劇場公開日 2017年1月7日

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「人は決して暴政に屈服してはならない」アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5人は決して暴政に屈服してはならない

2019年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

面白かった。実話を元に地味ながら丁寧な作り。
ドイツは戦争の過去と向き合ってきたイメージがあったが、それは検事長フリッツ・バウアーのような人物がいたからこそなのだとわかる。彼を邪魔だと思う勢力は外にも中にもおり、それと闘ってきたことがどれほど危険で困難なことであったであろうか。

「人は決して暴政に屈服してはならない」
この信念を貫き通せる人間がどれだけいるだろう。今の日本の状況を考えると決して他人事ではないという思いを強く持った。

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散歩男