劇場公開日 2017年5月27日

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「意外な展開に、胸救われる」ちょっと今から仕事やめてくる fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0意外な展開に、胸救われる

2018年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映画化になるずっと前、原作本を買ったのですが。タイトルからして「パワハラ」っぽいし、自分がかつて仕事を辞めたことを思い出しそうで、結局読まずに処分したところにこの映像化。
ポスターは青空だったり、福士君演じるヤマモトのアロハ姿と爽やか。意を決して見ることにしました。

「営業マンは成績がすべて」「3か月連続残業時間150時間のただ働き」。上司役の吉田鋼太郎さんが、パワハラの見本オンパレード。こんな上司絶対嫌だ!。隆が辞めたくなる・夢遊病のようになる気持ち、痛くわかって、カワイソウ。なところにヤマモト登場。何やかんやで隆を助けてくれるなんて、いいやつや~。関西弁もなんだか気が楽になる。

だけど隆は「小3の時のクラスメイトが、なぜ自分を覚えているのか?」と同級生に相談したら、ヤマモトはそのヤマモトじゃない。今はFB等のネットで確認できるしね。

「???」。見ている方も怪しい気はしてたんですよ。え、もしかしたら・・・。な疑問も解決し納得して、隆も前向きになって90分経過。
まだ30分録画あるけど?。ここからが思ってもみなかった展開。そう来たかー、マジかー。ちょっとほろり。ヤマモト、めっちゃすごい奴やったんやな。あ、冒頭の星空と英語のシーン。ここにつながってました(ここも謎でした)。
ここはネタバレしたくないので、伏せときます。パワハラなシーンとかもう吹き飛ぶ爽やかさでした。

途中リストラされた、隆の父の言葉がよかったです。「人生生きていればなんとでもなる。若いうちにいっぱい失敗すればいい」。

これから夏に向けて、おすすめしたい一作になりました。

ゆき@おうちの中の人