劇場公開日 2017年5月13日

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「息苦しいけど生きるのは苦しくない」映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5息苦しいけど生きるのは苦しくない

2019年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

面白かった。
前半は何か悪い事が起こるフリか?
と怖かったけど、
それが主人公達が抱いてる、
何か分からないけど嫌なことが起こる気がする感覚と
リンクして、主人公達を身近に感じる事が出来た。

原作がどんな詩集なのか分からないけど、
そこから東京の労働者階級と言える人にスポットを
当てて映画にしたのが凄いと思いました。

何か不穏だし何かが起こりそうだけど、
主人公達は気付いてないのかもしれないけど、
希望が転がってそうに僕は思えて、

それは池松壮亮演じる主人公が
そこまで悲観してないのか、
どこかコミカルな演技で、
コイツならきっと大丈夫と、
皆んなが羨む生活は送れないかもしれないけど、
絶対何か良い事ある、幸せは転がってると思える
キャラ造形がとても好きになりました。

ちょっと頑張ってみるか!と思える映画でした。

奥嶋ひろまさ