劇場公開日 2016年12月3日

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ひかりをあててしぼるのレビュー・感想・評価

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3.0最後まで書けなかった小説

2024年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

実際に起きた事件をモチーフにした作品
事実は小説より奇なりというが、その「奇」の部分を「事実」の背後に託している。
結局、
描き切られていないことが、トモミとコウヘイの人間像に迫っていないことになり、わからないし共感できないことが起きてしまっている。
モチーフに使った事件は存在するが、背後の事実が制作者の想像だけのような気がする。
冒頭に、実際の事件とともにいまだ存在するマンションに触れているが、この意味も不明だ。マンションが何か悪いことをしたのでしょうか?
タイトルが言いたいのは、事件に光を当てその真実を絞り込むとでも言いたいのだろう。
作品は、
未だ捕まらない犯人だと思われているタクミが、トモミの妹エミを訪ねることと、彼の知る事実を彼女に伝えることが物語となっている。
簡単に言ってしまうと、トモミもコウヘイも親の虐待を受けて育った。続きを読む

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R41

3.0DVバランス

2024年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

 マウント取っていた智美が逆に暴力を受入れるようになっていく過程・・・ここがキモだと思うのに、その転換点がよく分からなかった。この心理変化が上手く描けていたら相当怖いホラー映画になっていたけど、主従入れ替わりという発想は面白かった。出会いの合コンの場では「法律事務所で働いている」と、本当か嘘かわからなかったのも残念なところ。いつの間にか巧の年収の倍になった?その仕事内容もわかんない・・・単なるホストか?

 個人的には夫婦の愛憎劇の様子より、危機を救う騎士から傍観者に転落した巧の心理面のほうが好みだった。そして幼い姉妹がクローゼットに隠れていたプロローグとエピローグ。さすがに子どもに対する虐待は描かれてなかったけど、どこかマゾヒスティックな面が智美に芽生えたのだろうか・・・ここも興味深いところなんだけどなぁ・・・

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kossy

2.5人の汚さとかDVとか。 全体的に気持ち悪かった、殺してからの女優の...

2021年5月27日
スマートフォンから投稿

人の汚さとかDVとか。
全体的に気持ち悪かった、殺してからの女優の怪演は良かったけれど。

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collectible

3.0生々しい。

2018年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

DV、生々しい。本当にこういう感じあるんだろうね。

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khapphom

2.5女性は恐い

2017年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

旦那が嘘を言って結婚した夫婦。子供がお腹にやどったが残念ながら生まれなかった。嫁さんの協力もあり、旦那は、無事に就職できた。仕事は、順調だったが、ひょんなことから、旦那がDVを始めていき、家庭が壊れていくという内容だった。
DVをふるう旦那の影響で、嫁さんがおかしくなっていくという内容だと思って観ましたが、実際は、違いました。
途中で、嫁さんがおかしくなっていくのは、自分を守るための防衛本能なんだろうなと思いました。作品の途中で、「誰が正しいのかがわからい」というようなセリフがありましたが、本当だなと思いました。観終わっても、だれがまともなのかわからない作品でした。
しかし、愛情は恐いなと改めて思いました。愛情がなくなったら人間はなんでもするんだなと思います。

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やっすー

2.0『暴力』を介在させるということ

2017年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

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いぱねま

5.0女という生き物

2016年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

予備知識なく観たが、アメリカの映画祭でホラー作品賞をとっただけあって怖かった。

ただ、その怖さはじわじわくる感じだった。

普段、知っている知人の女性が実は映画の主人公のような女だったら。友達が暴力を振るう男だったら。

相手が自分に見せている部分なんて、実はその人の1部にすぎない。この作品を見て改めてそう思った。

ヒロインの派谷恵美の笑顔がすごい。この笑顔を見るだけでも、映画を見るに値する。

あの笑顔を見せられた時に自分はどうするのだろうか。
引きずる作品ではあったが、観てよかった。

映画祭で主演女優賞をとったのも納得の演技だった。

ミニシアターでこういう作品に出会うと得した気分になる。
観客に女性が多いのが、意外でそして恐ろしかった。

彼女たちの中にも、共感する部分は続きを読む

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akira0720

4.0派谷恵美の一人勝ち

2016年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

実際の事件をモチーフにしているものの
実話を忠実に再現しているわけではないようなので、
インスパイア・フィクションどまりかもしれない。

にしても、派谷恵美の不気味っぷりが素晴らしく、
上映後の舞台挨拶でも、役を引きずりちょっと恐怖を感じるほど。

今年後半に公開されたシネコン系作品の酷い有様に愕然とする中、
こういうミニシアター系作品が小粒ながらに良作を残してくれていることが唯一の救い。

もし声優が主演女優賞を取れるのであれば「この世界の片隅に」の「 のん」が取るべきでは!?と、思っていたが、恐らくシステム上そういう受賞はないであろう...。と、考えた時に、派谷恵美は主演女優賞与えたいレベル。
受賞せずとも、ノミネートくらいはしてあげてほしい。

映画の内容ほどのところまでは流石に行かなかったが、
私の続きを読む

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Kotaro

4.0

2016年12月4日
フィーチャーフォンから投稿

怖い

興奮

バラバラにされた遺体が見つかるところから回顧録的に始まる、実際の事件を元にした話。

最初は暴力的な旦那かと思ったら実は…何とも狡猾で恐ろしくおぞましく、ホラー映画をみているような感覚になる。

鑑賞前、実際の事件のことはあまり覚えてなかったけど鑑賞して色々な背景を思い出した。

風俗で働いていて客に家賃出させていたこととか、汚部屋だったこととか、夫婦共に浮気をしていたこととか、勝手に堕胎したこととか、DVと見せる為にシェルターに避難したこととか、死体を遺棄するのも億劫がったこととか、捜索願いやリフォームの隠蔽工作のこととかは作中には詳しくかかれておらず、事実よりマイルドにしているのが少し残念だけど、テンポや尺を考えたら良いところかな。

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Bacchus