと止めを射せないスリル感4KDにしたら面白かったかも
最後は体力!
サム・ライミの映画はどれも細かくてホントに面白い。ぶっ飛んだ設定や展開でも緻密に積み上げてるから白けない。へなちょこそうな少年があそこまで頑張るのだけは、ちょっと笑える。ないないない~(≧▽≦)もう三回は死んでるよ、アンタ
想定内のストーリーに、想像以上の恐怖。幽霊が出ないパニックホラー。
【賛否両論チェック】
賛:大金を盗みに入った若者達が、家主の異常な老人の反撃に遭い、次第に追いつめられていく姿が、パニックホラーさながらの緊迫した描写で描かれていく様に、ハラハラさせられること必至。
否:ホラー映画ではないものの、急に驚かせるシーンが多く、苦手な人には向かない。グロシーンもあり。
幽霊が出るわけでも、超常現象が起きるわけでもありませんが、急に驚かせる描写も多く、メチャメチャ怖いです(笑)。簡単に金を盗めると思い、盲目の老人の家へと忍び込んだ若者達に、異常な聴覚を持つサイコパスな老人が、鬼の形相で襲いかかってきます。助かりそう・・・で助からず・・・でも助かる・・・のかというハラハラの展開に、怖いながらも目が離せません。
一方で後半は、突如発覚したとある謎にも焦点が当てられ、そこから老人の異常さがさらに明らかになっていきます。この辺りの設定や展開は、やや好みが分かれそうなところではありますね。
ツッコミどころは多々ありますが、それを言うのは野暮というもの。幽霊が出てこない極上のパニックホラーを、是非体感してみて下さい。
怖っ(T_T)
この年末に来て、今年度イチのオススメ映画♪
盲目の退役軍人が隠し持つ大金を奪おうとする若者三人、ところがその大金の理由が切ないながらも逆に「鬼畜」の様相へ。
なかなか終わらない終盤の展開は予想どおりながら、サバイバルゲームのように若者に肩入れして観ると鑑賞後の疲労感がハンパなかった(^_^;)
退役軍人に喧嘩売るな
ホラーが本当に苦手なので普段まず見ないんだけど、設定があまりに面白そうすぎて見てしまった。盲目の退役軍人が若者の強盗グループを返り討ち!ジジイがとにかく怖い!とか言われたら見たくなっちゃう…
うまいなと思ったのが、短時間で主人公グループの人間関係がわかるようになってたところ。あの3人が誰の発案でどういう経緯で盗みを始めたのか、察せる。なんのバックグラウンドもないコソ泥から少し踏み込んでリアリティを持たせることで、物語性が出てくるなと思った。
思ったよりはお爺さんに人間みがあったので、お爺さん側に感情移入することで恐怖を緩和できたのが救いだった。
暗闇の中でジジイに追い回されるシーンなんて特に、主人公の見開かれた目が何も写してなくてめちゃめちゃ恐怖感が伝染してくるんだけど、お爺さんだって怖い思いしてるはずだ…家に銃持った集団強盗がいるって結構な恐怖だよ…ほら、お爺さん手震えてるもん、怖いんだよお爺さんだって…だから早く追いかけっこをやめて警察を呼んでくれ!もしくはさっさと殺して終わりにしてくれ! と思った。結局めちゃめちゃ怖かった。
レイプしない主義とか、独自の倫理観もってるのが好き。そこから導き出される行動が怖すぎるけど。
「殺してやる」とか安易に言わないタイプの奴の方が怖いよなって思った。あと、映画の退役軍人は敵に回したら最後だ。
ジョンウィックとかランボーとか、やたら強いやつって、敵サイドから見たらこの位恐怖感あるのかもしれない。
面白い
これ、アイデアの勝利だと思いますが、どっちに肩入れすればいいのか分からなくなります。こうなるだろうって思ってるとやっぱそうなります。でも面白かったですよ。
それとラストはそれでいいの?ってかんじです。
続編出来てもいいですね。
おもしろい
生活苦で苦しむ可哀想な強盗VSサイコ盲目ハイパーじじぃの熱いファイトが見れます
不気味で頭がおかしいじじぃ描写故に増す恐怖、テンポのはやいじじぃとの攻防、面白かったです。
終始緊張感があって90分という短い時間ながら、いつになったら終わるんだ〜と思うくらい二転三転します。
じわじわとくる恐怖というよりびっくり系です。
Don't Breathe while watching this...!
Don't breathe directed by Fede Alvarez and stars Jane Levy, Dylan Minnette, and so on, none of whom were familiar to me to be honest tho. But their actings are really great and powerful enough to make us fear for almost full 80 minutes. Even he is blind and there is nothing for him to track the robbers down but just hearing sounds like their footsteps or Breath...oh scary He is terribly missing his daughter hit and run over by a car and tries to make the driver pay for it by making a baby with the blind old man's sperms. That's incredibly crazy idea even on a story...Anyway Don't Breathe while you are watching this! Otherwise you'd get caught...
怖くはない。サスペンス映画として面白い。
まるで『血を吸うカメラ』のような、あまりに映画向きの設定。しかも出落ちに留まらないのは緻密な構成ゆえ。中盤に真っ暗になって、実質的にモノクロ状態になる辺りで緊張=サスペンスのボルテージは最高潮。ひたすら楽しい。
サイコvsロッキー
死霊のはらわたの監督と言うから、スプラッター作品かと思ってたから…
もう誰も住んでない過疎化された地域にあるアメリカらしい大きな家に、住宅街を過疎化させてしまうくらいの強い怨念を持った幽霊が出てくるんだろう…と勝手に思い込んでたら…
ホラー映画じゃなかった!。
でも、ホラー映画以上に恐怖を感じた!。エンディングにゾワワ!と背筋が凍りつく!
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