ドント・ブリーズのレビュー・感想・評価
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怖いだけじゃなかった。。。
盲目のじいさんが実は殺人スキル満載のおっかねぇじじいだった! ってだけじゃなく、もっとヤバい事になってた。。。キモ怖い!てか狂ってる!じじいの迷いの無い行動力には鳥肌モノ。 DVD出たらまた観ようと思います。
変態vs悪党
ホラー映画だと思いましたが、そうではありませんでした。 強盗と家主なら、家主に感情輸入するのが普通かと思いますが、この映画に関しては分かれそうですね。 ラストはなかなか上手く作り込まれていました。家主も同じようにお金で無罪を買ったという事ですかね。
新鋭登場。
2017年栄えある1本目は、新鋭フェデ・アルバレス監督の快作となった。 仮に捕まっても刑が軽くてすむ手口で強盗を繰り返すロッキー(ジェーン・レビ)、アレックス(ディラン・ミネット)、マニー(ダニエル・ゾバット)の3人組。 結局は搾取されているわけで、デカいヤマの情報を得た3人は、現状打破のためにそのヤマに踏み込んでいく。 その家は、盲目の退役軍人(スティーブン・ラング)が1人で住んでいるだけで、仕事は容易と思われた。 アメリカでは、本作のような快作が時々現れる。賞をとっていたり、スマッシュヒットを飛ばしていたり。 本作のいいところは、善と悪で分かれていないところである。どちらにも言い分があり、どちらにも弱みがある。 要はどちらが強いか、どちらが賢いか。 ホラー映画のテイストで宣伝されていたが、闇の本質的な怖さもあまり表現されていたとは言いがたく、純粋にスリラーとしてとらえたほうがよさそうだ。 フェデ・アルバレスの演出が的確なので、何を撮らせても一定の水準は保つと思うが、できれば自分の企画で勝負していってほしい。
ちょっとハードル上げすぎた?
あらすじを読んで予告編を見て、これは面白くない訳が無いとワクワクしながら出掛けました。 結論。非常に良かった❗ ただ爺さんがもっと聴力や嗅覚を駆使する場面があったら更に恐ろしかっただろうなぁ~❗とは言えアイデアの勝利。 ラストは続編も有りか?と思わせるもの。パワーアップした爺さんが見てみたい❗
超人的変態家主と運の悪い泥棒さん達(* ̄∇ ̄)
元旦から観るのを躊躇うジャンルですが、近所のMOVIXでやってない事もあり、また前評判の高さもあって鑑賞しました。 サム・ライミの文字を見たのとポスターのオドロオドロしさから“ん?ホラー映画か?”かと思いきや、シチュエーションパニックスリラー。 感想はドキドキしなから観ましたけど普通に面白かったです。 いろんな作品の要素が入っていて、「座頭市」「悪魔のいけにえ」「ホームアローン」「SAW」「10 クローバーフィールド・レーン」と言う所でしょうか? あと、どうしても家主が白のタンクトップなので「ダイハード」のジョン・マクレーンを彷彿させます。 これに変態と言う味付けがされますw 家主は目が見えないので3人の前に突然現れたりするのはホラーゲームの要素が入っていたりでドキドキします。この辺りはアイデアの勝利ですね。 この映画の面白さは追い詰めるのは家主で、被害者は侵入者と言う点です。 ありきたりのシチュエーションではありますが、加害者ではありますが、家主には過剰防衛と人に言えない秘密を持ってた変態野郎だとしてもw、非はない訳で、そもそも自分の欲の為に忍び込んだ被害者が悪くて運が無かった所にあります。 この辺りの設定をモヤモヤするのか、上手いするのかで評価が変わるかなと思います。 ただ、もう少し家主のブラインドマンを得体の知れない能力の持ち主として謎を含ませた方がドキドキしたかなと思います。 「20年に1本の恐怖の作品」とキャッチコピーにありますが、B級テイスト感があるので思わぬ拾い物感があります。ハードルをさほど上げずに観る方が楽しめるかと思います。
超人要素ではなくもっとドS度が増してれば・・・
完全なるアイディア勝負の低予算作品。 これでも内容は面白い。 ただ個人的にはイカレジジィが超人過ぎるんだよなぁ・・・ 超人要素ではなく元軍人経験による拷問要素でジワジワッと痛めつける展開ならもっと不愉快度が増したかも。 これだと『SAW』になっちゃうか。 あと中盤あたりでイカレジジィの目的が判明するが女性には厳しいので多少の覚悟は必要かも。 男性でも恐ろしいと思えたから。
息を飲む
ちょっと他の作品では味わえない緊張感だった。
緊張感が最高に高まる瞬間…それは、絵が静止している時だった。
身動ぎ一つできない、まさに、息すらするな。自分を狙う殺人者が、自分の間近を通り抜けていく恐怖はどういったものだろうか?
