劇場公開日 2017年5月20日

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「言葉の価値を信じたくなる、笑えて泣ける熱い言葉のボクシング」ポエトリーエンジェル かわちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5言葉の価値を信じたくなる、笑えて泣ける熱い言葉のボクシング

2020年4月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

新宿の映画館で『踊ってミタ』が目に留まった。このご時世で足を運ぶにも重い。そこで、スタッフやメインキャストが同じのこの作品を観てみることにした。
なにより、詩のボクシングという題材から、うまく人々の営み、心に眠っていた思いが広がっていく瞬間が美しかった。東京03の角田の演技がハマりまくっていて、観ているこちらもポエトリーの魅力を感じるほどの演技だった。なかなか発せない女子高生の武田玲奈も魅力的で、何より岡山天音の伸びのない演技が刺さる。
どこか可笑しくて、でも泣ける。山崎賢人の友情出演とミセスのマッチしたエンディングがより作品を引き立てる。言葉の価値をもっと信じたくなる…そんな作品だった。

たいよーさん。