「ドキュメンタリータッチだったら良かったのに」サバイバルファミリー ELEVENさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリータッチだったら良かったのに
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エネルギーがまったく調達できなくなったらこうなってしまうという映画なのかな、なんて視点で見始めた。
ありえないことに、謎の大型停電と同時に充電池の残量も枯渇し、街中の車のエンジンがかからなくなり、飛行機も同様。でも誰も太陽光発電を考えつかない。
一家に自転車での旅を決意させるために仕方ない設定だったとはいえ、「もしも」の世界として見るには荒唐無稽が過ぎる感じがしてしまう。
サバイバルマニアをうならせるほどの雑学が散りばめられているわけでもない。
監督的には「バッテリー液が飲める」というのが最大の知識だったのだろうか。サバイバル雑学を感じたのはそのくらいだ。
コミカル要素は序盤にしかなく、だんだん気持ちが沈んでくる。
でも、自給自足するしかなくなったら田中さん(大地康雄)最強だよね、と思ってしまった。
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