タルーラ 彼女たちの事情
解説
「JUNO ジュノ」のエレン・ペイジが主演を務めたヒューマンドラマ。無軌道な車上生活を送る女性タルーラは、姿を消した恋人ニコを捜し、彼の母マーゴが暮らすニューヨークへ向かう。しかしニコは長い間マーゴと連絡を取っておらず、タルーラは追い返されてしまう。食料を求めて高級ホテルに忍び込んだタルーラは、彼女を客室係と勘違いした女性キャロラインに子守を押し付けられる。タルーラは育児放棄するキャロラインを見て、彼女の子どもを衝動的に誘拐してしまう。行くあてのないタルーラは再びマーゴの家を訪ね、ニコと自分の子どもだと嘘をついて転がり込むが……。マーゴを「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のアリソン・ジャネイ、キャロラインを「インビテーション」のタミー・ブランチャードがそれぞれ演じた。Netflixで2016年7月29日から配信。
2016年製作/111分/アメリカ
原題:Tallulah
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2022年11月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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『ウェンディ&ルーシー』に似ている。寧ろ、こちらの方が矛盾なく話が進む。
やはり、女性の監督だ。
2022年4月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
個人評価:4.0
見る側の心の大事な部分まで、きちんと届く良作。
心理描写がとても上手く、登場人物達の心の声がしっかりと聞こえてくる。
脚本が特別なわけではないのに、心に染みるのは、演出や人物の描き方が上手いのだろう。
アイ、トーニャで熱い鬼母を演じたアリソン・ジャネイが本作でもとてもよく、改めて目を引く女優だと感じる。
2021年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ノンストップで観た。
野生児のようなタルーラ、金目のものを盗み、挙句に子どもまで。その生い立ちには同情するけど、それを罪を正当化する理由にはして欲しくないなぁと。とはいえ、良心はあったようなので、まぁ、よかったかな。
育児放棄していた母親も、うまく愛情を注げないことに悩み苦しんでいた。望んでいたとはいえ、やはりいなくなったら気が狂うくらい心配するのだから、母性はゼロではなかったと思いたい。支配的な旦那さんが要因だけではなかったのだと。
最後に赤ちゃんの母親を責めるシーン。タルーラに責める資格はない気がするが。最後のシーン。タルーラの笑み。太々しく見えたのは気のせいか。ごめん。