「敵キャラの発明」ドント・ブリーズ Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
敵キャラの発明
クリックして本文を読む
「目が見えないけどムチャクチャ強い」っていう敵キャラ設定がいいね。
目の前にいるけど襲われないとか、音を立てるとやられちゃうとか、灯りを消されたら圧倒的不利とか、面白いシチュエーションがいっぱいあった。
ストーリーを冷静に考えると、主人公たちは盗みに入ってるわけだから、かなり酷いんだよね。「あのジジイ金もってるから、盗もうぜ!」っていう。
でもジジイの方がもっと狂った人の設定になってるから、つい「主人公生き延びて欲しい」と思っちゃうね。
主人公が悪いことするのは、妹のためなんだよね。取って付けたような設定で、説明もそんなにないけど、家から脱出したあとで「幸せになってね」と思うのは、そのお陰。
てんとう虫も良い感じだったね。妹の事情とてんとう虫のエピソードを主人公が突然語り出したときは、「おいおい、なんだよコイツ」と思って萎えたけど、これをやりたかったからか。違和感ないようにやられたら、もっと感心したろうな。
コメントする