潜入者のレビュー・感想・評価
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クルーガー。
面白いが詰まってた
潜入者
コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの組織に潜入した実在の米国関税局特別捜査官ロバート・メイザーの回顧録を映画化した衝撃の実録クライム・サスペンス。
命がけの潜入捜査の内幕と、
悪人である捜査対象者たちとの信頼関係を構築していく中での葛藤を緊迫感あふれる筆致で描き出していく。
メイザーは、
マニーロンダリングを行うビジネスマンと偽って組織の中に入り込み、
幹部の連中から信頼を得るまでの過程は、
まさに綱渡りの連続と言ってもいいと思います。
トラックの荷台に目隠しで乗せられて、
アジトと思われる所に連れられたときは、
何か儀式みたいな祈祷して、
隣の人は殺されたのにメイザーは助かったのはよく分からなかった。
カルテルの連中と一度信頼を勝ち取ると親密になり、
ほとんど家族同然の付き合いに変わります。
潜入捜査中でもたまに自宅に帰ったりするので大丈夫かとヒヤヒヤさせられます。
本当の妻と結婚記念日の食事するシーンで、
偶然モーラ父と出くわしますが、
妻のことを秘書だと言って誤魔化してたけど、
あのケーキでバレてそうに思る。
クライマックスの結婚式場で、
騙されたロベルト・アルケイノが逮捕された時の表情が何とも言えません。
冒頭ではボウリング場で麻薬の密売人と一緒に逮捕されていたメイザーでしたが、
結婚式場では一緒に逮捕されてないので、
これで面が割れてしまい今後のおとり捜査中に支障が出るのではと思います。
実話かぁ
実話とは驚愕…
やはり実話は凄い
Cチェイス作戦
米政府の潜入捜査って凄すぎる
定年を控えたFBIベテラン潜入捜査官がコロンビアの麻薬王とその一派を一掃するため家族の猛反対を押し切り五年の長期に渡り危険な潜入捜査に挑んだ実話の映画化。いかにして麻薬王を騙し続ける事ができたかを描いた本作に残忍な描写や撃ち合いシーンは少なく、潜入捜査の舞台裏にスポットライトを当てた心理描写中心のサスペンスに仕上がっている。007ジェームズ・ボンドばりの発明品が登場したり、騙しの㊙テクニック満載で見どころ豊富です。悪人であるはずの麻薬王はやり手のビジネスマンで大富豪として描かれているため、映画を観てる私も麻薬王とその一派が段々と好きになってしまい、最後のシーンでは同情してしまいました。実在した主役の潜入捜査官も内心はそうだったはずです。仲間を売る奴ほど憎い存在はいない。潜入捜査官は命よりも大事なその仲間たちを裏切り売ったんですから最悪最低な奴で許されない悪党です。あれ?麻薬王が善人になってしまった。これが映画の醍醐味です!是非、映画館でお楽しみください。
俳優も脚本もいい
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