ちょっと今から仕事やめてくるのレビュー・感想・評価
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この感じか、が、タイトルでの想像との違い。
最初の、営業会社(実は会社の営業部)の真っ黒な仕事ぶりから始まり、部長と女子社員の先輩、主人公の3人だけで社内の出来事を進めていく手法に、ちょっと戸惑う。
そして、福士蒼汰が登場する訳だけれども、もう少し、現実とは別のアレンジというか、現象がまとわりついて、湿った演出がいいのかな?と思いつつも、引き込まれる感じは、心地いいのかなと繋がる。
あとは、先輩が、やっぱり、とか、部長の本意とか、その辺りはこだわる事なく進めてもらって構わないなと感じる。黒木華さんも、も少しワルであって欲しいかなとも思える。吉田鋼太郎さんは、なりきりキャラだなと。
結局、工藤阿須加と福士蒼汰は、奇妙な形から入った親友になるのだけれど、小池栄子さんの語り一本で、福士の過去を紹介するのも、ひねってほしかったかなと、思える。余りにシリアスな演技で、持って行きたい世界が、数秒でわかる展開。
結局、主演でいいのか、2人のキャラが、この2人の俳優さんの持つものにピッタリだったので、すんなりと最後まで飽きずに観れたのかなというのが、ここでの感想。
タイトルが良くない
黒木華がコワ~い
このような会社実際にある
電車に飛び込む人もいる世の中
会社のいじめ上司のパワハラ
こんな会社にいたらおかしくなる。
きょうから仕事辞めさせてもらいます
うるさい上司から離れるそれが一番
辞めて心が軽くなった
そして、やまもとがいなくなった
やまもと君は何者なの
ブラック企業 辞めてよかった
幸せは死んでしまったら味わえない
生きていれば苦しさもあるけど
希望もある
ときどきは空をみて
笑ってみる
自分はブラック企業ではなくて幸せです
仲間に会えるのも仕事もそれなりに満足かな
コブクロが沁みる
”働くか死ぬか”
人間、極限まで働かせられると”働くか死ぬか”という二択の選択になってしまうということを学んだ。
第三者から見ると、「なんで会社辞めないの?」とか「なんで死ぬの?」っていう疑問が沸き起こる。
しかし、当の本人は真剣に考えて行動しているつもりで、会社という狭い世界の中で正確な判断が出来なくなってしまうのだ。
”死ぬことは仕事を辞めることよりも簡単”という考えを「おかしいよ」と教えてくれた存在、ヤマモトによって青山は救われる。相談できる人の存在の大切さを改めて感じる映画。
序盤は「このヤマモトっていう人は、過去にブラック企業に勤めていて自殺し、その後幽霊になって自分と同じような人を助けているのか?」と信じてしまった・・・。それでもなかなか面白かったかもしれない。
「仕事辞めてもどうにかなる」
そんなことを教えてもらった映画。
心が落ちたときに観たい作品
工藤くんと福士蒼汰くんのコンビが大好きになりました。工藤くんのストレスを抱えすぎている若者とストレスに耐えきれず既にこの世から去っていた弟を持つ福士蒼汰さんが物凄く似ているようで真反対の2人。
工藤くんが仕事を辞めた後の福士蒼汰(山本)の真実もこの作品に大切な要素。
急げ!若者
主人公は青山隆(工藤阿須加)。青山孝と言えばフォーリーブスだ。残念ながら肝臓がんのために2009年に亡くなりましたが、奇しくも青山の代表曲の「急げ!若者」の内容がこの映画と妙に被っている。
映画の青山は印刷会社で営業マンとして働いています。奇しくも、私kossyも若いころに印刷会社の営業として働いていたため、仕事などはとてもリアルに響いてきました。さすがに現代のようなPC(当時はオフコンと呼ばれてた)環境は整っておらず、発注伝票も営業成績もすべて手書き手計算でしたけどね。印刷業は繁忙期と閑散期がハッキリしていて、12月、3月は死ぬほど忙しいので、残業が月150時間というのは理解できます。ただ、3か月連続というのはないでしょうけど・・・
ちょっと納得いかなかったのは、「五十嵐が17件でトップだ」などと山上部長(吉田鋼太郎)が言ったセリフで、なぜかというと、印刷での営業成績は件数じゃなくて売上額で決めるべきものだからです。青山が働く会社がブラックか?というと、見る限りではブラック企業とは言えず、むしろブラック上司、ブラック先輩がいる会社という印象でした。完全にイジメの世界です。
新規開拓の営業活動においては、半年通い詰めてようやく契約を取れたという喜び。営業マンなら誰しもが喜びを感じる瞬間ですが、その初めての仕事でクレームがつきました。工場への発注書に間違った紙が書かれていたのです。これは痛い。さらに山上の怒りを買います。
電車にひかれそうになった時に助けてもらったきっかけにして仲良くなったヤマモト(福士蒼汰)にも相談する青山。「その失敗によって誰かが得をすることはない?」などと核心をつく発言と慰め。いい友達が出来たなともとれる展開でしたが、青山がヤマモトについて調べていくと、なんと3年前に自殺していたというブログ記事を見つける・・・
ヤマモトは幽霊か?天使か?などと非現実的な展開を予想していたら、最後には良い意味で裏切られました。南太平洋バヌアツにおける満天の星とエメラルドグリーンの海。そうした自然の美しさと子どもたちの笑顔に癒される映画だったのです。ちょっと今から仕事やめてくる!私kossyは何度も経験しました。最初からブラック企業を避けるように就職するなんてことは難しいかもしれませんが、一度ブラック企業を経験していれば世の中が見えてきます。辞めることを言い出せない若い人たちが多いと思いますけど、ダメだと思ったら人に相談して素早く行動することです。急げ!若者!
【2017年7月映画館にて】
仕事はやめていい。
簡単に仕事辞められたら良いよね…?
主演の二人の名演技
生きる希望と仕事の関係
ブラック職場で青年が心を病んでいく様子がリアルで、とても切なかった。
SFファンタジーのようなひねりのあるストーリー展開なので重くなり過ぎなくて助かったが、ラストシーンの美しいバヌアツの水辺の風景とコブクロの曲には泣かされた。
随所に心に残るセリフがあり、また、主演の工藤さんがはまっていて、とても良かった。
何のために生きてるのか、何のために働いてるのか、ちょっと考えさせられました(*_*)
「希望はなくならない。見えなくなるだけ」
・見事な三幕構成
・ファイトクラブ的なことかと思ったら、ちゃんとした着地点があった
・ビルの屋上シーンはどうやって撮った?!合成かな...
・会社の先輩が発注書書き換えたのはなんとなく読めるんだけど、大事なのは、その行為ではなく、なぜそうしたかという動機。そこにハッとさせるトリックがある。そういう気持ちだったのかと。
・話すって大事だね
・単なる虚栄心や嫉妬心かと思ったら、同じように死と隣り合わせで葛藤していたのだ。そこに分かち合える何かがある。
・夜の喫茶店の抜けにいたものすごい怖いエキストラは何!?
・パワハラ上司の演技がすごい
・実家のお母さん美人だなぁ...
・時代の象徴とも言えるテーマの映画
・エンドロールのドローン?カットすごい
・バヌアツの子供たちの写真のもつ画力
・バヌアツという国のチョイスがよい
・ハワイとかじゃないのがよい
・「希望はなくならない。見えなくなるだけ」この核となるメッセージを、頭とお尻にくっつけることで、伝えたいことが伝わる。
・しかも画的にもオチをチラ見せして、タネ明かしの効果もある。
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