劇場公開日 2017年5月13日

  • 予告編を見る

「タイトルの清涼感と内容の閉塞感のギャップ」映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ オレさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0タイトルの清涼感と内容の閉塞感のギャップ

2018年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

工事現場で日雇いのバイトとして働く片目の見えない青年、慎二。看護師として働きながらも夜はガールズバーでも働く美香。
窮屈で生きづらい街、東京を舞台に出会った2人の若者のラブストーリー。

全体に溢れるボンヤリとした不安や閉塞感、つまらなそうに生きる登場人物たち、うまくコミュニケーションが取れない主役の2人。
東京を描いた作品は多いが、これほどうまい具合にモヤモヤした演出が出来るセンスはすごいなと思う。
暗い内容な印象は強いが鑑賞後決して悲観な気持ちにならず、むしろ頑張ろうという気持ちにしてくれる。
邦画らしい良い作品だったと思う。
そして松田龍平はどんな役をやらせても松田龍平だ笑。だがしかしそれが良い笑。

オレ