…じっと、息をも殺し無防備に突っ立ってるしかない事の不安って想像できそうもない。
そんな盲目の殺人者の脅威をすごく上手に描いてた。
暗闇に閉じ込められたり、たかだか数平方メートルの地下室が無限の迷宮に化す。
そんな中を自由に移動す殺人者。
暗闇は意味もなく不安になるし、怖い。
実体験を想起させ、それがあるからこそ臨場感に取り込まれる。
闇に溶け込んでいくかのようなカットが、とても秀逸だった。
ホントによくできた脚本で、ほぼ1軒家の中で事は進むし登場人物も多くない。
SAWのようにシリーズ化する事はないように思うが、その時に感じた程、良質なシチュエーションホラーであった。
ラストに至る展開も幾重にも用意してあり、彼女が背負う十字架も、ほんのり匂わしたラストシーンにも好感がもてる。
息できない
予告をみて、レビューをちらっと見て、『ドント・ブリーズ』。 多分見ていて、本当に息できなくなる系だなーと思い、ちょっとびびって、珍しく(怖いの大丈夫な)友人を誘って鑑賞。 序盤、案の定持っていたポップコーンがはじけんばかりにびくっ!となったので、大人しく置いて手をつけずに鑑賞。 というか家に入り出す頃からは、もうポップコーンを食べる余裕や時間はどこにもない。 アバターで憎き敵の軍の大将を演じたスティーヴン・ラングが相変わらず強すぎた。でも手震えてびびっているよ!っと、そういう感情の部分を拾って「みんな怖いよね」って見ないと、いつまでも死なないただの怪物みたいになってしまうので、ちょっとでも怖くなくなるように見ました。 どんでん、どんでん返し返しで最後まで展開と演出がすごかった。 監督、脚本の方の腕がすごい、と唸らされた一本です。
盲目のお人が強すぎる問題パート2
お久しぶりのレビューです!! つうか、映画館に観に行くのも久しぶり!期待値上がりつつ、ネットでザワザワしてましたこちらを見ましたが。。。。 いやぁ。化け物とかおどろおどろしいジャパニーズホラーは苦手で怖い怖い言ってしまうのですが、 化け物よりもよっぽどこの盲目サイコジジイの方が怖い。。 1。ジジイの存在感 2。盲目、暗闇 3。異常な聴覚。 4。劇中歌と静けさのギャップ。微かな音 1。退役軍人のジジイ。登場したばかりだと"あ、盲目の爺さんであんな耄碌していりゃあ、大丈夫だわな"と思わせといてのゴリゴリな格闘。体格。そして気が狂っている感。存在感が凄い。 2。爺さんは元からもう見えてないし、どこに何があるかで移動している。 目が見える常人には分かりかねない感覚。灯を消されたら最後。"微かな音"を頼りに襲ってくるわけで。 何より視覚以外の感覚が研ぎ澄まされている事。 3。手や足で触ってすぐ気付く触覚もさることながら、爺さんは"聴覚"が優れている。人の呼吸にいち早く気付く。 見ているこっちも口元を押さえてしまう。(私なんか、買ってた飲み物も食べ物も手をつけれなかったよ、釘付けで。) 4。劇中歌の恐怖を煽る感じと、深夜の家の中の床の軋み、呼吸、足音…生活音でビクッとさせる。確かに不意を突かれるとビクッとするけど、そこを増長させて"恐怖"にさせるとこが素晴らしいな、と思いました。 というわけで高得点です編集長。 人間がやはり怖い。はあ。 寝よう。
ドッと疲れた~!
