ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
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映像は凄い❗
エモーショナル
いままでで最高の「続編」
前菜にヤマノススメを見てからの視聴は止めた方が良い
文句なしの続編
文句なしの出来栄え。まず,何よりも素晴らしいのが「これぞブレードランナー」と思わずにはいられない独特の世界観が健在であること。『ブレードランナー』が創造した唯一無二のディストピア的未来世界の雰囲気は本作に正しく引き継がれている。ストーリー的にも本作の物語は前作の主人公デッカードの「その後」と密接につながっているので,まるでひとつの巨大なサーガが織りなされているようにも感じる。
音響も強烈だ。耳ではなくて身体全体に響き渡る「音の塊」は不穏でともすれば不快な印象を与える独特なサウンド。薄暗い画面の様子とあいまって「ブレードランナー」の独自世界をさらに魅力あるものに仕上げていると思う。
役者陣も素晴らしい。デッカード役のハリソン・フォードは言うに及ばす。本作で捜査官Kを演じたライアン・ゴズリングは,感情を押し殺した冷静沈着な表情とたたずまいが人間を超越した雰囲気を感じさせ,いかにも最新型レプリカントらしい。
そのKを追い詰めるラヴを演じるシルヴィア・フークスのクールビューティーっぷりも最高だ。ただでさえ戦闘能力がずば抜けて高い上に,K以上に感情を感じさせない冷徹なマシーンのようなその姿は,見てるだけで心底怖くなる。
人間味が薄い世界観にあって,唯一の例外がアナ・デ・アルマス演じるジョイの存在だろう。その正体は完全なるAIなので人間的な感情からは最もかけ離れた存在だが,献身的にKに寄り添うその可憐な姿は本作で登場するどのキャラクターよりも人間らしさを感じさせるから不思議だ。
ブレードランナー 2049
2017年100本目の劇場鑑賞。
IMAX3Dで鑑賞。
SF映画の金字塔「ブレードランナー」の35年ぶりの続編となるSF超大作。
前作から30年後の荒廃した未来世界を舞台に、
ブレードランナーとして活動する捜査官“K”を待ち受ける衝撃の運命を、
圧倒的な映像美とともに描き出す。
ついにSF映画の金字塔「ブレードランナー」の続編が、
35年の時を経て公開されました。
前作から30年後の世界で人間とレプリカントはどう進化を遂げ、
世界はどう変化したのか?
晴れない視界や降り続く雨など、
「ブレードランナー」の世界を引き継いでいます。
本作はデッカードはレプリカントなのか?この疑問に尽きるのですが、
デッカードがレプリカントではないと考えられるのは、
寿命を迎えているはずなんですが、
人間だとしたらあのような環境で長らく暮らすには無理がある様に思えます。
レプリカントなら、
放射能が強い地域で長い間隠れて一人暮らしをする事も可能だと思います。
まだ考える余地が残されています。
本作を見る前に前章の3本あるショートムービーを観ることをお勧めします。
アナ・デ・アルマス可愛い
期待と違う物語
字幕版を鑑賞。前作を見ていることが前提で作られている。ブレードランナーの前作は 35 年も前の作品で,最先端技術で作り出されたレプリカントと呼ばれる人造人間が,人類に対して反乱を企む話で,本物とレプリカントの区別をつけるのは非常に困難という設定であった。製品に寿命が設定できたり,改良型が容易に作れるなどの話から,てっきり人工物(ロボット)であると思っていたのだが,この続編では有機体であるという話になっていて,非常に戸惑いを覚えた。人間の細胞を利用したということであれば,成長には人間と同じ時間がかかるはずで,4年の寿命を設定などという前作の話は成立できなくなるはずである。
続編が作れるような話ではなかったはずだが,と思いながら見ていたのだが,どうやらこちらの全く期待していなかった方向に話が進んで行ってしまったようだった。ネタバレしなければ詳しくは述べられないのでストーリーに触れるのは自粛するが,こんな話を見に来たのではないという失望を禁じ得なかった。結局,老齢を迎えたハリソン・フォードの現在の姿を活かすためにはどうするか,というような企画で作られたものらしい。アメリカの映画人の考えそうなことである。
前作の世界観は非常に独特で,その後のあらゆる SF 作品に影響を及ぼし,似たような未来世界を展開する映画が頻出することとなったためか,今作はあえて前作のイメージから遠ざけたようなシーンが多かった。それがまた,オールドファンの期待を裏切ったと思う。あの世界でどのような話が続くのかと思って見に行ってみたら,全く別の世界で期待もしなかった話に繋がっていたというのが率直な感想である。
