家族はつらいよ2のレビュー・感想・評価
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1作目より、日常の様子が自然に描かれた 前は、大人の学芸会を観てい...
1作目より、日常の様子が自然に描かれた
前は、大人の学芸会を観ているようだった
最近テレビで話題になっている、高齢者の自動車運転問題や孤独死、貧富の差などテーマが身近な物で、良かった
ラストは、続くみたいな…
寅さんのように、シリーズ化せていくのかなぁ
凝縮された日常
大笑いの場面、身につまされる場面。親子関係、兄弟関係、舅・姑嫁関係など、そこまではないだろうと思いつつも、よく考えたら一つ一つが思いあたる。あるある。今回は格差社会にも目を向けて話が展開。
あー面白かった。次回作も期待。
日本社会につきつけられた問題を日常生活を通じてコミカルかつシュールに表現した作品
家族はつらいよは前作もみましたがよりシュールなテーマに踏み込んでいたように感じました。超高齢化社会に突入している日本社会の一人一人が何らかの形で直面するであろう問題をコミカルに表現されていますが実はとても怖いことであると感じさせられます。
役者揃い。
山田洋次監督の映画だからか・・良い役者勢揃いの映画です。
個人的には、1より今回の方が良かった。
もちろん、お客は年配者の尚且つご夫婦が多かったのですが、男性の方が度々大声で笑うのには、ウンザリしました。
確かに、笑える場面も意識して挿入されていますが、そこまで楽しい映画ではありません。
今の時代をうつしたエピソードもいっぱいちりばめててあります。
前回と同じ出演者も、もちろん良いですが、ゲストの小林稔侍が やはり素晴らしいかった。
正直、あまり期待せずに行きましたが、思ったより良かったです。
家族はいいもんだ!
シリーズ2作目。さすが山田洋次監督。
人間臭さや家族の有り難みに加え今回は古きよき友との友情迄演出!古き友との結末は観てのお楽しみだが~現代の課題もあぶり出す素晴らしい仕上がり。ほろ苦さと家族のありがたさをほのぼのと感じる映画でした!
安心して観られる
続編。
人間関係等は前作を引き継いでおり、すんなり入り込めた。
どこにでもある家族の、ありがちな課題を少しだけ誇張している感じで、本人達が必死であればあるほど笑いを誘う…。
この辺りは山田洋次監督の真骨頂なんだろう…。
結局、何の解決もないまま、終わって行く…。まあ、それもヨシとするべきか?
まあ、楽しかった。続編も期待?
安定の面白さ、笑えて泣けて考えさせられる社会派人情喜劇でした
今回もまた前作同様に、笑えて考えさせられて、大いに楽しませてもらいました。
しかしさすがは山田洋次監督でしたね、二作目にして既にもう定番化してきた辺りは、さすがは長期シリーズ物の第一人者、今後もずっとこの家族の揉め事を見ていたい心境に駆られてしまいましたよ。
毎度時事ネタを盛り込みシニア層を中心に誰もが安心して楽しめる社会派人情喜劇シリーズ物として、出来る限り続けてもらいたいです、まあ山田洋次監督もご高齢なんで、どこまで出来るかは分かりませんが・・・。
でも監督自身がご高齢だからこそ、ある種リアリティのあるネタを提供できるところもあると思うんでね、今後もリアリティのあるネタをリアリティの無い家族で見ていきたいなと、そう思わずにはいられない作品でした。
しかし前回の熟年離婚騒動に続いて今回は高齢者ドライバー問題&孤独死・無縁社会問題&介護問題に切り込むとは、これまた本当にタイムリーな話題でしたねぇ。
私の父もまだ先かなと思いつつもそろそろ免許返納を考える時期に近づいているので、何かと考えさせられた話でしたよ。
言えば言うほど反発するのは明白ですから、ホントこれは他人事ではないなと・・・。
それにしても橋爪功の演技が絶妙過ぎて、思わず見入ってしまいました、イライラするけどどこか憎めない絶妙な線、あんなベコベコな車見たら普通ねぇ・・・そんな橋爪功オヤジVS平田家の面々の攻防は、前作同様、いや前作以上にパワーアップしていた印象で、大いに楽しませてもらいました、笑いどころも前作以上でしたね。
一方の高齢者の孤独死&無縁社会問題に関しては胸が締め付けられる思いで一杯になってしまいましたよ・・・。
働いて働いて働いた末に、誰にも見送られず孤独に死んでいく、悲しいけどそれがそこかしこで起きている現実なんですよね。
こんな国でいいのだろうか、これで豊かな国と言えるのだろうか、思わず考えさせられました。
丸田を演じた小林稔侍の切なさを煽る演技がこれまた絶品だったので、尚更感情移入させられてしまいましたよ。
その顛末にこれでもかと笑いを入れつつ、泣ける要素もしっかりと盛り込む辺りは本当に素晴らしい構成でしたね、揉めてばかりの平田家の本質が垣間見れる終盤の展開も温かくて好きだったなぁ~。
ペットが前作と替わっていたり、同じキャストが違う役で登場したり、妙にアバウトなところも何かいい!
