きみの声をとどけたいのレビュー・感想・評価
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楽しい夏休みの思い出話
子供の頃、必死で何かに夢中になったことを思い出させる作品で、ピュアで楽しい作品だった。
話があまりにシンプル過ぎて、多少退屈なものを感じる。
人物の絵と音楽が自分には合わなかった。それでも、全体としては楽しむことはできた。
とはいえ、話のみならず、あらゆる部分においてもっと捻りが欲しいと思ってしまう。
裏切られ感半端なし。
アニメ好きでもない自分が、案外感動して観ていた。音楽の質、絵の質、非常に優れていると思った。結局サントラも買って、いろいろな曲を楽しんで聴いている。Mediaで販売されたら、間違いなく購入して何度も観たい映画となった。言霊というキーワードをどのようにとらえるかで評価は分かれるだろうが、素直に感動できる話だった。突っ込みたいところもないわけではない、しかし、全体として受け止めるなら、良い映画だということだ。
ファンタジー
湘南の夏景色がまぶしかった。
少女4人の学生らしいさわやかエピソード。
キャラが皆可愛すぎた。
不法浸入からファンタジーが始まるなんて。
で、何よりも話がファンタジー過ぎた。ラストのまとめ方も現実なのか夢なのか。
ただなんかどこかで見た感なストーリー。。
言霊を強調したいのはわからなくないが…。
円盤買います
序盤は慣れないキャラデザに正直ムムムでした
ですがクセのある仲間達が増えてきてから最後まで一気に引き込まれました
風景、音楽、ミニFMでのやさしいホッコリ空間にやられました
眠くならなかった久々の映画でした
円盤買ったら毎年夏に見返したいですね
きみの声をとどけたい
話の内容はシンプルでわかりやすいがキャラの個性が少し薄いかなーと感じた。そういう設定なのかもしれないが。話の内容はよかったけどもう一声欲しい感じでした。
人の意見、価値観などはそれぞれだと思うのでこういう意見もあるんだなーぐらいに見てください。
主人公のひたむきさに感動
前から気になってはいたものの、チケットを買うギリギリまで『打ち上げ花火〜』とどっちを見るか迷ったが、予想以上にいい作品だった!
「言葉には力があるんだよ。ことだまが宿っているんだよ。強く願ったことは、いつか現実になるんだよ。」
この話を通して流れるテーマだ。主人公の透き通るような声とひたむきでまっすぐな性格に心を動かされる。
主人公の女の子は涙もろい。でも、その涙は自分のための涙ではない。人の喜びに泣き、人の悲しみに泣く。そういう優しい涙だと思った。
やはり、普通の人であればそこまでできないようなことを、勇気を出して前に進もうとしているとき、人は心を打たれるんだなと思う。
主人公がこれだけ前向きにいろいろなことをやってのけられるのは、ひとえに、言葉の力を信じているからなのだろう。とてもいい作品に出会った。
おばあちゃんの声優が野沢雅子だったのには、ちょっと笑ってしまった。
声がとどきました
心地よい鑑賞の中、穏やかな覚醒が訪れました。
眠たかったわけでないのですが、目を閉じで聞いてみました。
魅力ある声が聞こえてきました。
聞いている私に声が届きました。
よい鑑賞法ではないかもしれませんが、この作品では目を閉じてみてもいいと思います。
良作
とても素敵な雰囲気にまとまった、良い感じの作品です。
些か特徴のあるキャラデザインですが内容や雰囲気にも合ってますし、それぞれのキャラの個性の色分けもハマってましたし。若干ベタな展開と有りがちな流れも、こう言うネタだからこそ寧ろソレを意図的に崩したりするとバランスを欠いたり取っ散らかったり、共感し難かったりしかねないので、コレでいいと思います。カエルのアクセントも良かったです。
オーディションで選出された新人声優も、三森すずこ他第一線で活躍するプロに引っ張られるように、ぎこちなくもナントカ巧く演じきれた様子。この辺は監督ほか制作陣が遠慮することなく指導できたからなのかも知れません、憶測ですが。
作品の良い所は他の方の意見に同意すること多々なので、個人的に疑問に思ったり若干惜しいと感じた事は以下の通りです。
12年もの間閉めたままの店舗がたまたま鍵が開いていたとは言え、雨宿りと称して中に入っていじくり回すのは、観客に些か突っ込まれそうなので、もうチョッと説得力のある台本が望ましいと思いました。
この作品のキーワード『ことだま』ですが、これはワリと世界的に存在する〝思想文化〟でして、今の御時世些か廃れた感を受けます。なので、その辺の説明を野沢雅子が中の人を務めるお婆ちゃんあたりに、もう少し語らせた方が良かったかも知れません…
まァそれらは個人的に感じた瑣末な事で、それはさておき上出来・とても良い作品だと思います。
※文中敬称略
少女漫画的
テレビでやっていた特番に惹かれて見にいきました。美しい背景に輪郭をハッキリさせて浮き出させた人物画が新鮮。電車と併走する自転車などいくつかの素敵な作画も見られました。江ノ島あたりを舞台にした今作の絵のタッチは良いですね。
言葉に出して伝えることの大事さを中心に展開させるストーリーは共感できます。ただやってることは本当はう~んとは思いつつ、アニメだから、ファンタジーとしてみればいいかぁと寛容に見進めました。そのため、早い段階からウルッときそうに。その後も中盤くらいまでは結構感動していました。
でもストーリー的に少女漫画な感じで深いひねりも仕掛けもなく、よく言えば安心して見守れる、悪く言えば物足りない作品です。中高生にはちょうど心地良いのかも。
