「B級サスペンスホラーの手本」ドント・ブリーズ 映画鑑賞1000作さんの映画レビュー(感想・評価)
B級サスペンスホラーの手本
クリックして本文を読む
キャラ全てが善人無し。途中からではあったが全て悪党だと判った時点から、どちらかに感情移入する事無く淡々と恐怖を味わう事となった。古い屋敷に犬、壁には刃物や叩き物が釣り下がり、地下室には監禁者。まさにB級のノリだが、中弛みする事無い展開は評判通り。
退役軍人でありながら盲目のハンデを背負った恐怖の住人。暗闇になった時のハンデ無し、今思い出してもドキドキする設定だが、もう少し長い時間を暗闇で戦って欲しかった。
A級ホラーに有りがちな、ラストでの大ドンデンや続きを匂わせるものは無かったのが良い。しかしながら、逃げ切った女性はラストでヤツが生きているのを知り、恐怖を味わい生きて行くのだろうと。その辺りがなんとも良い。
コメントする