「劇中説明不足。こりゃ評価分かれる筈だわな。」アサシン クリード 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
劇中説明不足。こりゃ評価分かれる筈だわな。
ゲームのシリーズをよく知らず、予備知識が無ければ面白さは皆無に等しいだろう。
私も知識が無いその1人で、観てから調べたくらいだ。
まず観て最初に、アニムスって装置に興味を持たなければ映画内容にも興味が持てない映画。
「アニムスを何で使うのか説明しろや!!」と思うだろう。
アニムスで自分の遺伝子記憶にて先祖の行動体験する。
設定なんでもありか?無理があると最初から呆れてしまう人は寝てしまうだろう。(遺伝子が何でも知ってる様な解釈の映画だ。受け継がれる血を利用だったら面白かったのに。)
物語は簡単に言えばエデンの果実(人々を服従させる事が出来るらしい)争奪戦。
現代のエデンの果実の場所ヒントを探る為、アニムスで先祖の記憶を探る訳だ。
(これも劇中説明不足。)
他の人も書いてるが、やはり戦闘で中世側のシーンと現代側のシーンが交差するが、現代側が邪魔でしかない。
とにかく説明が足りない。「何やってるの?」シーンが多すぎる。
前半から(主人公ではなく映画を)観るものへ悪者は誰か?や収容者の意味&アニムスの意味&エデンの果実の意味を最低限演出などで匂わせておけば良かったものの(実際、後半まで主人公自体が分かっちゃいねぇもん。観ている側に知らせないのが監督の狙いかも知れないがそれでも説明不足!!)、、と残念な映画です。
ゲームが元の映画はゲームをやってない人でもある程度楽しめるくらいが丁度いい。
(それで元の世界観壊されては逆にまずいけどね。)
ある意味マニアックな映画でした。