ただ、SNS全盛の今、簡単に全世界にモノゴトを発信できる中、ミニFMという小さな輪の中で、それを取り巻く人々の思いには目頭が熱くなります。見せ場の一つですね。
最近は人気俳優の起用が多いだけに、若手声優の競演ということでフレッシュ感あって良いですね。ただ、人気俳優を使うと宣伝効果が大きいので、この作品はそうでないからなのか、ガラガラでした。勿体ない。
ひたすら押し付けてくる主人公、時間返してほしいレベル
ラジオがある家に不法侵入、そこの家の子のためだと言いながら仲間呼んで溜まり場にして、ラジオの家の子を粗末にしてる感じがすごかった。観ててあまりにかわいそうだった。
青春モノだからとか、こども向けならこんなもんかと観ながら気持ちを落ち着けようとしたけど、終始自己中な主人公にイライラした。久しぶりに苦痛なものを見た。
人の感情とか、そういうものがあまり描かれてなくて感情移入できなかった。
言霊の話も宗教っぽくてちょっと気持ち悪くなった。勧誘でもされるのかなってw
終盤は最近流行りの声優売り出すためのアニメっぽくて、もうなんかぼーっと観てた。
それに主人公棒読みだし、そんなチカラ入れてない映画なのかな。中身スカスカ感が半端ない。
多分期待してたから余計に悲しくなってるのかな。
時間返してほしい。
現実と切り離して考えて観たら、きっと楽しめると思う。
風景とか雰囲気とかはステキだったので星2
爽やかな物語だが、映画としての完成度は低い
言霊が見える少女が巻き起こす、ひと夏の友情と奇跡の物語。
青木俊直氏による素朴で可愛らしいキャラクターが繰り広げる真っ直ぐな青春ストーリーに観客が感情移入することは容易であろう。こうなってほしいと観客が願う通りに物語が進行するにもかかわらず退屈に感じないのは、人物を丁寧に描写しているためであろう。
ラジオ少年の成れの果てとして、ミニFM局というキーワードに惹かれたのが本作を見た理由である。今どきの十代の若者にはミニFM局といっても何のことやらさっぱりわからないと思うが、そんな人達にもミニFM局とはどういうものか正確に伝わるように描写されていた。
3DCGで滑らかに動く無機物に比べて人物動画の枚数が少なく動きに違和感を感じる、主要キャラクターの声優がプロの水準に達していない、小動物に導かれて偶然ミニFM局のスタジオに入ってしまう強引な展開(なぜか鍵が開いている)、ごく普通の女子高生が初めて見るスタジオの機材をなぜか使えたり警察官並みの聞き込み能力を発揮したりといったご都合主義、そういった諸々を許容できるならば、この映画は素晴らしい夏の思い出となることだろう。
残念ながら私はそうしたところに違和感を感じて感情移入が妨げられたため、評価は厳し目にならざるを得ない。だが決して感動できなかったわけではなく、いい映画を見たなあという感想を持って映画館を出ることができた。
とはいえ、役者の演技と発声が未熟だったことは残念だったと言わざるを得ない。これを良しとしてしまっては、アニメ映画の役者は実写俳優ではなく専業声優を起用するべきであるという意見がまるで説得力を持たなくなるではないか。最近のアニメでは名前の付いた役を初めてもらった新人声優がずば抜けた演技力と発声技術を披露して視聴者の度肝を抜く事例が少なくないのに、声優などこの程度のものだと思われてはたまったものではない。
パンフレットによると、この映画は声優をプロデュースするプロジェクトの一環であり、声優の演技が未熟なのは演出意図通りということだが、 物語のオチがあのようなものであった以上、せめて最後の場面の滑舌だけでも良くなるように特訓してほしかった。
『君の名は。』ではない
高校生が一生懸命がんばる姿だけで泣きそうになる。序盤の展開を中盤で放置しすぎていた感じはしたけど、最終的に諸々まとめられていた。ビンタの始末をつけなかったのは軸が2つになるから致し方ないとは思うが、そこはスッキリしなかった。
あと映画館の音響が素晴らしすぎてお寺の鐘の音にいちいち感動した。
打ち上げ花火でもない。
ザ・長編アニメ。
"映画館で長編アニメを観賞したい欲"にどうしても駆られ、全く知らない作品でしたが観てきました。
結論から言うと、良作。
泣きました。嗚呼、やっぱりアニメは現実を逸脱してこそアニメ。
もちろん人によります。リアルさを追及する映画ファンの方にはおすすめしづらい作品です。
物語は、主人公の女子高生・なぎさがひょんなことから町の小さなラジオステーションで自分の思いの丈を放送したことから始まる青春友情ストーリー。
湘南が舞台となっており、随所に描かれている湘南の街並みが観ていて単純に楽しいです。
冒頭のおばあちゃんとの回想シーン、主人公・なぎさの真っ直ぐに人を思うピュアさに感動しました。
う〜ん
とてもまっすぐな内容で理解できるのですが、少し子供っぽいかなぁと感じました。
それぞれの登場人物の悩みが、小学生、中学生向け?と思わせてしまうのが期待していただけに残念でした。
最後の歌のシーンは素敵でした。
全てが真っ直ぐな青春夏休み映画
全く予備知識無しで観にいったら、これは中々の拾い物。
今時、ここまでストレートなテーマとストーリーを、新人の役者さんたちの実直な演技、奇をてらわない王道の演出で観せてくれるアニメは珍しいのではないか。
御都合主義、という人もいるかもしれないが、僕もラジオが好きだから、こんな奇跡が起きるかも?起きたら素敵だなと心から思いました。
観終わった後、良い夏休みだった! と爽やかな感慨が残る良作。
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