ポエトリーエンジェルのレビュー・感想・評価
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おいしい給食の先生役から、武田玲奈ファンだ。たまたま見つけてみたが、思いの外、良かった。
悩める梅農家の青年と父親や母親との関係性。心を閉ざした高校生との出会い。
人生は奇想天外でファンタジーのような出来事はそうそう起こらない。生きるって事は本当はとても地味で退屈だ。
でもだ。学校生活、就職、働いて、生活して、家族と過ごす。様々な出会いがある。趣味でつながる仲間がいたりもする。
その中で小さな幸せを積み重ねていくのが人生じゃないのかな。
俺は日々刺激を求めるし、贅沢だしなんか自堕落な大人だ。
青年を見て、家族を見て、魂の叫びを聞いて、自分も又、新たな初心に戻るような気持にさせられた。
しかしだ。そういう素朴な幸せすら奪われていくような日本社会になっているよなあって、何かこれは良き時代の話だろうかなんて思わされる自分もいるのが事実。
社会は時代と共に変わっていくのは当たり前だけれど、大切なものを守らないといけない、そんな思い。
この映画、続編や、別バージョン見てみたいな。詩のボクシングよいじゃないですか。
武田玲奈の詩は泣けた。
詩のボクシング
2023年9月3日
映画 #ポエトリーエンジェル (2016年)鑑賞
和歌山県田辺市で毎秋開催される田辺・弁慶映画祭の第10回記念作品として製作、和歌山県「地域・ひと・まちづくり補助事業」を活用
こういう場合、県ゆかりの俳優を起用するものだが、主要キャストに誰1人いない
#岡部たかし とかいるのに
魂の叫び
全編魂の叫びだった。
まず作品の着眼点がすごい。
微妙に上手く生きられない人間にはすごい刺さるものがあった。
地味ではあるけど、物凄い見応えがある作品。
あと、梅酒をつける鶴見辰吾がすっごい嬉しかった
テーマは若者の成長だが異色の作品
こういうニッチな世界を扱って、しかもエンターテイメントとして成立させている映画は好きです。
若者が活動を通して成長する、普遍的なテーマ。
しかしポエトリーボクシング。
ググったらかなりの狭い世界(失礼)
こんな世界があるのかと心躍りました。
作中に出てくる詩の「道程」好きな詩です。
正直に書こう
武田玲奈と言う女優が僕は気になっている。
ぶっちゃけ可愛いからだ😍
だけど、可愛いだけではない魅力に
最近は魅了されている◎
始まりはムショぼけのリサで今は杏。
どちらも感情を面に出さず秘める役柄だが
どちらも難しく簡単に演じ切れる役ではない
と僕は思う。
ほんとこれからが楽しみな女優見っけたw
言葉の価値を信じたくなる、笑えて泣ける熱い言葉のボクシング
新宿の映画館で『踊ってミタ』が目に留まった。このご時世で足を運ぶにも重い。そこで、スタッフやメインキャストが同じのこの作品を観てみることにした。
なにより、詩のボクシングという題材から、うまく人々の営み、心に眠っていた思いが広がっていく瞬間が美しかった。東京03の角田の演技がハマりまくっていて、観ているこちらもポエトリーの魅力を感じるほどの演技だった。なかなか発せない女子高生の武田玲奈も魅力的で、何より岡山天音の伸びのない演技が刺さる。
どこか可笑しくて、でも泣ける。山崎賢人の友情出演とミセスのマッチしたエンディングがより作品を引き立てる。言葉の価値をもっと信じたくなる…そんな作品だった。
優しい人々の中で駆け抜けていく
岡山天音、武田玲奈がとても新鮮。二人の最後の詩は、心を打たれるものがあった。観ている時間がとても短く感じられたのは、優しい人々の中で駆け抜けていくような二人の疾走感だろうか。
キネカ大森にて
公開時に見逃して失敗したなぁ〜と思ってたら、キネカ大森でやってくれました。
最後まで飽きさせないいい作品です。武田玲奈ちゃん目当てだったけど、脇を固める方々がとても良かったですね。鶴見さん渋いね。
爽やか
主演二人のフレッシュさが良いですね。
岡山天音は雰囲気も演技力も主演級の俳優だなと改めて思った。全体のナチュラルな演技も良かったし、終盤の朗読シーンの迫力も凄かった。
ヒロインの武田玲奈は目力が印象的で、台詞が少なくて難しい役をしっかり演じていてびっくりしました。