それぞれのシーンには,非常にコストがかかっており,CG にも力が入っているのは分かるが,残念ながら,ブレードランナーの世界はこれではないだろうという思いを終始拭い去ることができなかった。人造人間が人間と同じ有機体であるなら,痛みを感じない理由は何故なのかとか,全く腑に落ちない話になってしまっていた。
今作の主人公を演じたライアン・ゴズリングは,前作の意志の強そうなハリソン・フォードから程遠く,非常に気が弱そうな雰囲気が抜けず,信念を持って任務に当たっているという感じが薄かったのだが,あのような話になっていれば仕方がなかったのかも知れない。唯一の収穫はジョイ役のアナ・デ・アルマスであった。実態のないデータ空間だけの存在に過ぎない彼女の振舞いが,最も人間らしく,儚さを感じさせてくれたのは高く評価したい。彼女を見るためならもう一度行ってもいいかなと思ったほどである。
前作のヴァンゲリスの音楽は,電子楽器を多く使った道具立とは裏腹に,非常にシンプルでクラシカルな曲を書いていたのが印象的であったが,今作を担当したハンス・ジマーはヴァンゲリスの雰囲気を残しながら,かなり違った音楽を書いていた。前作の音楽は,雰囲気を醸し出すのに徹していて,決してストーリーの補助役などやっていなかったのだが,今作では主人公が自分の記憶を辿るシーンなどで押し付けがましいほどの音量で流され,個人的にはこれも違うだろうと言いたくなった。
製作総指揮に前作の監督だったリドリー・スコットを擁しておきながら,このような続編しか作れなかったということには,エイリアンの最新作で非常に感じたスコット監督の劣化を再確認したような気になってしまった。
(映像5+脚本2+役者4+音楽4+演出3)×4= 72 点。
前作を見事に補完してくれた作品。
前作ファンでは無いですが、雰囲気は好きと条件でレビュー致します。前作を直前まで観てなかった友人の評価は「普通」でした。
周りの低評価理由はやはり上映時間が長く(理由はありました)、前作と同じ様な眠気を誘う効果音&単色を基調とした映像がキツかったと思われます。
また、情報量も多く前作の情報も欲しい所です。
かなり体力が削られます。
私も体調万全で臨みながら、今日は映画一本でいいやと思った程ですから。
逆の高評価理由は前作を補完した内容と、新しい軸を魅せてくれたのが理由では無いでしょうか?
・高評価理由を3つ程。
82年の前作は「人間vsレプリカント」ですが、今回はレプリカントが「旧」と「新」に分かれ、人間を含む三つ巴となっている物語です。
更に生命誕生の摂理に反する「カオス理論」的要素(これは別映画「ジュラシックパーク ロストワールド」でありましたが、生命ルール的に産まれる筈がないのに産まれる=摂理に反する)が加わり、今迄に無かった物語となっています。
これが「レプリカント」だからあり得る話であって「クローン」では実現しない話です。
次に、前作は近未来描写とレプリカントと言う人間に近いモノを創作し驚かせてくれましたが、今回は「joi」という仮想生命体が驚かせてくれる事になります。
VRが現実世界で流行してますが、VRが更に進化し近未来この様な仮想生命体が産まれるんだろうな的な存在です。
ここまでくると(「劇場アニメ版攻殻機動隊 ゴーストインザシェル」的に言わせて頂くとすれば)「入る身体は違うけれど、魂はそれぞれで自我を持ち、共存出来る世界がくるのでは?」と人間性を哲学的に前作同様今回+αとして考えさせられました。
最後の理由は物語の展開です。前作ラストで「結局どうなったのよ?」的内容が今回の二転三転する展開により、今回で補完されています。
私的に納得のゆく補完(終わり)方法でした。
(逆に言わせてもらえば、前作ありきの作品だと思います。)
長々と書かせて頂きましたが、映画ファンとすれば「続編作ってくれてありがとう」と言わせて下さい。
最後にK扮するゴズリングはララランドよりこちらの役柄の方が好き。レイチェルは似てなくて残念。
この世界観が好きな人にはたまらない
前作ほどではないけど
世界観が、最高に良かった
163分・映画.com3.8・4D鑑賞
163分と長い作品だが、飽きることは無かった。
この世界観がいい!
荒廃したダウンタウンは、3つの乳房がある娼婦の世界の『トータル・リコール』を思い出す。
ホログラムのジョイ役のアナ・デ・アルマス、役にドンピシャ!
エンドロール10分間位あったが、それが1番長い、結局何も無いし…
私的には、4Dは何故だか身体の調子が悪くなる。今回も最後の最後、キツかった
前評判
すっげーよかった
難しい...
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