ちょっと今から仕事やめてくるのレビュー・感想・評価
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生きることの大切さを教えてくれる
吉田鋼太郎さん演じる部長のクズっぷりがすごい。主人公のことをクズクズ言うてるけど部長が一番クズだった。
黒木華さんの演技、さすがですね。
なんとも魅力のある女優さんです。
ヤマモトの正体は途中からなんとなく分かってくる。幽霊でないということは?と考えたら誰でも分かりそうなことでした。
あんな会社が実際にもたくさんあるんだろうなぁと考えると、恐ろしくなりました。
辞めて正解。
お母さん役の森口瑶子さんに癒されました。
相変わらずお綺麗です。
すっきり!
ラストに向けて話がつながってくる。ラストに向けて感動しっぱなしでした!とりあえずみんなに見てほしい。内容は家族もの、感動、すっきり、会社、、系です。大切な人がいる方にぜひ見てほしいな。
キャストの感想・・・福士蒼汰の演技最高でした。山本のキャラが似合ってました。こんな福士蒼汰君初めて見たけど、すごくいい!!びっくり!!こんな演技もできるんだって。見ているうちに山本に引き込まれて山本をもっと知りたくなる。なぜ現れたのか、何者なのか、、最後にはすっきりできます!!
見た後は福士蒼汰君をもっと好きになりました。
阿須賀くんも似合ってる。
ほんといいコンビ、また共演してほしいです!!!
いい意味で期待を裏切る良い映画
最近見た中では1、2を争う良い映画だった。
まず、福士君、工藤君を始めキャストの好演技。
いやいや、工藤君にこういうちょっと頼りない青い青年役をさせたら右に出るものはいないねー。素晴らしい。
福士君もアロハが似合うヤマモト役で、良い演技。
工藤君演じる青山が勤めるブラック会社の営業部長の吉田鋼太郎はさすがベテラン、思っていた通りの鬼部長役でした。
題材としてはまさに現代の日本の問題を象徴するような題材で、ブラック企業や長時間労働、上司のパワハラや若者の自殺、親のリストラなど今の社会問題が詰まった映画。
そういう意味では筋にリアリティーがあり入りこめた。
しかし、暗い内容の中にも笑える場面や泣ける場面もある映画。
ご心配なく。
唯一、違和感があったのはエンディング。
「今から会社の辞めてくる」とヤマモトを喫茶店で待たせて青山が意気揚々と会社へ向かい、ヤマモトに報告のために喫茶店に戻ってきたらヤマモトがその場から消えていたこと。
その後の場面の情報から、ヤマモトは青山が会社を辞めてきて嬉しさの余り道で小躍りしながら喫茶店に戻ってくる様子を目撃していたことがわかる。つまり、ヤマモトは青山が喫茶店に戻ってくる直前に姿を消したことになルミネでもが、映画的な意外性を求めたのだろうが不自然この上ないものだった。姿を消す理由がどこにある?
そこから青山は何度もヤマモトに電話したりヤマモトを探すが、ヤマモトは一言も告げずに海外へ。えっ、何で???