そしておいしそうな鰻重が、今回も・・・と言った前作から引き続きの小ネタも楽しかったです。
このシリーズは、家族あるあるを中心とした身近なネタだからこそ尚更笑えるですよねぇ。
まさしく古き良き時代の映画かな、もはや絶滅危惧種的存在ですが、こう言う映画も必要だと思うので、続編を期待したいものですね。
父の日にプレゼント
幸せなことに父親はまだまだ元気だ。父の日には少し早いが、家族はつらいよ2の映画チケットをプレゼントし、一緒に観に行った。
普段無口な父が笑い、エンディングは泣いていた。そして帰りの車で喜んでいた。あんなに幸福そうな父を見たのは久しぶりだ。
主人公の橋爪さんも家族の温かさに包まれ幸せそうだった。私もあの家族のように、父へ今までの感謝をこめ親孝行をしていきたい。
という私が一番笑ったかも。
誰もが老いるとはいえ。
平田家の騒動を描くシリーズ2作目。もう安定の山田洋次作品である。
高齢者の運転免許の問題から端を発して、介護、孤独死、などのいわゆる高齢化社会の問題点をあぶり出すように提示していく。
特に憲子(蒼井優)の家族はたいへんなことになっていて、母親の母が寝たきりで認知症。父親がペースメーカーをつけているのに酒好き医者嫌い。しかも博多にひとり暮らし。
本作は「渡る世間は鬼ばかり」(橋田壽賀子脚本)と同じで、いくらでも題材は転がっている。
また「やすらぎの郷」(倉本聰脚本)が話題になっているように、老いの問題も、もう避けては通れない。山田洋次自身が85歳という年齢であることを考えると、いろいろ思うところも出てくる。
また、我が身を省みても、老いは他人事ではない。
3作目が製作されると信じて。。。
やっぱり山田監督ナンバーワン!
もともと洋画のアクションやSFなどのハリウッド超大作系ばかり観ているのですが、珍しくたまに観る邦画の中でも、山田洋次監督のこの手の映画は特別大好きです。寅さんシリーズから始まるこの手の笑いと、ちょっと悲しさを含んだ作品は本当にハズレがなくて、観終わった後にずっと心に染み入るものがあります。
特に今回の作品は現代社会のちょっとした社会問題も含まれていて考えさせられました。
私も破産歴とそれに伴った離婚歴があるのですが、私の場合も前の女房とはもつれた糸を切るしかなかったんだなと感じました。私はその後ある女性と出会って今は幸せな生活を過ごしていますが、下手すると丸山氏のような境遇にならないとも限らなかったから改めて今の女房に感謝する気持ちが大きくなってしまいました。
これからも是非シリーズ化して楽しませて下さい。
続編(シリーズ化)希望
吉行和子演じる富子が通う創作教室での会話の中で、老人を主人公としたイングマール・ベルイマン監督の「野いちご」の名前がさりげなく出てきたのにはニヤリとさせられた。
前作では熟年離婚がテーマだったが、今回も高齢者の免許返納やら下流老人やら、社会問題をふんだんに盛り込みながらも絶品のコメディ&家族ドラマ映画として仕上げられている。
タイトルに2を付けているのが潔く好感を持つが、前作を観ていなくても楽しめる作品。
この家族の今後を見続けたいので、是非とも、このまま長期シリーズ化してほしい。
泣いた・笑った・心に響いた
待ちに待った山田洋二監督最新作を公開初日に家族で見に行った。10数年前の我が家は正月に寅さんを家族で見に行くことを家族行事としていたのが、思い出される。
山田監督の作品は喜劇であると共に人情劇であり、とにかく笑いの後には涙をそそる場面が用意されている。今回もそうだ、3世代家族のドタバタ劇の後には、3世代の家族や友人が強い結びつきで心を一つにするような場面がある。見た後で心にさわやかな風が吹いてくるようだった。
またパート3、4と続編が続き、我が家の恒例行事となればなによりである。我が家内の感想をいえば、パート1より2が断然面白かった。
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