ホラーもグロも一切ダメで、その類は全く観てこなかったが、R指定でなくPGだったことから挑戦。 …いやぁ~、ドキドキ。 音やカット割で無駄に驚かせる描写は無し。それゆえホラー&グロ耐性無しでも問題なく観れるが、観終わった後の疲労感はハンパなかった。 色々語りたいことはある。 そこまで?という金の亡者ぶり、 先に警察呼べよというありがちな無駄行動、 いくらあれでも盲目の老人を殴る行為への複雑さ、などなど、、、 しかし時間や内容は満足だし、ちょうどよかったので文句はなし。 オチは個人的になんとも言えない気はするが、間延びせずに潔く90分に収めているあたりが良かった。
ドキドキが収まらない!
いやーメチャクチャ面白い!そして怖い! 霊もお化けも出てこないホラー。それでも盲目の屈強老人相手という斬新なアイデアと演出で心底怖い。 見終わって暫くしてもまだドキドキが収まらない。 撮り方がうまく、そんなに大きな家ではないが、家の立体構造が理解できるため楽しい。 鍵穴を強調したオープニングのカメラワークや、あざとくない音楽や音響も秀逸。まさに息をするのも忘れるほど。 展開も次から次へとこちらの予想を上回る。 何より特筆すべきは主演の女の子の恐怖顔。素晴らしい! 今年最後に最高のエンターテイメントを堪能できた!ありがとう!
やはりただのジジィではない
強盗に入ったのは殺人マシーンの家でした、改め、イカれサイコ野郎の家でした。 ブラインドマンがメチャメチャ怖い。容赦ないし、なんか身体中からコイツ何かヤバイ感が溢れ出てる。 中盤で明かされるある事実により、やはりただの老人ではない事が分かる。それまでも十分ドキドキだけど、そこからもドキドキに拍車が掛かる。 もうお腹いっぱいです。
2回観ました。
1回目は1人で、2回目は友人と観ました。 率直な感想として、主人公の金への執着が強すぎて観ていてイライラしました。体を張って彼女を守った友人のアレックスが可哀想でした。 あとは、ホラー的にびっくりさせる要素があまりありませんでした。自分的に唯一驚いたのは、冒頭の偵察シーンで車に乗っている3人に犬が威嚇してくるシーンのみです。 偵察シーンで老人が散歩してるシーンは絶対いらなかった。素性、容姿が明らかになり過ぎててワクワク感が全くなかった。
まさに息もつかせぬ迫力だが…
ほぼ密室と化した家(厳重な戸締り)で鬼気迫った人間の怖さを体感するハメになった強盗集団の若者たちが描かれた作品。
タイトル通り息をつかせぬ展開で見ているこちらも食い入るように
画面を見つめてしまう面白さはある。
また「いくら大金を持っていてもここまで家を守るかね?」
という疑問は自分の娘を死なせた娘の監禁で納得できるし、
基本的には強盗に入る若者3人組が悪いと思いつつ「いくらなんでも強盗犯に制裁を加え過ぎでは?」と思わせる盲目老人の狂気が監禁した娘への仕打ちで裏打ちされているのも陰湿的な作品づくりに大きく貢献している。
ただ、いまひとつ作品に乗り切れないの理由が娘を監禁している行為とその娘への仕打ちであるのも事実。
やはり作品に見入ってしまう以上、
「どうやって盲目の元兵士が人を誘拐できたんだろうか?」とか
「盲目の人間がどうやって精子の凍結を行ったんだろうか?」
とふと気になってしまう。
ホラー映画において細かい点を気にするのはあまり得策ではないのし意味もないのだが、元兵士の狂気を支えるポイントなだけに個人的には残念だった。
それにラストにかけての怒涛のラッシュは、少し長すぎてせっかくの迫力が薄まってしまった印象。
ただ呪怨のような呪われた家でなくても、
「入ったヤツは生きて出られない」的な空気感は素晴らしい。
幽霊やモンスターを出さない系ホラーとしては
かなりの力作だった。
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