この辺りから映画的なハッピーエンドに向けて、筋を無視した展開になっていきます。残念だけど仕方ないか。映画だしね。
会社を辞めた青山を喫茶店でヤマモトが待っていて、嬉しそうに会社辞めてきた、と報告する青山に対しヤマモトが「おう、良かったな」っていうのが自然な流れだけど、それだと映画の筋としては地味すぎるもんね。
でも感動的な良い映画で満足。
エンディングに心地よい風を吹かせる、成島監督による心優しい映画
優しい映画である。
いわゆる、"ブラック企業"あるいは"組織的パワハラ”をテーマにヒネリを効かせた、心震わせるプロット。成島 出監督だからこそ集まった、役者の演技レベルの高さに支えられている。
新人会社員"青山隆"の自殺の瞬間を救ってくれた、"ヤマモト"と名乗る見覚えのない、幼なじみ。"ヤマモト"との交流から前向きになる青山だったが、実は"ヤマモト"は3年前に自殺していたことが明らかになる・・・。
おそらく観る人・世代によって感じ方は様々かもしれない。それは"他人事"だから。
営業職で身を粉にしてきた世代は、"甘い"とか"使えない"と言いそうだし、むしろ、徹夜や残業を"勲章"のように誇りとしている人も少なくない。似たような現象に、学校やスポーツ指導での"体罰・暴言"もある。"これくらいで弱音を吐くか…!"という筋違いのスポ根である。
イジメも、自殺に追い込まれる前に、"転校すればいい"とよく聞かれる。本作では、(そんな会社は)"退職すればいい"ということになるが、当事者は、それさえもできない苦境に追い込まれているのが現実だ。
成島監督は、前作「ソロモンの偽証」(2015)でも、"学校内のイジメ"・"自殺"を描いていた。今作品は、"企業内イジメ"である。しかし社会メッセージのために、リアルな描写や、ミステリーのオチを用意したところで、当事者は救われない。
本作の良さは、いま現実に苦しんでいる人に手を差し伸べる内容になっているところだ。エンディングに心地よい風を吹かせるというイメージも「ソロモンの偽証」と共通している。
主演は、"ヤマモト"役の福士蒼汰ということになっているが、どちらかというと工藤阿須加とW主演といってもいい。福士蒼汰の明るい役柄は本作のテーマに対する清涼剤になっていて、こういう役は「仮面ライダーフォーゼ」(2011)を思い出す。工藤阿須加は、元プロ野球投手の工藤公康の長男。これも、"あぁ、クドウの息子か!"と言う時点でジジィなんだろうね。
脇役で黒木華が、しっかりと存在感を出している。また、小池栄子も成島組のひとりとして出演。
(2017/5/27/TOHOシネマズ日本橋/ビスタ)
想像よりは下回る
泣けると聞いて見に行ったのですが、全然泣けなかった…
個人的にはもっと会社のブラックな感じと言いますか吉田鋼太郎さんをもっと見たかったです。鬱な感じをもっと見せて欲しい!!
最後が辻褄合わせな感じがして、違うなと思いました。福士蒼汰さんのコレジャナイ感がありました。
もっと関西弁の達者な人が良かった!!
黒木華さんの心情とかもっとピックアップしてくれていたら面白いと思いました。黒木華さんも辞表とか出しそう、と最後まで期待してました(笑)
ブラック会社怖い!本当にあんな感じだったら辞めますね!すぐに!!
久しぶりという一言
就職した先が故郷から離れ
当たり前だった事が
当たり前ではなくなる。
人に迷惑をかけてはいけないと
思うような真面目な人ほど
自分の心情を表す時間が
無くなっていく。
親にも心配をかけたく無かったり
照れくさかったりで本音はいえない。
元気にやっている事だけ伝える。。
それが大人になるという事かも
知れませんが、
あまりにも
当人のキャパを超えた試練だった場合は
不幸です。
対等に話せる仲間からの
久しぶり!の言葉は、
身にしみます。
私の知りあいも、自分の範疇を超えた
生活に疑問がでたのを海外生活によって
気持ちの整理をしたヤツがいます。
今は、元気にやってます。
当時のことを
軽く明るく話していても、
根っこには考え抜いた逞しさが
感じられます。
簡単には言えないんですが、
やっぱり、いざその時には
本当に自分にとって死ぬに値することなのかを自問できる心をもてたらと
思います。
それはやはり周りの環境が
幸運に恵まれて、存在すればという
前提が要るんですが。
本作は、そんな幸運が
体験できます。
オススメ
自分を見つめる機会をくれた作品。
「ちょっと今から仕事やめてくる」見て参りました。福士蒼汰さんを主役に据えていたので、若い子向けのアイドル映画だと思ってたけど、そうではなかった。自分の心にグサッと刺さる一本だった。「自分を見つめる」とか「自分探し」みたいな空想は信じない私ですが、この映画は違った。素晴らしい映画です。