コミカルさと熱さを上手く使って詩のボクシングを爽やかに見せていて良かったです。
自分をさらけ出す
自分を見つめ、自分とは何者なのかを言葉にするのは難しい。それが認めたくない自分ならなおさらだろう。22歳の青年が、それをやっていた。そして、彼は自分を乗り越えた。爽やかな、いい映画だった。武田玲奈が、かわいかった。
地味ですがいい映画です
予告で見た武田玲奈が気になり劇場へ。
これはいい!実にいい映画でしたぞ。物語自体はよくある青春モノだが、踏み出す瞬間と詩の朗読が合致するシーンが感動的!全体的に緩めのムードだっただけに最後にはやられた。
目当ての武田玲奈の目ぢからが半端ない。主演の男優は初見だがニートの佇まいが実にナチュラル。東京03角田の出番もギャグも多め。ほか脇役がカッチリと締めてた。
今後武田さんは女優として要チェックですな。
夢中になって何かに打ち込むことの大切さ。
岡山天音が観たくて。
けして見栄えのいい役者じゃないのであまり主役には起用されることが少ないのだが、僕はこの役者が好きだ。
下條アトム、鶴見辰吾、東京03角田、脇を固める役者の安定感がいい。岡山はふだんはこちらの役目。だから映画としての派手さには欠けるのだが、おかげで落ち着いて観れた。
詩のボクシングというと、「感情あふれる怒涛の言葉の連続」のイメージ。その対外試合(?)にかり出されたヒロインが、実は○○(伏せます)のために言葉が出てこない。むしろ、このときに絞りだされた言葉にこそ、胸を撃たれた。
思いと言葉と行動と、なかなか一致しない苛立ちが、映画の中にあふれている。それを自分で解決できないからこそ、人と交わるのだろう。結論が出るとか出ないとかじゃなくて、そこを目指そうとする思いが募ることで、感動が生まれるのだなあ。
期せずして、初日舞台挨拶あり。
いい映画
正直言うと、個性的でもありながら演技の実力がある俳優岡本天音と最近知ったばかりの同じスキルを持つであろう注目している女優小川あんを観に行ったのですが、全然圏外であった武田玲奈の演技に驚いてしまった。雑誌グラビアで見た事がある程度で、演技なんか全然期待していなかったから、余計に。
目で、キチンと演技してました。どうも失礼致しました。
内容は、ポエムバトル、心の叫びバトルを中心にして広がるお話です。
あと、大物俳優陣も出演していて、鶴見辰吾さんや下條アトムさんの安定安心演技は文句なしですね。
一言でいえば、優しい映画。
いい映画です。
追記 角田さんも最近映画でちょこちょこ観るようになったんですが、演技云々より笑い特有のアドリブを台詞にかましている?所に好感。それと、鶴見さんのムチャ振りにかかわらず、舞台挨拶の司会進行は流石でしたね。
心の叫びをここに‼︎
岡山天音という、逸材を発見してしまいました!
泥臭いながらも、フレッシュさを感じてしまう、彼の独特な演技は一体何処から現れるのでしょう…⁈
個性派俳優という言葉がぴったりと当てはまる、まさに奇跡の映画でした。
この映画のテーマは『詩』。
自分の心に秘めた思いの丈を、3分という時間の中でいかに情熱的に、声に出して表現できるかを競うものです。
彼の独特な想像力は勿論のこと、周りに登場する個性豊かな俳優たちの素晴らしい『詩』の世界にも注目です!
彼らの魂の叫びに耳を傾けられたなら、この映画の魅力をさらに感じることができると思います。
もう一つ感動したこと。
それは、Mrs. green apple の『soFt-dRink』という素晴らしい曲に出会えたことです。
17歳の時に書いた歌の歌詞が、この映画の世界とマッチして、とても素晴らしいエンドロールとなっていました。
さらに、武田玲奈さんの透明感ある演技に注目したならば、この映画の虜となること間違いなしでしょう(笑)
久しぶりに、心の底から純粋に笑える元気の出る映画を鑑賞できました!
そして更に今回は、特別試写会ということで、主役のお二人と、監督、主題歌を歌っている方々を拝見する事ができました。
キャストと監督の仲の良さを感じると共に、『詩のボクシング』がいかに大変だったかを知る事ができました。
4時間近くの大試写会イベントでしたが、大いに盛り上がり大満足でした!
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