潜入者のレビュー・感想・評価
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期待造反理論の一種で、反社会的な人物なのに、意外といい奴だと、良い...
期待造反理論の一種で、反社会的な人物なのに、意外といい奴だと、良い人なのではと思ってしまう事。
でも、悪者は悪者。
情はいらない。
また アメリカが南米へ圧力をかけていた時代。レーガン大統領の写真が小学校に掛っていた。よくよく考えれば、そう言った保守的な層のプロパガンダ映画かもしれない。
タイトルなし
麻薬潜入捜査官演じるブライアン・クランストン、その妻ダイアン・クルーガーの緊張感ある演技が良かった。五年も捜査を続けた実話に、マフィアとの友情も人間ならわかる気もするし、自分や家族の身の危険を考えたら、油断もできない、本当に恐ろしい。
潜入捜査官の苦悩と悲哀
麻薬絡みの潜入捜査のお話。
随分老けた潜入捜査官が主人公なんだなぁ、ってのが第一印象。
潜入先の偽りの身分を演じれば演じるほど、本当の自分がどちらか分からなくなる。
潜入先で人間関係を築けば築くほど相手に情が移る。
しかもバレたら自分も家族も命が無いって、
生半可なメンタルじゃやってられない。
相手は犯罪者で仕事とはいえ、自分を信頼し危険を冒してまで祝福する為に集まってくれた相手を裏切る事になるラスト。
…切ない。
コロンビア麻薬カルテル絡みでリンクしてるので、映画のノリが全然違うけどトムクルーズ主演のバリー・シールを先に鑑賞するとより良いかと思います。
私は最後までやり遂げる
【潜入者:おすすめポイント】
1.ロバート・メイザー役ブライアン・クランストンが演じる、極限の緊張感がたまらない実在の潜入捜査が凄すぎる!!!
2.ロベルト・アルカイノ役ベンジャミン・ブラットの生活が素敵すぎる!!
3.キャシー・アーツ役ダイアン・クルーガーの役柄・雰囲気・ファッション、全部いいなぁ!!
4.イヴリン・メイザー役ジュリエット・オーブリーの苦悩がわかるなぁ!
【潜入者:名言名セリフ】
1.ロバート・メイザー役ブライアン・クランストンの名言名セリフ
→「1つ間違えれば我々は死ぬ。」
→「私は最後までやり遂げる。」
→「麻薬王パブロ・エスコバルの組織を潰す!」
2.ロベルト・アルカイノ役ベンジャミン・ブラットの名言名セリフ
→「宝石をあげる相手はもっと慎重に選ばなければだめだ。」
→「私の汚れた金が無ければアメリカ経済は破綻する。」
→「日本のアコヤ真珠だ。」
→「家族や友人無くして、この世に生きる理由があるか?そのなもの無いだろう!」
3.ヴィッキーおばさん役オリンピア・デュカキスの名言名セリフ
→「絶対負け犬になっちゃ駄目よ。大物になるのよ!」
潜入捜査官の苦悩ってきっとこんな感じ。
実話ものはオチが分かった上で観ますけど、やっぱりハラハラドキドキして面白い。
ここ数年で一番ハラハラしたのはアルゴですが、この作品もどうなるかハラハラしてました。
目の前で突然人が死ぬし、家族が狙われたらと不安になるし、何か一つでも疑われたら頭ドカン、というスリルはずっとありました。
もしかしたら密告屋のあの人…という不安もありましたが。
近づき過ぎると、相手にも家庭があり、子供がいる同じ人間なんだと、余計に身を引き裂かれる思いです。いやそもそも悪いことしてるのはあちらなんですけども。
世界が同じだったら、無二の親友やったんやろな、と思うとあの妻の叫びも悲しくなりました。
いやそもそも悪いことしてる方が悪いんですが!!!
と、二つの思いが入り混じって寂しく感じるあの事件のラストでした。
結婚式のシーンは、そういう寂しさと、長年の苦労の末の一網打尽という爽快感?達成感?を感じさせました。
面白かったです。
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