僕はこの映画を鑑賞しながら、主人公と自分を重ねて重ねていたので、客観的な感想はほぼありません。
自分が大事だと思う人と、自分のことを大事に思ってそうな人。これについて考えることは誰にでもあると思う。それは、友達だったり家族だったりする。親は俺の事を大切に思ってるのか??あいつは俺を友達だと思ってるのか??この組織に俺は必要なのか??こんなの誰もが思う事。実は周りなんてどうでもよくて、大切なのは自分なんです。
そして何かに我慢しながら生きる。人間関係だったり、仕事だったり、もっと個人的なことだったり。これも誰もが持つモノだと思う。大切なのは、なぜ我慢するのか。我慢するべきなのか。その我慢の先にあるものは、自分にとって大切なのか?諦めるのは簡単すぎるけど、諦めることは全然悪いことではない。
文章下手ですけど、こんな感じで、自分と自分の置かれている環境を見直すいい機会になった。この映画の主人公ほど前向きになる事は難しいけど、それでもこの映画から受け取ったメッセージはとてつもなく大きかった。
映画の出来は考えてなかったから分からないけど、素晴らしいメッセージを持った作品になっております。
想像以上でした。
友人に誘われ何となく鑑賞。予告編を観た限りではよくあるような展開かな、とも思いましたが、想像以上の出来で驚きました。
ヤマモトの展開は何となく想像できましたが、その枠組みを超えてくる動きでちょっと驚き。
工藤阿須加のポッチャリ具合が何とも役にハマっていました。
友人は隣で最初から最後まで泣いていましたが、泣ける部分は特になかったかと想います。
是非、ヤマモトさんのようなアドバイザーが必要だと感じました!
自分にとっての仕事ってなんだ。
自分らしく生きるってなんだ。
そんなことを改めて考えることが出来る物語だと思います。
今、仕事で苦しい思いをしている人、悩んでいる人、すべての人に観ていただきたい作品です。
ブラック企業から転じる人生が飛躍しすぎでは?
吉田鋼太郎演じる山上社長のパワハラがなかなかえげつなくて、主人公の青山隆に、なんで辞めないかな?と思い続けながら観ていた。小さな事に拘りすぎて、いつの間にかその小さな事が大きな物に感じてしまい、今その事を放り出して逃げたら一生負け犬になってしまう、そんな幻想に囚われるんだろうな。
この映画の主人公の勤める会社だって小さな会社の使い捨てみたいな営業マンだし、まだ若いし、独身だしで、辞めてフリーターになったところでなんの問題も無かった。ましてや死ぬより難しい決断では有り得なかった。でもそこが分からなくなってしまう程、刷り込みとかマインドコントロールされてるんだね。こういう刷り込みはブラック企業だけではなくて社会全体で行われている。まず、学校からしてそうだし、特に部活。国の経済発展のためには多少の落伍者(自殺者)が出ても仕方ないという姿勢があからさまだ。
黒木華演じる優秀な女先輩社員役の五十嵐も同様で、仕事のノルマを増やされようが、それをこなせなくても、怒られても内心でケロッとしていればいいのである。下手に責任感を持ってこなしてしまうから、更にノルマを課せられる。後輩の発注書に細工した動機が自分のノルマをこれ以上増やされたくないからというのは、単に自分の成績を上げたいと予想していた斜め上だったがw
福士蒼汰演じる山本の青山の行動の先読みが神がかっていて、この話をファンタジーにしてしまっている。ブラック企業による過労死や自殺が社会問題となっているこのご時世、もう少し現実味のあるストーリーにしないとメッセージが伝わらないのでは?会社を辞めて外国へボランティアに行くというのも、現実にブラックな労働環境に晒されている人には現実味が無さすぎると思う。
工藤阿須加と福士蒼汰の演技は良かったですよ^^
黒木華は好きな女優だけど、しっかり者の先輩社員というイメージじゃないかな?
観客を感動させるであろう逸話を話すことになる孤児院の院長役の小池栄子はミスキャストだと思う。意地悪な院長にしか見えなかったwもう少し穏やかで年配の人にすべき。
学生でも楽しめます
中盤から涙が止まりませんでした。切なくて苦しいのに、幸せで満たされる素敵なお話です。汚れた心が洗浄された気がします。ストーリーも良いですが、キャラクターも良い。それぞれの魅力もしっかり描かれていて、人間関係にも見ごたえがありました。観るかどうか迷っていましたが、観て良かったです!あと何回かは見に行くと思います。
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