劇場公開日 2017年10月21日

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「良い意味で何も残らない」斉木楠雄のΨ難 パンパンマンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0良い意味で何も残らない

2017年10月22日
iPhoneアプリから投稿

斉木楠雄は漫画、アニメともに視聴済みです。
ストーリーは文化祭を主軸にしていますが、宣伝等でも唄っている通り、特に大きな事件もなく(ある意味大きいは大きいのかもしれないけど)、ひたすらゆるーく進み、あっという間に終わってしまいました。
一番印象に残ったのは、まったくときめかない斉木と照橋さんのラブストーリーでしょうか。
映画では照橋さんのブラック面が前面に強調されているというか、強調されすぎて原作より腹黒さが増しているので、照橋さんにおっふなファンの方だとちょっとなぁ…となるのかもしれませんが、私は腹黒さが増した照橋さんも好きです。なんなら照橋さんと燃堂のおっふで一番笑いました。
ローテンションの斉木と腹黒照橋さんのやりとりがどれも好きでしたし、映画を見てから主題歌を聴くと、映画の内容と合っていてすごく良かったです。
至る所にギャグが散りばめられていますが、勇者ヨシヒコのゆるーいやりとりが好きな方であればハマるのではないでしょうか。

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