ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のレビュー・感想・評価
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なんどでも観たい
本日3回目の鑑賞です。
じんわりとあたたかい気持ちが残る映画です。
二宮さんがロールキャベツを食べた後の表情から続く、過去パートのシーンが大好きです。
幸せが溢れて胸がいっぱいになります。
その後は一気にストーリーが動いて…
エンドロールの最初に「ラストレシピ」とタイトルが出る…その時の音楽と相まって涙腺が崩壊してしまいます。
静かに、丁寧に重ねられた糸を二宮さんの表情や仕草で紡がれ、気づくと心が満たされている。何度も浸りたくなる映画です。
過去と現在のバランスが悪いのかな?
日本軍や満州国を揺るがす壮大なストーリーかと思ったら、思いのほかこじんまりしたお話でした。その分、現在と過去を行ったり来たりするわりには、とてもわかりやすい展開になっていました。わかりやすすぎて、かなり早い段階でおおよそのオチまでわかってしまったため、ラストの盛り上がりに欠ける印象でした。
加えて、二宮くんの演技がいまひとつ物足りなかったのも、感動的なラストとならなかった原因の一つだと感じました。彼の演技も決して下手ではないし、役にも合っていたとは思います。しかし、佐々木充の変容が伝わってこないため、ラストが薄くなってしまった気がします。
対照的に、過去シーンの西島秀俊さんと宮崎あおいさんの演技はすばらしかったです。夫を献身的に支える妻、妻の思いに触れ、その存在の大きさに気づき、生き方を変えていく夫の姿が本当によく描き出されていました。特に、山形が妻を看取るシーンは最も感動的で、涙が溢れてきました。
いっそのこと、過去シーンをメインに据え、現在シーンを無理に感動的に仕立てず、二宮くんをただの狂言回しにすればよかったのではと思ってしまいました。描き方といい、役者の演技力といい、過去と現在のバランスがちょっと悪かったかなという印象の作品でした。
おいしい映画 料理の映し方が素晴らしく、お腹が空く映画 二宮和也が...
想像以上のいい映画
空腹での鑑賞は酷、それにハンカチも必携です...
出来過ぎ、、な感じはあったかなと。
出演の俳優さんがすべて好みということもあり、
ワクワクで鑑賞。
したものの……
どなたかも書かれていましたが、
「え?結局そこのお話か。」っていう感じがあったし
「よくできたお話だな」という感じが否めなかった。
あぁ、そこが着地点なのね、という。。。
ただ、子を育てる母としては、毎日何気に作っている食事がはたしてどれだけ子供にその味を刻めているのかなっていう気持ちが強く残った。
ただ、ラストの充の涙は、拒み続けたことを後悔し愛を感じたのである涙でもあるし、何より、あんな壮大なレシピで仰々しい食事をしたとしても、結局は身近に食している母親の味 に戻ってくるのだなというところは、身近に感じられて、共感できた。
西畑大吾君の、あの、、、複雑な心情の中で壊れて泣く様は、すごく良かったと思います。
あの夫婦の柔らかな雰囲気、
映像から、出汁の香りが漂いそうなシーンも
セリフがないながらも、とても幸福な気持ちになったし
まず、そこでこみあげてきた。
二宮くんについては、
さすが、ラストのあの泣きが何とも言えなかった。
わかりやすく泣ける映画。 感動映画を求めて見に行くか、嵐好きなら楽...
もっと壮大な話かと思ったら....
何のために料理を作るのか?
そこを見失ってしまった主人公が
幻のレシピをめぐる真実を追うことで、沢山の人々に触れて
「何のために」に気づかされて行く話。
料理の映画だけに美味しそうなシーンも多く、
役者陣もいつもの見慣れた思った通りの役と演技で
普段あまり映画を映画館で観ない人に向けては
観やすい映画だと思います。
西島秀俊はちょっとこだわりの強い役が相変わらず似合うし
安定の宮﨑あおいが涙を誘うね〜〜。
で、月に10本ほど映画を観る中途半端な映画好きとしては
主題は良いのだけど、戦争中の話が大きな謎として出てきているので
正直、もっと壮大な話かと思ったら
予想外に小さなところに帰結していて、あらら〜〜〜
この小さな話をここまで大仰に仕立てあげた
スタッフ方々の手腕に拍手!(笑)
二宮くんのラストの表情、表現、そこはとても良いのだけど
あの表現は料理人ではなく、
懐かしい味に出会った時の「人」としての素直な表現。
演技的には良いと思うんだけど、
その素直な表現を採用した編集が結果、
この映画は「小さな話」だった
と言うことを強調してた様に感じてしまう。
言ってみれば「この世界の片隅で」と正反対に思えた。
あちらは日常の本当に些細な出来事から、
戦争や原爆というものの恐ろしさや理不尽さへと
どんどん広がって行くのに
「ラスト・レシピ」は国家の陰謀や軍隊の暴走の恐ろしさから
どんどん小さくなって
結局、一個人の物語に終わってしまって、
大風呂敷を広げた分、なんとも尻すぼみで物足りない!!
にしても、宮﨑あおいは映画に出る時、
カメラを持つのがお約束になってるのかしら(笑)
★もう一度観るなら?「無料で」(地上波で充分)
あえておすすめはしない…かな
主演の彼のファンが必死の星5をつけているところ申し訳ないけれど、微妙…。
お話はよくできている…けれど、出来すぎ。
途中から話が読めてしまうので、すべてが明らかになったときの感動も少なめ。
過去と未来をいったりきたりしながら進むストーリーは、本来は現在に重きを置くべきところが、過去を丁寧に描くあまりに現在がおざなりになってしまって、過去に触れて変わっていく主人公の心情の変化がまったく伝わってこない。
過去を演じた俳優さんたちの演技が良かった分、結局主演はどっちだったんだ?ということになっている。
主演の彼の演技はかなり評価されているらしいけれど、この作品以外のいくつかの作品も観たが、そこまで評価される演技とは思えない。
今回も普段のバラエティ等で見かける彼と寸分変わらない彼がそこにいたので、そのままだな…と思った。
とりあえず眉間に皴寄せておけばいい…みたいな演技が、ここまで評価されるのは、アイドルのわりには上手いという評価が、いつのまにか俳優として上手い、にすり替わったせいか?
あと、これは余談だけれど、でてくる料理が個性的過ぎて、あまりおいしそうに見えなかった(笑)
ストーリーが途中で読めてしまう
予想以上に良かったけど…
ラストレシピ
大きなスケールで家族を描いたヒューマンドラマ
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