劇場公開日 2017年5月27日

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「3回くらい泣ける場面がある。タオルを持っていてよかった。個人的には「ヤマモト」の正体はわからないままでよかったのにと思った。」ちょっと今から仕事やめてくる ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.03回くらい泣ける場面がある。タオルを持っていてよかった。個人的には「ヤマモト」の正体はわからないままでよかったのにと思った。

2017年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

3回くらい泣ける場面がある。タオルを持っていてよかった。個人的には「ヤマモト」の正体はわからないままでよかったのにと思った。

Movixあまがさきでちょっと、映画「ちょっと今から仕事やめてくる」を見てきた。

午前10時からの朝一番の回にしては観客が多い。
50人以上はいたと思う。
女性が多かった。
あとで知ったが、火曜日はレディースデーのようだ。

工藤阿須加はブラック企業に勤めている。
吉田鋼太郎部長の激烈なパワハラに耐える毎日。
高圧的で暴力的な人物を演じたら吉田鋼太郎は日本の芸能界でナンバーワンだろうと思った。

やさしい先輩社員、黒木華もいたが、
工藤阿須加は耐えられなくなり、
電車に飛び込む寸前に福士蒼汰に救われる。

工藤阿須加の母親役はきれいな人だが、
誰なのか思い出せなかった。
老け役だったからだろうか、
クレジットには森口瑤子となっていた。

3回くらい泣ける場面がある。(個人差があります)
タオルを持っていてよかった。
ブラック企業にお勤めの皆様に見て欲しい映画。

電通の新入社員だった、高橋まつりさん(当時24歳)がこの映画を見ていたら、ひょっとしたら自ら命を絶つという選択肢を撰ばなかったかもしれないと思った。

個人的には、工藤阿須加が吉田鋼太郎部長に辞表を提出して、
福士蒼汰が待っているはずのカフェに戻った場面以降の描写は要らないと思った。

「ヤマモト」の正体はわからないままでよかったのにと思った。

上映時間は114分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック