ぼくと駄菓子のいえ

劇場公開日:2025年3月15日

ぼくと駄菓子のいえ

解説・あらすじ

大阪の小さな駄菓子屋を舞台に、居場所を失った子どもたちと店主の母娘が織り成す交流を追ったドキュメンタリー。

大阪府富田林市にある駄菓子屋「風和里(ふわり)」。松本明美さんと娘のよしえさんが営むこの店には、親の離婚やネグレクト、学校でのイジメなどに悩み、居場所を求めてやって来る子どもたちも多い。そんな子どもたちに対してまるで家族のように、時に厳しく、時に優しく接する明美さんとよしえさんの姿と、厳しい環境の中でも懸命に前を向いて生きようとする子どもたちの姿を通し、現代社会が忘れつつある大切なものを見つめ直していく。

2017年に大阪のミニシアター、シネ・ヌーヴォで劇場公開。2025年3月には、本作を手がけた田中健太監督の「風たちの学校」公開を記念して、東京でも劇場初上映。

2015年製作/61分/G/日本
配給:合同会社ななし
劇場公開日:2025年3月15日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
田中健太
撮影
田中健太
編集
田中健太
制作指導
原一男
小林佐知子
制作
大内雅人
整音
中村未来
平木篤
5.1chリレコーディングミキサー
Keefar
カラリスト
星子駿光
音楽
角田健輔
主題歌
ばばろあ
題字
松本よしえ
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(C)合同会社ななし

映画レビュー

3.0 継承して欲しい日本文化...駄菓子屋さん

2025年5月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

癒される

私は援助職をしていますが、当時は今ほど情報がなく、この仕事にたどり着く前に思い描いていたのは、「駄菓子屋」のようなコミュニティでした。つまり、子どもたちと“縦”でも“横”でもない、“斜め”の関係になれたら...という思いがありました。

映画に登場するおばちゃんや、その娘さんたちとの関わりは、かなり“縦”に近い“斜め”ではありましたが、愛情に満ちていて...家に居場所がなかった子どもたちがこの場所に通えたのは、まさに幸運だったと思います。大阪らしい笑いやツッコミのある、温かいコミュニティの雰囲気も、東京の私から見ればなんだか羨ましい気持ちになりました。

この駄菓子屋だけでなく、こうした素敵な文化そのものが、日本中にもっと継承されてほしい...そんな思いが湧きました。子ども食堂も似たようなコミュニティではありますが、親の同意なしに気軽に立ち寄れる場所かというと、やや敷居が高い印象があります(もちろん、運営のスタイルにもよると思いますが)。

欲を言えば、宅配便の仕事に就いた男の子が、どうやって立ち直っていったのか、もう少し描いてほしかったです。

静かな余韻が残る、良い作品でした。

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スー(ジェーンじゃない方)

3.0 人を思う気持ち

2025年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

他人だけど、お互い思う気持ちがあって、子どもたちの居場所になってる明美ちゃんはすごいなって思った。

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yoccy

4.0 正直期待していなかったが、これはなかなかの良作。これ程までに子ども...

2017年2月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

正直期待していなかったが、これはなかなかの良作。これ程までに子どもたちに肉薄したドキュメンタリーはなかったように思う。だからこその苦しさ。嫌なものを見てしまったという気持ちになるが。それでもこの映画が持っている優しい眼差しが作品を包んでいて、観終わった後にはホロリときてしまった。

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koyamarr

4.5 子どもの優しさが溢れていた

2017年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

難しい

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oti

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