「やや古さを感じさせる映像ですね」潜入者 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
やや古さを感じさせる映像ですね
メデジン・カルテルの資金ルート壊滅の為に組織に潜入した捜査員と、その家族の苦悩を描く物語。
実話をもとにしたお話のようですね。
実話ベースだけに、物語はリアル。
実績のあるベテラン捜査官の自信、しかし長期間の潜入から、死の恐怖や対象者への友情など徐々に苦悩の影が色濃くなります。
この作品の良いところは、家族の苦悩の表現。大袈裟や表現を控えていますが、奥さんがレストランのシーンや女性関係に苦悩するエピソード等は秀逸でした。
ラストもカタルシスと虚しさをしっかりと感じさせるもので、鑑賞の満足感を高めます。
やや中盤冗長に感じた分、少し評価は落としましたが、それでも4は付点出来る佳作だったと思います。
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